20世紀フォックス制作のTVドラマシリーズ。
2015年放送のシーズン6で完結。
概要
マッキンリー高校の合唱部(グリークラブ)の生徒たちの成長を描くミュージック・コメディ・ドラマである。
毎回幅広いジャンルから名曲の数々を現代風にアレンジしカバーするパフォーマンス(ショウ・クワイアー)が大きな見所で、サウンドトラックが3作品連続で全米アルバム・チャートの1位を記録するなど、アメリカで社会現象を巻き起こす大ヒット作となった。
音楽に国境なしということで人気は世界に広まり、日本でも天海祐希主演のパクリドラマが制作されたりした。「歌って踊る部活もの」の最大の成功作である。アニメだと「ラブライブ!」が会話に至るまで諸々パクっていることで有名。
続編については、初期グリー部のオリジナルメンバーであるフィンとパック役の俳優が故人であるため望みは薄いのが現状である。
あらすじ
マッキンリー高校のグリークラブは廃部寸前であった。
かつて同校のグリー部に在籍していた過去をもつ新任教師のウィル・シュースターは、かつての栄光を取り戻すべく、新生グリー部「ニュー・ディレクションズ!」の顧問となる。
しかし新入部員たちは校内で「負け犬」のレッテルを貼られ、いじめのターゲットとなっている問題児ばかり。
前途多難ながらもウィルは生徒たちを率いて地区大会を目指していくが…
主な登場人物
※役名(俳優/日本語版吹き替え)の表記順
※タグとしては、フルネームよりも「ファーストネームだけ」又は「英語表記」の方がHIT数は多い
マッキンリー高校教師
- ウィル・シュースター (マシュー・モリソン/森川智之)
- スー・シルベスター (ジェーン・リンチ/野沢由香里)
- エマ・ピルズバリー (ジェイマ・メイズ/日高のり子)
- フィギンズ校長 (イクバル・セバ/茶風林)
ニューディレクションズ
- レイチェル・ベリー (リア・ミシェル/坂本真綾)
- フィン・ハドソン (コリー・モンティス/小野大輔)
- メルセデス・ジョーンズ (アンバー・ライリー/林真里花)
- カート・ハメル (クリス・コルファー/石井真)
- クイン・ファブレー (ディアナ・アグロン/水樹奈々)
- ノア・パック・パッカーマン (マーク・サリング/青木強)
- アーティ・エイブラムス (ケビン・マクヘイル/落合佑介)
- ティナ・コーエン=チャン (ジェナ・アシュコウィッツ/〆野潤子)
- サンタナ・ロペス (ナヤ・リヴェラ/林りん子)
- ブリトニー・ピアース (ヘザー・モリス/山根舞)
- マイク・チャン (ハリー・シャム・ジュニア/樋口智透)
- ローレン・ザイゼス (アシュリー・フィンク/山根舞)
- サム・エヴァンス (コード・オーバーストリート/入野自由)
- シュガー・モッタ (ヴァネッサ・レンジーズ/日笠陽子)
ボーカルアドレナリン
- ジェシー・セントジェームズ (ジョナサン・グロフ/近藤孝行)
- シェルビー・コークラン (イディナ・メンゼル/甲斐田裕子)
- サンシャイン・コーラソン (シャリース・ペンペンコ/白石涼子)
- ダスティン・グールスビー (シャイアン・ジャクソン/成田剣)
ウォーブラーズ
- ブレイン・アンダーソン (ダレン・クリス/岸尾だいすけ)
- セバスチャン・スマイス (グラント・ガスティン/浅沼晋太郎)
他のキャラクター
- エイプリル・ローズ (クリステン・チェノウェス/華村りこ)
- デイヴ・カロフスキー (マックス・アドラー/逢笠恵祐)
- ブライアン・ライアン (ニール・パトリック・ハリス/藤原啓治)
- クーパー・アンダーソン (マット・ボマー/高橋広樹)
- デイビット・マルティネス (リッキー・マーティン/三宅健太)
LGBT
作中Loser(負け犬)と表現されるマイノリティーの奮闘を描くというテーマに加え、作者のライアン・マーフィー自身がゲイであるせいか、同性愛者が大勢登場するのが特徴のひとつでもある。
出演している俳優も、同性愛者であることをカミングアウトしている人物が大変多い。
自身がLGBTであるglee出演俳優
- ジェーン・リンチ(スー先生)
- クリス・コルファー(カート)
- ジョナサン・グロフ(ジェシー)
- ドット・マリー・ジョーンズ(ビースト先生)
- ニール・パトリック・ハリス(ブライアン)
- リッキー・マーティン(シーズン3のスペイン語教師)
- シャイアン・ジャクソン(シーズン2のボーカルアドレナリンのコーチ)
- マット・ボマー(クーパー)
- アレックス・ニューウェル(ユニーク)
- シャリース(サンシャイン)
日本でも槇原敬之が視聴中に放送が一時中断になった際、半泣きになりながらFOXに電話して「続きは放送されるんですか?」と問い合わせたというエピソードがある。
関連イラスト
余談
2015年、まさかとも言える音ゲーがリリースされた。これにはgleeファンも驚いたと思われるが、その内容はスクフェスのglee版と言える仕様であった。
「そんなゲームで大丈夫か?」と言われるが、開発元は同じなので問題はないとの事。詳細は関連リンクを参照していただきたい。
人気海外ドラマ「glee/グリー」がまさかの音ゲー化 めっちゃスクフェスだコレ(ねとらぼ)
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klaine furt kurtofsky
フィンチェル ブリタナ