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DeadbyDaylight

でっどばいでいらいと

『Dead by Daylight』とは、カナダのBehaviour Interactiveが開発、販売する非対称オンライン対戦ホラーゲームである。
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概要

カナダのゲーム会社「Behaviour Interactive」が開発、販売する非対称オンライン対戦サバイバルホラーゲーム。2016年6月に発売されたWindows版を皮切りに、以降も様々なプラットフォームで発売されている。


オンラインでマッチングした最大5名のプレイヤーで、ホラー映画さながらの殺人鬼との追走劇をイメージした攻防を展開する。中期からは有名ホラー作品とのコラボレーションも実現し、これまで恐怖の対象だった有名シリアルキラーを自ら操作できるというのも魅力の一つ。


マッチングは長らくランク制だったが、2021年9月からスキルレーティング制に変わり、不可視のレートを元にそれに近い相手とマッチングするようになった。


対応機種はPC(SteamMicrosoftストア、EpicGames)、PlayStation4PlayStation5XboxOneXboxSeries X|SNintendoSwitch。またAndroid/iOS向けの『Dead by Daylight Mobile』も基本プレイ無料で配信されている。

モバイル版を除く、全てのプラットフォームで異なるプラットフォームのプレイヤーとマッチングできるクロスプレイが採用されている。


また、2022年5月には本作の公式スピンオフ作品として、殺人鬼たちを攻略対象とした恋愛シミュレーションゲーム『『Hooked on You: A Dead by Daylight Dating Sim』を同年夏に発売することを発表した。…どういうことなの。


世界観

はるか古代から存在するとされる邪神「エンティティ」は、様々な国、場合によっては時代から集めた殺人鬼たちを従え、自ら創造した「裏の世界」にて人間たち(生存者)を相手に「狩りの儀式」を行わせる。


生存者たちは、たとえ逃走に成功しても、もしくはその毒牙に捕まり凄惨な最期を迎えても、何故か五体満足の状態で同じ場所に戻されてしまい、再び殺人鬼の巣窟に放り込まれてしまう。殺人鬼たちもまた、中には理性を失い獣の如く獰猛な精神と力を持った者でさえ、不可解な存在たるエンティティには敵わず、畏怖を抱きながらその命令に従い、生贄を求めて生存者たちを付け狙うことになる。


その目的は未だ明らかにされず、生存者、殺人鬼たちは今日も閉鎖された不可思議な世界で生死をかけた攻防を繰り広げる。


狩りの儀式(ゲーム)のルール

最大5名のプレイヤーの内、1体のキラー(殺人鬼)と、複数人(最大4名)のサバイバー(生存者)に分かれ、広く入り組んだ狩場(フィールド)上で追走による攻防を展開する、言わば「鬼ごっこ」のようなルールのゲーム。キラーは「逃げ惑う生存者を負傷させ捕獲し、肉フックに掛けて生贄に捧げる事」、サバイバーは「発電機を修理し、脱出ゲートを開けて狩場から脱出する事」がそれぞれの目的となる。


単純な頭数ではキラー側が不利なようにも思えるが、寧ろ彼らは多彩な攻撃手段を有する存在で、その経歴もさることながら、様々な異能の力でサバイバーたちを追い詰めることが可能。一方、サバイバーは彼らに比べれば非力な一般人であり、その猛襲を如何にして退くかという立ち回りを要求され、集った他の仲間と協力しながら脱出を目指すことになる。


ゲームに参加したサバイバー全員がそれぞれ脱出・生贄化・死亡した時点でゲーム終了となり、その後それぞれの基準で儀式のスコアが決定し「ブラッドポイント(BP)」が与えられる。儀式を繰り返し貯めたBPを各キャラクターに割り振ることで、対象者のレベルアップや「パーク(PERK)」「アドオン(Add-on)」といった強化スキル・消耗アイテムを入手することが出来る。ただ逃げるだけでは獲得量が少なく、如何にゲーム中で活発に動けるかがミソ。


登場キャラクター

(※各陣営のキャラクターの詳細についてはそれぞれのリンクを参照。)

キラー(殺人鬼)

死に救済はない

儀式の「追う」役である彼らの目的は、フィールドのどこかに潜む生存者をできるだけ多く生贄に捧げることである。各々が違った基本性能と特殊な能力を備える為、それぞれの特性を理解し操作することが上達の近道となっている。生存者を発見した場合は彼らを追跡し攻撃してダウンさせ、フックに吊るすことで生贄へと捧げることができる。


生存者とは違い一人称視点で視野が狭い為周りをよく見渡す必要がある。逆にフィールド上の発電機やフックの位置を把握でき、脱出のために発電機の修理が必要な生存者の行動を読み襲撃することが基本的な行動となる。また、中には生存者の索敵や隠密しながら接近する特殊な能力を持つ殺人鬼もいる。近づかれた生存者は窓枠を使って距離をとり隠れようとするので、これらを避けて追跡したり、板を破壊するなどの工夫をして追い詰める必要がある。


また、狩場となるフィールドは殺人鬼たちと縁ある場所が再現され、多くは現世にて彼らが関わった(自ら起こしたもしくは巻き込まれた)凄惨な事件の現場がモチーフとなっている。飽くまでも似て非なる空間であり、儀式のたびに建物や設備の配置が異なっている。


サバイバー(生存者)

【Dead by Daylight】サバイバー

儀式で「追われる」役となる彼らの目的は、殺人鬼の追跡を逃れながら協力してフィールドに点在する発電機を修理し脱出ゲートを開けて脱出することである。彼らは基本、殺人鬼に対抗できるような戦闘能力は持たないため、遭遇すればまず勝つことは不可能なので発見されれば逃走する他ない。


殺人鬼と違い三人称視点で360°の広範囲を振り向くことなく見渡すことが可能であることに加え、殺人鬼が一定距離接近すると、生存者は彼らの心臓の鼓動音「心音」が聞こえる為、基本的には心音を目安に逃走や隠密をすることになる。もし殺人鬼に発見され追跡された場合、窓枠など、彼らの進路を妨げる障害物を活用して逃走し、撒く必要がある。ただし、同じ窓枠は過度な連続使用ができず、板は殺人鬼に破壊されると再使用ができない。


殺人鬼から攻撃されダメージを負うと「負傷状態」となる。負傷状態では血痕が残ったりうめき声を発したりと彼らの追跡から逃れるのが難しくなる。そして負傷状態で更に攻撃を受けるとダウンし「這いずり状態」となってしまう。この状態になると殺人鬼に担がれてフックへと連れていかれてしまう。ただし、フックに到達する前にもがきゲージを溜めれば脱出できるのであきらめてはいけない。


フックに吊るされると吊られ状態に移行。体力ゲージが0になる、もしくは一定回数吊るされると生贄として捧げられ脱出失敗となってしまう。フックから脱出するためには他の生存者によって救助される必要がある、もちろん自力での脱出も可能だがこちらは確定ではない上に失敗すると体力ゲージを大きく減らしてしまうので注意。


Entityエンティティ

儀式の首謀者である本作の首魁。ゲーム内では生贄をフックに吊るすと姿を現す。全貌は不明だが、黒々とした節足動物の足や死神の大鎌のようなものを空間に出現させ、生存者を串刺しにして連れ去って行く。


ストーリー上で言及されている謎の存在で、上述のサバイバー、キラー達は皆、このエンティティが作った謎の世界に迷い込み何度も儀式を繰り返している。場所や時代を問わず様々な人間や殺人鬼を召喚し、広大な土地を丸々空間ごと隔離し儀式のための狩場にできるあたり、相当な力を持つことが窺える。生存者にとって恐怖の対象である殺人鬼たちですら、彼の強力な力の前では従わざるを得ないという。


ゲーム中で特に言及はされていなかったが、バージョンアップによって「殺人鬼目標ポイント」が設定され、目標に満たなかった場合「エンティティは不機嫌」などと表示されるようになった。


基礎用語

儀式の関連用語

発電機

フィールドに点在するピストンのついた機械。各フィールドで全7台あるので、生存者はこれを5つ修理することで脱出ゲートを通電させることができる。ピストンの動いている個数、激しさでその発電機がどの程度修理が完了しているかが分かるようになっている。修理が完了した発電機は電灯が灯る。


通路に立てかけられており生存者が倒すと殺人鬼が通り抜けできない障害物となる。ただし倒れた板は殺人鬼が破壊できる上破壊されると復活しないためむやみに使用すると後半戦で苦戦をしいられることとなる。


窓枠

「窓枠」という名前だが一部の手すりや仕切りにも同じ機能を果たす箇所が存在する。生存者、殺人鬼の両方が乗り越えられるが生存者は殺人鬼より早く乗り越えられるためその時間差分距離を稼ぐことができる。板と違い何度でも使用できるが連続で同じ窓枠を三回使用すると一定時間封鎖されてしまうので注意。


トーテム

フィールドに点在するどくろが三つ合わさった置物。殺人鬼が名前に「呪術」と付くパークを使用するとフィールド上のトーテムのうちの一つがランダムで光り、そのトーテムが生存者によって破壊されるまでパークの恩恵を受けることができる。基本的には呪術パーク一つにつき一個のトーテムが光る。


ロッカー

赤い色をした細長いロッカー。生存者は中に入ることで身を隠すことができる。ただし、隠れていてもうめき声が外に漏れる上、ロッカーに隠れている状態で殺人鬼に見つかると即担ぎ状態になってしまうという危険な一面もあるので過信は禁物である。


脱出ゲート

フィールドに二か所存在する大きな扉。生存者はここからの脱出が基本となる。ゲート自体に通電してもゲート脇の開放レバーを引き続けなければゲートは開かないので注意。


脱出ハッチ

ゲート以外のもう一つの脱出手段。フィールドのどこかの床に出現する。通常は固く閉ざされているが残りの生存者が一人になると開く、いわば救済措置。開いたハッチ付近では風が吹き抜ける音が聞こえるのでその音を頼りに探すとよい。


処刑フック

殺人鬼用のオブジェクト。瀕死の生存者を吊るすことで処刑を進行させることができる。地下フックを除き生存者の処刑が完了するとそのフックは壊れてしまう。


地下室

フィールドの特定の位置に出現する空間。出入り口が一か所で外に出るまでの道は狭く一本道のため生存者がここに連れ込まれると通常より脱出、救出の難易度が上がる。逆に殺人鬼は非常に有利に動くことができるので余裕があれば積極的に地下室へ吊るとよい。


キャラ能力の関連用語

アイテム(Item)

生存者が儀式中に使用できる消耗品。

フィールド上のチェストから、もしくはブラッドウェブでBPを消費して、場合によっては他の生存者が手放したものを拾う形で入手することになる。

  • 殺人鬼の顔を照らしてスタンさせたり一部能力を解除させる「懐中電灯」。
  • 自分の治療が出来、他者の治療速度が上がる「治療キット」。
  • 発電機の修理速度上昇、フック破壊が出来る「工具箱」。
  • 発電機の場所を記録しオーラで確認できる「地図」。

…が大まかな種類で、それぞれレア度が高いほど効果も上昇する。「カギ」については単体では使い物にならないが、アドオンと組み合わせることでマップ上の他プレイヤーの位置を把握できたり、脱出ハッチを解錠できたりする。その他、一部キラーとのマッチで出現する特殊アイテムもある。


アドオン(Add-on)

生存者のアイテム、もしくは殺人鬼それぞれの特殊能力を強化するための消耗品。

生存者・殺人鬼でそれぞれ種類が異なり、強化対象に因んだ物品である事が多い。


パーク(Perk)

キャラの性能を強化する装備品。

生存者・殺人鬼の各陣営で共有できる「共通パーク」と、各キャラ個人のみが装備できる「固有パーク」の2種類が存在する。また、固有パークを共通パークのように他キャラでも装備できるようになる「ティーチャブルパーク」というものも存在する。


オファリング(Offering)

直訳すると「供え物」。

一度のマッチで生存者・殺人鬼それぞれがセット出来る消耗品。プレイヤーにとって儀式を優位に進められるルールの追加や、リザルト時のBPの獲得数を上昇させる効果を持つ。


メメント・モリ(Memento-mori)

意味はラテン語で「死を忘ることなかれ」。

上述のオファリングの効果で殺人鬼が使用できる一撃必殺技。各々の特殊演出で捕まえた生存者をその場で殺害する事が出来る。オファリングの種類によって殺害できる最大人数が変わる。


コラボ作品と追加キャラクター


関連イラスト

dbd


関連タグ

ホラーゲーム STEAM 鬼ごっこ

dbd デッドバイデイライト キラー(dbd) サバイバー(dbd)


派生タグ


ゲームシステムが類似する作品

  • 13日の金曜日・・・ゲーム版がこれと同じく「複数の生存者VS一人の殺人鬼」と言う構図のオンラインバトル型式をとっている。(ただし、脱出の方法が複数あることや、やり方次第ではジェイソンを殺す事が可能といった相違点がある)
  • The Texas ChainSaw Massacre・・・DbDともコラボした「悪魔のいけにえ」を原作とした、殺人一家3人&NPC VS 被害者4人の非対称対戦ゲーム。上記のfridaythe13thgameと発売元が一緒で、脱出の方法が複数なのは同じだが、一家を殺害することはできない。
  • SoulatStake/灵魂筹码・・・東洋版DbDと呼べるホラーゲーム。
  • IdentityV(第五人格)・・・4対1の対戦型ゲーム。キャラクターが人形風なのが特徴。後に2人対8人など様々なモードが実装。DBDのプロダクトマネージャーらが公式なアドバイザーに就任していた。
  • Propnight・・・プロップハントと王道のかくれんぼホラーゲームを合わせた4vs1のマルチプレイヤーゲーム。
  • ドラゴンボール ザ ブレイカーズ・・・7人のサバイバーと1人のレイダー()に分かれて勝敗を争う。キャッチコピーは戦闘力5の君たちへ贈る――究極の脱出劇」
  • バイオハザードレジスタンス:『バイオハザード RE:3』(Switch版を除く)に収録されている1人対4人の非対称対戦オンラインゲーム。
  • HomeSweetHome:派生作品に4対1の非対称型対戦ゲームがある。儀式を終わらせて、脱出フェーズに入れば生存者がキラーを殺すことも可能(但し、大人数生き残ってることと多くの攻撃アイテムが必要)。
  • Monstrum2:monstrumの続編。前作は1人用のゲームだったが、今作は4人の囚人と1体のモンスターによる非対称型対戦ゲームなった。
  • Secret Neighbor:「Hello Neighbor」の派生作品。子供5人で始まり、地下室のドアを開けるか一定時間経過で勝利となるが、肝心の隣人はその子供の中に紛れており、隣人となった子供はうまく一人ずつ騙して仕留めていくのが目標。
  • PROJECT:PLAYTIME:『Poppy Playtime』をモチーフとしたマルチプレイヤーゲーム。プレイヤーはサバイバー6人とモンスター1体に分かれる。


外部リンク

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サバイバルホラー さばいばるほらー

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