概要
1992年4月から2008年9月までテレビ東京系列局他で放送された。
毎回様々な分野のチャンピオンを決める90分の番組。職人がセンスや技を競ったり、マニアが知識を競ったりする。2006年10月からは「TVチャンピオン2」と改題し、スタジオ収録が廃止され放送時間が60分に短縮、司会者の2人はオープニングで決められたセリフを言うのみとなった。
放送終了後はチャンピオン達が悩み事を解決する番組「チャンピオンズ」が一年間放送された。
その後2010年から2011年にかけて5回放送された。その一方で2010年10月と11月に、「TVチャンピオンR」というタイトルでも放送されている。
2018年4月にレギュラー番組としては9年半ぶりに復活した。テレビ東京系列全6局などでは決勝のみを放送する30分番組として、BSジャパン→BSテレビ東京では予選と決勝を放送する60分番組として放送されていた。なおタイトルは「TVチャンピオン極~KIWAMI~」。
ただ、テレビ東京以外の系列局5局では2019年3月いっぱいで打ち切られた。後にテレビせとうちとテレビ北海道ではBSテレビ東京版を土曜夜に不定期番組という形で放送した(実質放送再開)ものの、BSテレビ東京とテレビ東京では2019年9月いっぱいをもって終了した。
2020年以降、何らかの形で日曜ビッグバラエティ枠で放送されている。2020年5月10日に傑作選「大食いから手先が器用まで…もう一度見たいリクエストSP」、2022年3月20日には独立した特番という格好で「全日本コロコロからくり装置王決定戦!」、そして2023年12月17日、「TVチャンピオン3」として完全復活を果たした。
2024年には、当番組の「手先が器用選手権」を基にした番組「TESAKI」が放送された。
さかなクンや石神秀幸など、他の番組でもおなじみの専門家を数々輩出している。特に人気企画だった全国大食い選手権は、後に「元祖!大食い王決定戦」として分離独立し、ギャル曽根やジャイアント白田など多くのフードファイターを輩出した。
出演者
- チャンピオンズ主宰
- ナレーション
- 極~KIWAMI~ 大目付
- TVチャンピオン3 司会
主なテーマ
全国大食い選手権
手先が器用選手権(TVチャンピオン3でも実施)
和菓子職人選手権(TVチャンピオン3でも実施)
ケーキ職人選手権
ガラス職人選手権
無人島王選手権
大工王選手権
魚通選手権
コスプレ王選手権
少年マンガ王選手権
少女マンガ女王選手権
ドール王選手権
ドールハウス王選手権
プロモデラー王選手権
ペーパークラフト王選手権
ダンボール王選手権(TVチャンピオン3では「ダンボールアート王選手権」として実施)
激辛王選手権
特殊メイク王選手権
パチプロ王選手権
ディズニー通選手権
カニむき王選手権(極~KIWAMI~第一弾)
文房具王決定戦(全国ネット「終了」回のテーマ)
ハブ獲り王決定戦(極~KIWAMI~最終回のテーマ。様々な事情により優勝者なしになってしまった)
主な出来事
「手先が器用選手権」はこの番組では特に過酷で、決勝戦で小さな物を積み上げる競技ではクリアまでに5時間以上かかることも珍しくなく、しかも風があると崩れてしまう恐れがあるのでエアコンが使えなった。一番辛いのは出場者だが、リポーター・スタッフ・視聴者も神経をすり減らされ、見ている辛さはSASUKE以上であった。
「特殊メイク王選手権」ではタイミング悪く神戸連続児童殺傷事件が放送前に発生し、特殊メイク用の首だけマネキン放送されただけで視聴者からのクレームが殺到した。
2006年に「ミニブタしつけ王」が放送された。挑戦者がミニブタを数週間調教して芸を覚えさせるというものだった。番組本編は問題なかったのだが、事件は次回予告で起きた。画面に映し出されたのはソーセージの映像。そして次回のテーマはなんと「ブタ一頭 丸ごといただきま~すっ! ハム・ソーセージ職人選手権」だった。やってくれたな。
しかもこの10年後に本社移転特番で蒸し返された。
「少年マンガ王選手権」でのクイズ対決では、ある出場者の解答が不正解となった。これに出場者がクレームをつけてスタッフが急遽電話で調査したところ、状況の変化によって答えが変わっていたことが判明した(レレレのおじさんの目の向きであり、かつて番組内で赤塚不二夫にサインを貰った出場者もいる)。出場者のレベルの高さを垣間見るシーンであった。
富士市の名物料理「つけナポリタン」は「チャンピオンズ」の企画で考案されたものである。いすみ鉄道の東総元駅も同番組の企画で大工王が造ったものである。
外部リンク
初代TVチャンピオンとTVチャンピオン2の公式サイトはまだ残っている。