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のりスタ

のりすた

2000年4月から2015年3月までテレビ東京系列で放送されていた子供向け番組のことよーん!
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ひゃっぽーい!概要だよ!編集

のりもの王国ブーブーカンカン』(1997年4月〜2000年3月)から続いた、テレビ東京系列の水曜朝7時30分枠の子供向け番組。

項目名の『のりスタ』は、2000年度〜2002年度『のりものスタジオ』では略称として使われており、2003年度から正式な番組名として用いられるようになった。


番組の歴史でしゅ!編集

『のりスタ』シリーズ開始、「世界はピーポー」が大人気に(『のりものスタジオ』『のりスタ!』)編集

2000年4月2日、『のりものスタジオ』が放送スタート。ひゃっぽやハンドルくんなど、イラストレーターの三木謙次氏が手掛けた個性豊かなキャラクター達と、愛の舞踏家「ドン・ファン」(メイン画像のキャラクター)により番組は進行し、乗り物コーナーの他に、英語や数字を教える教養コーナー、歌のコーナー、実写ドラマ「おもちゃ大陸プトラパトラ」、海外アニメ「ボブとはたらくブーブーズ」などで構成されていた。


その中でもドン・ファンが全国の幼稚園でテーマ曲の「世界はピーポー」を踊る「ドン・ファンとおどろう!」は大人気となり、ドン・ファンのCDが発売される程であった。

「世界はピーポー」は、番組が終了して尚も人気の高い楽曲であり、YouTube上で様々な「踊ってみた」や「弾いてみた」動画が投稿されている。


2003年度からは『のりスタ!』に番組タイトルが変更され、同時に番組キャラクターがひゃっぽ達からメットくん達に交代した(キャラクターデザインは引き続き三木氏が担当)。

シリーズ第2作『のりスタ!』でも、立派なトレインドクターを目指す「スーパートレインがんばりダッシュ」の主人公・ダッシュやドン・ファンの愛弟子・べいやんなど、バラエティー豊かなキャラクターが次々と誕生していった。


雲行きの怪しい路線変更、ドン・ファンの消失(『は〜い!』〜『ピッピー!』)編集

2005年度までは前身『ブーブーカンカン』同様に乗り物を中心とした内容だったが、2006年度『は~い!』からは「とっとこハム太郎 は~い!」が開始され、同時に「ハム太郎」題材のミニコーナーも開始。乗り物路線からキャラクター路線へと傾倒していく(2005年度に女児層をターゲットにしたであろうコーナーアニメ「ウキウキわんちゃんず」が放送されていた辺りからその片鱗はあった)。ひゃっぽやメットくんの後継となる番組オリジナルキャラクターが作られない代わりにハム太郎が番組のメインキャラクターになり、2007年度末にはドン・ファンが卒業するなど『は~い!』は番組の転換期となった。


長らく番組の顔であったドン・ファンが『のりスタ』を去って初となる第4シリーズ、2008年度『1・2・3!』からは、かつてフジテレビの『ポンキッキ』シリーズ内で放送されていた「きかんしゃトーマス」が番組内コーナーとして新たに放送開始。かねてから放送されていた「ボブとはたらくブーブーズ」とあわせ、海外制作の乗り物アニメが番組内で2作品放送されるようになる(その2作品はヒット・エンターテインメント制作作品繋がりである)。

しかし、「ボブとはたらくブーブーズ」は2009年度『100%』最終回を以て、「きかんしゃトーマス」も2010年度『ピッピー!』最終回を以てそれぞれ放送終了した(「トーマス」はその後NHKEテレに移行し、現在も放送中)。

また、『1・2・3!』からは1年おきに番組タイトルが変更されるようになる。


止まらぬ迷走、そして番組終了へ…(『のりのり♪』以降)編集

「ボブとはたらくブーブーズ」「きかんしゃトーマス」という乗り物アニメを失って以降、乗り物関連のコーナーは縮小していき、2011年度『のりのり♪』においてミニコーナー「のりものブンブン!」を、2012年度『Max』にて新幹線を紹介するミニコーナーを放送するなどしたのみであり、乗り物以外のコーナーの比率が増したことで、かつての面影はより薄れていった。

特に『のりのり♪』では、ぷっちぐみなどに掲載されていた「はっぴ~カッピ」、2010年4月から2011年3月まで30分単独枠としてアニメ化されていた「リルぷりっ」、セガトイズの玩具を原作とする「ズーブルズ」といった、女児向けコンテンツを題材にしたコーナーアニメの放送が目立っていた。


2013年度『NEO』にて漫画家の玖保キリコ氏が手掛けた番組オリジナルキャラクター・ネオきょうじゅが新登場。『は〜い!』から長らくハム太郎が務めていた番組MCは彼に交代した。


シリーズ最終作となる2014年度『E-ネ!』では、久々となる乗り物アニメ「ロボカーポリー」の放送が開始されるも、9月を以て打ち切りの形で放送終了。翌月からは、その穴埋めとして吉本興業の芸人が出演する「でぃおげねす騎士団」が開始される。それにより乗り物関連のコーナーが完全に廃止されたため、下半期の『E-ネ!』は『のりスタ』の名を冠していながら、乗り物とは全く無関係な番組内容となってしまった。


そんな実質名前だけ借りているという状態ながら放送は続いていたが、2015年2月中旬、同年4月からテレビ東京にて朝7時30分からの情報番組『チャージ730!』放送開始が発表。それに伴い、2015年3月25日放送分をもって最終回を迎え、『E-ネ!』ひいては『のりスタ』シリーズは放送終了

前週までとほぼ変わらぬ番組進行で、変わったところがあるとすれば、ラストにその時の番組キャラクター・ハルカとトークンの静止画とお別れのメッセージが数秒映し出されるだけという、あまりにも味気ない締めくくりで約15年、『ブーブーカンカン』時代もカウントすると約18年の歴史に幕を下ろした。


2010年代に入ってからの状態は、初期のころを知るファンにとっては羊頭狗肉もいいところであり、「番組終了はなるべくしてなった」と考える人も少なくはないだろう。

路線変更が行われた2000年代半ば頃は、ビデオシリーズ『のりもの探検隊』が突然終了した時期でもあり、同作の記事にもあるが、時代背景からして、特にこのジャンルにおいて幅を利かせる鉄道を話題にしにくい空気になっていたことが一因かもしれない。


令和の世にYouTubeにてまさかの『のりスタ』復活!編集

最終作『E-ネ!』終了から時が流れた2023年7月21日、突如として番組の公式YouTubeチャンネル『のりスタチャンネル』が開設された。突然のチャンネル開設にかつての視聴者からは驚きや番組を懐かしむ声が多く上がった。

それと同時にチャンネルの公式Xも開設され、時折「担当者」が番組や乗り物関連について何かしら呟くことがある。


YouTubeチャンネルでは『のりものスタジオ』『のりスタ!』『は〜い!』時代の、番組内で放送された乗り物関連のコーナーが順次無料公開されている。

現在配信されている映像コンテンツは以下の通り。

  • 毎週金曜日:「のりもの大百科」→「のりものメガ百科」→「のりもの55G(グレート)」→「のりものGOGOGO」→「のりものブックのりブー」
  • 毎週土曜日:「おもちゃ大陸プトラパトラ」→「のりものブックのりブー」
  • 毎週日曜日:「スーパートレインがんばりダッシュ」→「ダッシュののりものチェック」
  • 不定期:番組で流れた楽曲(「世界はピーポー」「くるまにあっく」など)、その他

夏・冬休み期間などは毎日配信が行われることがある。


興味を持った方は是非、そのチャンネルにて配信されているコンテンツを視聴し、あの頃の懐かしい気持ちに入り浸ってみてはいかがだろうか。ただし、諸事情によりコーナー中の一部シーンが削除されていたり、公開が見送られた回も存在するので注意。


キャラクターらせら!編集

ドン・ファン

声:鈴木琢磨(CG)→演:笠原竜司

初期のシリーズから登場した500系新幹線の帽子(初期の頃は素顔だった)をかぶった筋肉質のオカマ。愛のビームで高速移動ができる。『のりものスタジオ』初期の頃はCGキャラだったが途中から実写キャラになった。

実写キャラになってからは幼稚園を訪れ、各地の園児達と一緒に主題歌である「世界はピーポー」を踊った。

一人称は「あたし」で女性口調。語尾に「マッチョ」や「マッスル」をつけて話す。好きなものは牛乳。好きな言葉は「愛」。

ひゃっぽ達やメットくん達が卒業してからも彼のみが引き続き出演し、2008年3月(『は〜い!』最終回)まで番組のレギュラーとして登板した。『のりスタ』と聞いて真っ先に思いつくのはおそらく彼で、本シリーズの顔的存在であろう。


2000年4月から2003年3月までのキャラクター編集

ひゃっぽ

声:千葉千恵巳

初期のシリーズに登場した主人公。地球から400光年離れた小さな星・のりーぽん星の王子で、オレンジ色の体をしている。

挨拶は「おーはー! ぼくひゃっぽ!」。うれしいと「ひゃっぽーい!」、感激すると「かっこよし~!」、驚くと「マジで!?」「びっくりくりっく~!」と言うのが口癖。友達思いの真面目で優しい性格だが、ドジでど忘れの多いボケ役である。

宇宙バスに乗って地球にやってきたが、ママとの約束を破りデパートで遊んで宇宙バスに乗り遅れたところをハンドルくんと出会い、またのりーぽん星に帰れるような乗り物を探している。

家族は母親と弟のじゅっぽが登場している。好きな食べ物は苺ジャム。


ハンドルくん

声:山崎依里奈

頭にハンドルをつけているひゃっぽの友人。胸に初心者マークが付いている(大人になると違うマークになるらしい)。

一人称は「おいら」、語尾に「らせら」「のら」をつけて話す。うれしいと「プップップ~!」「パラリラパラリラ~!」と言うのが口癖。

のんびり屋だが、ひゃっぽよりは常識人でツッコミ役でもある。あくびをすると手足が伸び、その長さは3000mもある。背中についている折りたたみ式の椅子は500kgの重さまで耐えられる。高所恐怖症。

元々彼はデパートの屋上にあるハンドルの付いたオブジェで、ひゃっぽがそれを自動車と勘違いして乗ったことで出会った(このシーンを見ると、すみれ色の個体だけでなく、黄緑色や水色の個体もいることが確認出来る)。

ステハニーに好意を寄せているが、彼女からは相手にされておらず、むしろ雑に扱われている(例:「読書の秋」という事でステハニーから本をプレゼントされた際、ひゃっぽは絵本を貰ったが、ハンドルくん自身は電話帳を貰った…など)。

父親(通称・ハンドルとうちゃん)はF1レーサー。好きな食べ物は豆腐。


ハンドルじいさん

声:平野俊隆

ハンドルくんの祖父。胸に高齢者マーク(2011年1月31日までのデザインで、通称「もみじマーク」)が付いている。孫のハンドルくんやひゃっぽにいろんな乗り物について紹介してくれる。江戸っ子口調でひゃっぽのことを「しゃっぽ」と呼ぶ。「だのだ」が口癖。

また、「のりもの大学」の教授を務めており、それだけに乗り物について詳しいが、たまに解説の最中に冗談や法螺話を言ってひゃっぽ達に突っ込まれることも多い。都合が悪くなると「用事を思い出したからもう帰るだのだ~!」とごまかしながら逃げ出すのがお約束。時々、お土産を買い忘れて乗り遅れる場合もある。

好きな食べ物は皿うどん。


ステハニー

声:鶴野恭子

ハンドルくんと同じく頭にハンドルがついている女の子。何でも知りたがるおしゃまさん。

一人称は「あたし」「ステちゃん」。

背中に椅子が付いているのはハンドルくんと同じだが、彼とは違い座り心地の良いクッションが付いている。

ひゃっぽが好きでドン・ファンが苦手らしいが、彼自身が嫌いというわけではなく、「世界はピーポー」を踊る映像には登場している。


じゅっぽ

声:おみむらまゆこ

ひゃっぽの弟で、のりーぽん星の第2王子でもある。水色の体と前髪がトレードマーク。

まだ赤ん坊であるため、「でしゅ」が口癖だが、一方でIQ1500の天才少年で、宇宙バスを設計・改造(それまで往復1週間かかっていたのりーぽん星~地球間の所要時間を往復5時間に短縮した)するほどのメカニック技術の持ち主でもある。

常に自身が作った、電話型の浮遊するベビーカーに乗っている。実際に電話として相手と通話が可能で、しかも話したい相手の電話番号が分からなくても、すぐその相手に繋ぐことが出来る優れ物。


ひゃっぽのママ

ひゃっぽの母親でのりーぽん星の女王。外見はひゃっぽに似ているが頭身が高く、ピンク色の体で頭に冠を被っている。

上述の理由でひゃっぽと離れ離れになっており、「のりもの大百科」では、ことあるごとにひゃっぽとすれ違っていた。2001年4月4日放送の「さよならひゃっぽ?」では一度はひゃっぽと再会できたものの、じゅっぽの改造した宇宙バスの重量オーバー(宇宙バスは1人乗りだった)が原因でひゃっぽとじゅっぽがバスから降りたところ、バスの扉が自動で閉まり発車してしまい、結局は不本意ながらも2人の息子を置いてのりーぽん星に帰ってしまった。しかし、その後も故郷ののりーぽん星から電話でひゃっぽ達とやり取りする等して登場する場面はあった。


ブロンコ

声:ミック・ボンド

スタン・ハンセンみたいなキャラクター。英語のコーナー「ブロンコ・ブロンコ・ラリアット」に登場する。

片言の日本語で話し、常にオープンカーに乗っている。運転は荒く、たまに事故を起こすことがある。

場を去る時には「この刈り上げー!」や「この稲荷寿司ー!」と謎の罵倒をしてから車を発進させる。

また、小柄でピンク系統の彼と瓜二つの個体がおり、こちらも騒ぎ好きだが、親分的であるブロンコ本人には頭が上がらない。


キャンディ

ブロンコのガールフレンド。ピンクの髪にキャンディの髪留めをした女の子ドライバー。

ブロンコに惚れており、「さすがブロンコさん、なんでも知ってるのね」とキスする。


ミスター・コンコルド(コンドウさん)

声:ミック・ボンド

英語のコーナー「コンドウさんのスーパーマッハイングリッシュ」に登場するコンコルドをモチーフにした男性キャラクター。

ひゃっぽ達からは名前が呼びづらいせいか、いつも「コンドウさん」と呼ばれており、その度に「NO!I'm Concorde!」と訂正する。去り際に発射してひゃっぽ達が熱がるのがお約束。

ブロンコとは知り合いで、一度だけ彼と共演した時にひゃっぽ達から懐かしがられていた。


ロケット夫人

算数のコーナー「ロケット夫人の数えてあそばせ」に登場するロケットをモチーフにした女性キャラクター。

「ごきげんよう、皆さん」と挨拶し、様々な物の数え方(カエル=何匹、友達=何人)を教えて最後は「それでは皆様、ごきげんよ~!」と飛び去っていく。


しんごう3きょうだい

声:永野広一(青)、山口隆行(黄)、宮田幸季(赤)

主に3きょうだいがかけっこをするコーナーに登場する。

それぞれ顔と口調が異なり青は笑顔で爽やかにしゃべり、黄色は真顔で丁寧口調、赤は怒り顔で年寄り臭い口調である。


おはニン(緑)

声:熊谷ニーナ

お便りコーナーに登場する緑色の忍者のキャラクター。因みに忍者の修行を始める3ヶ月前までは習字を習っていたらしいが、修行の場所は安定していないらしい。忍者修行での技は影武者として、母親手作りのぬいぐるみ「ポンちゃん」を身代わりにしたり、300種類のお菓子を投げて敵の気をそらす。おはニンのモーニングルーティンは毎朝4時に起き、日が暮れると早寝をする。

初期の頃はこの緑だけだったが、2002年度から赤・青・黄・ピンクの兄弟が加わり5人体制となった。5人兄弟の三男(因みに、兄妹たちが登場するまでは姉が1人いるという設定だったが、設定変更された模様)。ひゃっぽから正体は誰なのかと聞かれているが本人は内緒にしている。

お祭りでの金魚すくいは20匹もすくえ、10分で500枚ものはがきを分けることが出来る等、腕前が素早い。

カエルの「つくば55」・鳩(現時点で名称不明)・鯉の「アライ」という、3機の動物メカに乗って登場する。なお、彼の秘密基地は郵便ポストの中となっているらしく、その場所でメカを作っているそうだ。

かっぱ巻きとお味噌汁(主に赤6と白4の合わせ味噌)が好物。


おはニン(緑)の兄弟たち

声:鈴木琢磨(赤)、宮田幸季(青)、永野広一(黄)、山崎依里奈(ピンク)

2002年度から新たに加わったおはニン(緑)の兄弟たち。

兄弟ごとに忍者装束の色や好物が異なり、長男の赤ニンは鉄火巻きが、次男の青ニンはかんぴょう巻きが、四男の黄ニンは玉子巻きが、長女で末っ子のピンクニンはガリが好物。


ガードレール四人衆

丸い頭のキャラクター4人組。アイキャッチ担当でそれぞれ一人ずつ「の・り・ス・タ」と言って最後は4人全員で「のりスタ!」と言う。


へにょろう

声:佐藤まさよし

緑色の体と大きな耳がトレードマークの、関西弁を話す宇宙動物。乗り物について調べるためにのりーぽん星から来た宇宙ペットで、地球で飼い主のじゅっぽと離れ離れになってしまった。

特定の人や物を舌で舐めると、その特徴(好物など)を知ることが出来る。頭の角を握られるのが苦手で、握られると大絶叫する。たこ焼きが好物で、泣き虫な一面をもつ。驚いた時など「ポンニャ〜!」と言うのが口癖。

基本パペットで登場するが、「のりもの55G(ゴーゴーグレート)」などCGで登場する場合もあった。

登場するコーナー「のりものメガ百科」にて、ゆみこお姉さんやたなかと共に色々な乗り物を探しながら冒険し、じゅっぽと再会した後は「のりもの55G」にて、じゅっぽと共にハンドルじいさんから乗り物について学んだが、それらのコーナー終了後は、何故かサカサマ団のメンバーと化し、悪事を働くようになってしまった。


ゆみこお姉さん

演:清水香里

「のりものメガ百科」に登場するのりものカメラマン。明るい性格だが、少しそそっかしいところもある。

腕に付けている通信機で、ハンドルじいさんと会話することが出来る。アイスクリームが好物。

写真コンクールで応募したへにょろうとのツーショット写真が見事入選し、郵便車両や郵便局の仕事を紹介する回のラストにて、アメリカ留学のため日本を離れた(その写真はエピローグにて、へにょろう宛にエアメールで送っている)。


たなか

演:たなかえり

同じく「のりものメガ百科」に登場するのりもの大学の落ちこぼれ学生。アメリカへ留学したゆみこお姉さんに代わって登場した。活発な性格だが、字が下手で機械音痴。

電話機型の通信機で、ハンドルじいさんと会話することが出来る。

大学の課題は0点続きだったが働く車に関する課題で見事100点を獲得し、建設車両を紹介する回のラストにてのりもの大学卒業が確定したためへにょろうと別れた。


サカサマ団

演:ダイノジ(1号:大谷ノブ彦、2号:大地洋輔)

逆さまなことをして人々を困らせる集団。強気で短気な1号と弱気で内気な2号のコンビ。後にへにょろうもメンバーに加わる。

逆さまラーメンと言う自称高くて不味いラーメンの屋台販売をしているが全く売れていない。行動も常識外れな物が多い。

『のりスタ』シリーズで唯一登場した悪役キャラクター。


ヒカリ

「出前発進のりもロボV」の主人公。普段はラーメン屋を営んでるがサカサマ団が現れるとのりもロボと共に駆けつける。


のりもロボV

声:宇垣秀成

いろいろな乗り物が合体したロボット。日々ヒカリと共にサカサマ団と戦っている。


ヒトツバシはかせ

演:パンチユーホー


ガリモジャ先生

演:かむらまさはる

音楽のコーナー「うたうたおう」に登場する音楽の先生。

名前の通り、痩せ型でモジャモジャ頭の男性。

当初はかむら氏自ら扮する形で登場していたが、後にパペットに変更された。


つるまる

声:根本圭子

同じく「うたうたおう」に登場するガリモジャ先生の相方。

水色の体で頭にパトランプが付いている。「おはめろ〜!」が口癖。


2003年4月から2006年3月までのキャラクター編集

メットくん

声:下屋則子

ひゃっぽ達が卒業した後、2003年度から2005年度まで登場したキャラクター。語尾に「だじょ」をつけて話す。

乗り物が大好きで、いつもハンドルを持ち歩いている。一方で乗り物には詳しくなく、エンジンくんが出す「のりブークイズ」ではいつも不正解ばかりしている。


プロペイ

声:比嘉久美子

メットくんのペットで黄色いうさぎのようなキャラクター。

頭の青いプロペラで空を飛ぶことができるが、「プロペイ」としか喋れない。


エコちゃん

メットくんのガールフレンド。乗り物を愛する気持ちはメットくんにも負けない。

おだてに弱く、おだてられるとついノって暴走してしまいがち。


ブータ

エコちゃんのペットで豚のキャラクター。手足がタイヤになっている。走るのが大好きで、体を長く伸ばすことが出来る。


イモコン

声:石村知子

リモコンの形をしたカーナビ兄さんの妹。

体のボタンでカーナビ兄さんの画面を変えることができる。

お喋りであり、長台詞を言ってはメットくんに突っ込まれることも。逆にカーナビ兄さんがボケをかました時はツッコミ役になる。


カーナビ兄さん

声:佐藤まさよし

カーナビの形をしたイモコンの兄。番組の司会担当で、カーナビによって映像を映し出すことで司会進行をするが、イモコンがいないと何もできない。

とぼけた性格で、洒落を言ったり、視聴者からの葉書を紹介する際に葉書と間違えて何かをモニターに映し出したりして仲間をズッコケさせている。


エンジンくん

声:宮田幸季

エンジンとキャタピラが付いた外見をしたメットくんの友人。乗り物に詳しいが、算数が苦手。語尾に「であります」をつけて話す。

登場するコーナー「のりものブックのりブー」にて、乗り物の解説を担当し、その中で「のりブークイズ」という乗り物に関する問題を出題していた。


ジャンボたかし

ジャンボジェットの形をした、青いジャージ姿のメットくんの友人。


くれくれクレーン

鼻がクレーンになっているメットくんの友人。


ランプン

メットくんの友人で、短気な性格のパトランプ。


ポコポン

船に乗っているメットくんの友人のタヌキ。頭に船の煙突が付いている。


マルシャ

メットくんの乗り物。名前の通り、水色の丸い車体に顔が付いた外見をしている。運転席とハンドルは頭頂部にある。

乗ると誰でも楽しい気分になれるという不思議な車だが、最高時速は5kmまでしか出せず、急いでいる時はそれに乗らず、自分の足で走ることを推奨されている。


ダッシュ

声:比嘉久美子

「トレインシティー」に住む電車の男の子。語尾に「ダッシュ」をつけて話す事が多い。好きな食べ物はおイモ。

ダッシュが主人公のミニアニメ「スーパートレインがんばりダッシュ」で初登場し、立派なトレインドクターになるため修行に励んでいるが、いつもドジを踏んでは先輩のドクターイエロー(声:西本理一)に叱られるのがお約束。

メットくん達が卒業した後はドン・ファンやハム太郎と共演していた。


でぃーボーイ

ミニアニメ「冒険!でぃーボーイ」の主人公。語尾に「だディー」をつけて話す。体を変形させて飛行が出来る他、右腕のペンでタッチすると音が鳴る。

ナンジャ博士(声:平野俊隆)からの指令を受け、「しるしるぼうけん王」を目指す少年・マナブくんと様々な本の世界を冒険して謎を解くが、いつも失敗しては叱られている。

途中からカーナビ兄さんに代わって番組の司会を担当した。


べいやん

演:並木伸一

ドン・ファンの弟子で、ブルドーザー風のロボット。初期は口部分にフットボールのヘルメットを思わせるフェイスガードが付いていたが、途中で取り外され、ドン・ファンのように口が見えるようになった。

関取体型で、それ故か四股踏みなど力士を意識した仕草をすることもある。語尾に「べい」をつけて話す。

常に寒いギャグを言っている。温かいご飯が好物。

彼のテーマソングは「べいやん音頭」で、桃屋の「ごはんですよ!」とタイアップしたCMでは、その曲の替え歌が用いられていた。

メットくん達が卒業した後も出演し続け、2004年度から2007年3月まで登場。


リズミー

演:佐倉真衣

地球の子供達にダンスの楽しさを伝えるため、はるばるリズミー星からやって来た女の子。

ドン・ファンと同様に、「リズミーの のりのり♪ダンシング」というコーナーにて、子供達と一緒に「世界はリズミー」(「世界はピーポー」の替え歌で、音源は初代を使用)を踊った。

2005年度のみ登場。


2006年度以降のキャラクター編集

ハム太郎

声:間宮くるみ

とっとこハム太郎』に登場する主人公のハムスター。語尾に「なのだ」をつけて話す。

本編が最終回を迎えたことと、メットくん達が卒業したため2006年度以降移動する形で『のりスタ』のレギュラーとなった(因みに、『のりスタ』シリーズ内のキャラクターで既存かつオリジナルでない出演者を起用するのは初である)。

「とっとこハム太郎は〜い!」というミニアニメや、自身やその仲間が登場するコーナーが放送されたが、2013年3月の『Max』最終回をもって、後述のネオきょうじゅと交代する形で番組レギュラーから外れ、『NEO』にて出番が減少したのち、『E-ネ!』では完全に登場しなくなった。


がっきーずー

OP、EDの歌のコーナーに登場した、楽器になった動物達のバンド。

シシマイク、ハーブー、プーちゃん、メロにゃん、メトロけん、ピョンバリンなどのメンバーがいる。

『は~い!』2007年度のみ登場。


べんとうベン

様々なお弁当を紹介する「あ〜うんめいべんとう」に登場する男性。元ネタはルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

クラシック音楽に合わせてそのお弁当に関する歌を歌う一方で、うまみ〜の師匠兼彼女に対するツッコミ役でもある。

『は~い!』2007年度のみ登場。


うまみ〜

演:さとう里香

同じく「あ〜うんめいべんとう」に登場する、お弁当が大好きな女の子。完成したお弁当をつまみ食いして誤魔化しては、べんとうベンに突っ込まれている。

べんとうベンと同じく『は~い!』2007年度のみ登場。


ネオきょうじゅ

声:平川大輔

世界中の本が揃う図書館の館長。世の中の不思議や疑問を分かりやすく教えてくれる若き教授。一人称は「私」。

好きな食べ物はドーナツだが、いつもはてなちゃんとなんでくんに食べられてしまっては悲しんでいる。

「ヘンリー」という名のハリネズミを飼っている。

2013年度『NEO』と2014年度『E-ネ!』に登場(因みに『のりスタ』シリーズにてオリジナルキャラクターの追加は6年ぶりとなる)。


はてなちゃんとなんでくん

声:藤田昌代(はてなちゃん)、多田このみ(なんでくん)

双子の姉弟。ネオきょうじゅとは親しく、よく彼の図書館を訪れる。

ネオきょうじゅと同じく『NEO』と『E-ネ!』に登場。


ハルカ

演:春香クリスティーン

スイスからやってきた女性で英語が得意。

英語のコーナー「みんなでE-ネ!」で、トークンと一緒に様々な場所を訪れて英語を紹介した。

『E-ネ!』のみ登場。


トークン

声:田野アサミ

水色の消しゴムの男の子で、ハルカの相棒。好きな食べ物はハムエッグ。

ハルカと同じく『E-ネ!』のみ登場。『のりスタ』シリーズのオリジナルキャラクターでは最後に追加されたキャラクターでもある。



タイトルの変遷だのだ〜編集

  • のりものスタジオ』2000年度から2002年度まで
  • のりスタ!』2003年度から2005年度まで
  • のりスタは~い!』2006年度および2007年度
  • のりスタ1・2・3!』2008年度
  • のりスタ100%』2009年度
  • のりスタピッピー!』2010年度
  • のりのり♪のりスタ』2011年度
  • のりスタMax』2012年度
  • のりスタNEO』2013年度
  • のりスタE-ネ!』2014年度

放送されたアニメ・人形劇ダッシュ!編集


2024年10月現在では、「おもちゃ大陸プトラパトラ」と「スーパートレインがんばりダッシュ」が公式YouTubeチャンネルにて公開中。


関連記事一覧だじょ!編集

子供向け

ハッピークラッピー おかあさんといっしょ 海外アニメ

いないいないばあっ! ほか


前番組

のりもの王国ブーブーカンカン:1997年から2000年まで放送。本番組の前身ともいえる。


制作会社

小学館集英社プロダクション

テレビ東京


(水曜日)

おはスタ 月曜から金曜6:45~

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