概要
2007年のアメリカ合衆国を中心とした「サブプライム問題」を原因とし、リーマン・ブラザーズの経営が悪化。
リーマン社は複数の企業と経営再建に向け話し合い、2008年9月3日、韓国産業銀行(KDB)はリーマン社の株の25%を取得すると宣言したが、同10日撤回、同15日連邦倒産法11章を申請し倒産。
それにより世界中の経済に悪影響を与え、世界的経済危機となった。
なお、「リーマンショック」という言葉自体は和製英語であり、世界的には「2007~2008年の金融危機」と呼ばれるのが一般的である。
日本でも「派遣切り」の最大の原因となり、年越し派遣村など民間ボランティアによる救済イベントが行われた。派遣社員を始めとする非正規雇用労働者の失業に対する政府の対応が批判された。