これがあたしの概要よーん!
声:鈴木琢磨(CG)→演:笠原竜司(2000年度 - 2007年度)
新幹線のパワーを秘めた愛の舞踏家。
500系新幹線を模した帽子(初期の頃は素顔だった)を被った筋肉質のオカマ口調の男。愛のビームで高速移動ができる。
初期は番組の主役と言えるひゃっぽ達と同様のCGキャラクターだったが、後に全国の子供達と一緒に「世界はピーポー」を踊る為に実写キャラクターへ変更された。
一人称は「あたし」で語尾に「マッチョ」や「マッスル」をつけて話す。好きな言葉は「愛」。
牛乳が大好きで、元気が無くなっても牛乳を飲めばすぐに回復する。
その為、番組内では訪れた先で元気をなくし、子供達から「牛乳~!!」とエールを送られた後に大人(だいたい幼稚園の先生)から牛乳を貰い、それを飲んで回復した後に「世界はピーポー」のダンスを始めるのが定番の流れだった。
のりスタの初期から登場し、2008年3月までと長期に渡って出演していた事や、その強烈な個性から主役のひゃっぽやメットくんを差し置いて当時の視聴者に多くの印象を残し、正に『のりスタ』の顔とも言えるキャラクターとなった。
2004年度からはブルドーザーを模したキャラクターの「べいやん(演:並木伸一)」という弟子も登場し、愛弟子と共に全国を駆け回った。
アイテム紹介よ!
以下に紹介するアイテムは、いずれも『のりものスタジオ』時代に登場したものである。
銃テーム(じゅうテーム)
ハンドルくんがたまたま拾ったという、ドン・ファンを呼び出すために使う道具。発射口がパラボラアンテナのような形状となっており、そこから愛のビームが放たれる。
ただし、ドン・ファンを呼ぶ多くの子供達の声に反応して、別の場所へワープする場合も多い。
ドンペット
ドン・ファンと一緒に踊った人数が1万人を超えたのを記念し、ピーポーの神様がドン・ファンに与えたホルン。周囲に薔薇の蔦が絡まっているのが特徴。
何かに向けて吹くと、地面に花が咲く、その人を若返らせるなどの効果が生じる。ただし、逆に吸うと効果も逆になってしまい、そのせいでハンドルじいさんがさらに年老いてしまった事も(ドンペットの歌口付近にわざわざ「すうな!キケン」と書かれてある)。
余談、いきマッチョ!
実写での活動期間が長かった影響か、ドン・ファンといえば実写のイメージが強いとされる。
実写のドン・ファンを演じた笠原竜司は、過去にJACに所属しており東映製作の特撮ドラマにも幾つか出演し『ミュージカル版セーラームーン』でも長年に渡り活躍していたが、ドン・ファンで笠原を知った視聴者も多く、後に『逃走中』のハンター1号機を演じた際にはそのギャップから笠原を知る視聴者の多くが驚いたという。