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概要
米カリフォルニア州を管轄とし、各地で凶悪犯罪の捜査にあたるCBI(California Bureau of Investigation -カリフォルニア州捜査局)。捜査コンサルタント、パトリック・ジェーンは鋭い観察眼を持ち、人の心の動きを逐一読みとり、嘘を暴いて真実を見つけだす犯罪心理のスペシャリストだ。CBIの捜査官リズボンは彼をチームに迎え入れるが、被害者の家に勝手に上がり込んだり、事情聴取でいきなり「君が犯人か?」と尋ねたり、事情を知っていそうな者に催眠術をかけてみたり…と、型破りな彼の行動にチームのメンバーは困惑する。
かつては、ニセ霊能者としてテレビで人気者だったパトリックは、妻と娘を連続殺人鬼「レッド・ジョン」に殺された悲劇の過去があった。
登場人物
パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)声:郷田ほづみ
CBIの犯罪捜査に協力する捜査コンサルタント。かつてはテレビに出演するほど人気の霊能者として知られていた。
しかしニセ霊能者だったことを明かしており、独自のセンスとその鋭い観察眼が認められてCBIに捜査コンサルタントとして招かれる。事件の関係者から真実を聞きだすのが得意。銃や武器を持たないので、危険な場面は巧みな話術で切り抜ける。
連続殺人鬼“レッド・ジョン”に妻と娘を殺された過去を持ち、いつか、“レッド・ジョン”の正体を突き止めることを心に誓っている。愛車はシトロエン・DS21で車の運転が荒い描写が多々ある。
少年時代はサーカス団に所属して各地を転々としていたので高校には行っていない。殺された妻のアンジェラ・ラスキン・ジェーンは幼馴染で駆け落ち同然で結婚した。6月30日生まれ。
シーズン5終盤で、レッド・ジョンの手下であるローレライ・マーティンズの言葉を手掛かりに、7人のレッド・ジョン候補者リストを作成する。
その後、間引きで2人減った後、残りの5人を小屋に呼び出し、これまたある手掛かりを基に更に間引いて絞り込んだ後小屋が爆発。
その後の2エピソードでレッド・ジョン事件に決着をつけた後、逃亡生活に入るが、最終的にFBIにリズボンを巻き込んで入局、ファイナルシーズンへと続く。
【CBI捜査チーム】
テレサ・リズボン(ロビン・タニー)声:加納千秋
CBIの捜査チームを率いる上級捜査官。常に堂々とした態度で指揮をとり、容疑者確保の現場にみずから突入するといった行動力を持ちあわせる優秀なリーダーで、部下はもちろん上司からの信頼も厚い。
彼女に黙って行動するなどジェーンには苛立たせるものの、彼の能力には全幅の信頼を寄せている。
母親は看護士、父親は消防士だったが、幼い頃に母親を飲酒運転の車にひき殺され、それ以来、父親が酒びたりになってしまい、彼女が3人の弟たちなどの家族の面倒をみていたため、子供時代は苦労が多かった。 美人だが恋愛関係には疎い。また、一夜だけ関係を楽しむなど男らしいドライな恋愛観を持っている。 身に着けている十字架のネックレスは彼女が14歳の時に亡くなった母親の形見で肌身離さずつけている。 シカゴ出身のためシカゴ訛りを話す。 学生時代は陸上部で足には自信がある。
シーズン6の度重なる副次的な出来事によりCBIが解体された後、地方の警察署長という役職に甘んじていたが、結局ジェーンの巻き添えでFBIに入局する。
キンブル・チョウ(ティム・カン)声:喜山茂雄
元軍人のCBI捜査官。チームで最も地に足がついたクールなキャラで、ジェーンの行動をブラックユーモアで解釈してやり流すことも。
同僚のリグスピーとも仲がいいが、ジェーンに頼まれ証拠を探してやるなど、ジェーンに対して協力的。
それでもジェーンの型破りな行動についていけないことも。チームで最もジェーンとパートナーを組むことが多い。
苦手な食べ物はパイナップル。読書が趣味で、張り込み中などはもっぱらペーパーバックを二つ折にして読んでいる事が多い。黒魔術などのオカルトが苦手。 軍隊入隊前は筋金入りの不良少年だった。当時は「エイボン・パーク・プレイボーイズ」というギャングに所属していたが強盗を生業にしようとしたリーダーと揉め、撃ち合いになり、身を隠すためそのまま軍隊に入隊した。
シーズン6のCBI解体騒動後、FBIに入局するが、腐れ縁と言うべきか、ジェーンやリズボンと再びチームを組む。
ウェイン・リグスビー(オーウェン・イオマン)声:江川央生
放火事件のエキスパート。身長185cm前後と大柄だが、高校時代は163㎝もなかったという。後輩である新人捜査官グレースを何かとサポート。好意があるのは明らかなのだが、しかし捜査官同士の恋愛はご法度なのが原則で・・・。
他の同僚と同様、ジェーンが何か問題を起こしやしないか、ひやひやしている。CBIではチョウが一番打ち解けあえる同僚。父親は逮捕歴のある犯罪者でバイカーギャングであった。そのため、バイカーが嫌いである。現在は父親とは疎遠。 シーズン2でグレースに告白し、他のメンバーに秘密で交際を開始する。当人たちは交際を上手く隠し通しているつもりであったが、実際はバレバレでリズボン以外にはほとんどのCBI職員が知っていた。後に交際をメンバーに告白するも、互いの将来を鑑みた彼女に諭されて、別れを告げることになる。
その後、ガールフレンドを作り、婚前ながら一児の父となるものの振られてしまう。
結局ヴァンペルトへの思いを払拭できず、シーズン6で結婚し娘を授かり、二児の父へ昇格。
シーズン6のCBI解体騒動後は電子セキュリティの会社を立ち上げるも、CBI時代の因縁で逆恨みを抱く犯人にヴァンペルトが誘拐され、危機に陥るも、犯人を射殺し、ケリをつけた。因みに彼らはシーズン6でフェードアウト。ファイナルシーズンでは最終回のみのサプライズ出演となる。
グレース・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)声:斉藤佑圭
CBIの新人捜査官。美人で性格はとにかく真面目。敬けんなキリスト教信者であるとともに、この世にサイキックのような存在がいることも信じていて、ジェーンのような元メンタリストですら信頼するような態度を見せることもある。 協調性を重んじる性格。嫌いな食べ物はメキシコ料理(コリアンダーが苦手なため)。画像編集ソフトをつかった映像の加工も得意。 父親がアメフトの監督をしていたため、スポーツ関係には詳しい。
リグスビーから好意をよせられていることは分かっておりまんざらでもないが、恋愛関係に発展すると後輩の自分が他の部署に飛ばされると思い、この仕事が大事でもあるグレースは別れを切り出す。その後シーズン3でFBI捜査官のクレイグ・オラーフリンと付き合い、婚約することになるがレッド・ジョンの手先とわかり、自身の手で射殺する。
その後、結局リグスビーへの思いを払拭できず、シーズン6で結婚し娘を授かり、二児の母となる。
シーズン6のCBI解体騒動後は電子セキュリティの会社を立ち上げるも、CBI時代の因縁で逆恨みを抱く犯人に誘拐され、危機に陥るも、リグスビーが犯人を射殺し、ケリをつけた。因みに彼女らはシーズン6でフェードアウト。ファイナルシーズンでは最終回のみのサプライズ出演となる。
レッド・ジョン
殺人現場に、被害者の血で描いたスマイルマークをトレードマークとして残す、連続殺人犯レッド・ジョン。
5年前、レッド・ジョンはジェーンの妻と娘を殺害。現場には、「メディアの前で強欲な詐欺師に中傷されるとは不愉快だ。インチキではなく本物の霊能者であれば君の愛する妻と子供に私が何をしたかドアを開けずともわかるだろう。」という書置きが残されていた。また、ジェーンの妻の足先は血でペディキュアをほどこされていたという。
シーズン2最終回にてジェーンの前に登場。自身の模倣犯を殺害する。登場時は顔をマスクの様な物で覆っており、性別などは不明である。
シーズン3最終回にて、マスクを外し再び登場。中年男性の姿をしていたが、彼は影武者だった。
シーズン4最終回では再びジェーンの前に姿を現すものの、実際にはある人物を操り人形に仕立て上げ、声を送っていただけだった。
シーズン5最終回では姿は現さないものの、ジェーンの手が迫っているのを察知したのか、彼の作ったレッド・ジョン候補者リストを言い当て、同時に彼の思い出を消し去ると宣言する。
彼の正体はファイナルシーズン…ではなく、1つ前のシーズン6で明らかになり、ジェーンが公言していた通りの末路を辿る。
関連タグ
コップクラフト:アニメ版ではナレーションを本作のジェーンと同じ郷田ほづみが担当しているため、特に次回予告等がどことなく本作を思わせる感じに。まあ元々海外ドラマを意識した作品であるので、ある種意図したキャスティングの可能性も見受けられるが(主演も別の海外ドラマに出てたばかりだし…)。