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テレ東伝説

てれとうでんせつ

テレビ東京が重大な事件が起きても全く番組編成を変えないことを指す。
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概要

重大事件・事故が起こると番組編成を即座に変更するNHKなどに対し、テレビ東京では速報はテロップのみで行う事が多い事からその名がついた。
要因としては、系列局が少ないため(わずか5局)報道ネットワークが貧弱なこと、報道スタッフがあまりにも少ないことなどが挙げられる。

某アニメのキャラクター「テレビ東京が特番を放送するのは地球滅亡の時」と言ったほど。しかも、同局広報は人手不足を理由とし、「そう見られても構わない」とこの冗談を半ば公式に認めている

何故こうなったのかというと・・

実はテレ東も他局並に報道特番に力を入れていた時期がある。
それが発揮されたのが1995年の阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件だったのだが、長時間の生放送特番を組んだ阪神大震災とゴールデンタイムに特番を組んだ地下鉄サリン事件の2つの事件で報道予算をほぼ使いきってしまったために1995年6月の時点で1600万円、同年10月末には7500万円まで赤字額が膨れ上がってしまったのだ。
この時の反省もあって、テレ東は他局同様の生放送の長時間番組を編成するのではなく、後からじっくり検証する調査報道路線に転向したのだ。そのため、速報対応はテロップ等で済ませ、じっくりと取材してからしばらく経った頃に放送する現在のスタイルを構築した。この調査報道も、経済番組に力を入れている局だけあって他局とは一風変わった内容であることが多い。
また、「他局がどれも同じような内容で繰り返し被害の状況を伝えている中、通常通りのアニメという選択肢があるだけで安心する」という声も少なからずあるため、(結果として)通常番組を放映することにも少なからず意義があるのも確か。

報道特番について

以上の理由から、テレ東は緊急報道特番を行うことが少ない。
このため多くの局がほとんど同じ報道特番をし、視聴者がその状況に飽きて通常放送をしているテレ東にチャンネルに合わせ、通常以上の高視聴率を得た番組の例もある。
とある立てこもり事件が発生した際も、他局とは別に某ジャンプアニメを放送し、しかも偶然に立てこもり事件を題材にした回であった。
昭和天皇崩御や東北地方太平洋沖地震の時は報道特番を組んだが、やはり他局と比べて放送は遅かった。

そしてやはりというべきか、2012年5月21日の金環日食でも、他局は日食のピークである7時32分には中継を続けていたのにもかかわらず、テレ東だけは通常通りしまじろうを放送していた。
・・この時間帯でのテレ東は報道番組を放送していないので、ある意味当然と言えば当然の出来事だったのかもしれないが。
さらに、2014年5月12日のサッカーW杯日本代表発表時は他局が報道番組内で特集を組んている中、テレ東は映画「ツインズ」を放送。
・・この時間帯でのテレ東は(以下略)と言いたいところだが、テレ東プロデューサー佐久間宣行が「サッカーに興味のない方は、我が局テレ東でツインズをぜひ。面白いですよ」とツイートした。もはや確信犯である。
(Yahoo!ニュースの記事へ)
ちなみに前身の東京12チャンネル時代の1974年7月7日、他局が軒並み参議院議員選挙の開票速報を流す中、サッカーW杯西ドイツ大会決勝戦・西ドイツVSオランダを衛星生中継している。

なお選挙の特別番組では、2010年以降池上彰を司会に起用した「池上彰の選挙スペシャル」を放送しており、高視聴率を獲得している。
またその番組でも独自路線を貫いており、中でもデータ放送にて表示された当選確実者のテロップ「おもしろプロフィール」はTwittterを中心にネット上で話題となる程。

過去の主な事例

  • 9.11テロ翌日放送 → ビルに人間が突撃するアニメ「スクライド」を放送
  • 立てこもり発砲事件 → 「銀魂」で立てこもりシーン、アニメで実況中継
  • 青森岩手で震度6 → 「スレイヤーズ」で街の破壊シーンが流れる
  • 酒井法子逮捕後の謝罪会見 → 「ペンギンの問題」の木下ベッカムが謝罪
  • 2011年7月24日0時アナログ放送終了 → 同日24時前まで、全局終了告知と問い合わせを流すことになっているが、テレ東だけがフライングしてすぐに砂嵐。しかし1分後、元の画面に戻った。
  • 2020年オリンピックが東京に決まる → ダンシングストーンペンダント
  • 2014年3月11日、各局で東日本大震災の黙祷を放送 → エイリアン4「てめえなんか ぶっ殺してやる!」
  • 2014年5月5日に東京で震度5弱の地震 → この時は放送休止中だったが、カラーバーの上に地震速報テロップ表示と言う超展開を披露。(特殊ケース)
  • 2015年3月11日、去年同様黙祷を各局が放送 → ジャッジ・ドレッド「なんだよクソッタレ!ひでえぞこのサディストめ!」(ギャングが"竿"を食いちぎられるシーン)



  • 2017年
    • 5月18日、NHK及び民放「眞子様御婚約へ お相手の方会見」テレ東「冷製そら豆のスープ ミキサーで細かくし 裏ごしする」
    • 8月29日、北朝鮮が早朝6時頃に日本を通過する形でミサイルを発射。各局が朝の情報番組内の内容を変更し放送。テレ東も通常放送のおはスタを中止にし特番を組む。この時、午前7時30分からはけものフレンズの再放送最終回が放送が予定されており、ネット上では放送中止を危惧する声が上がっていた。放送時刻が差し迫る中、ミサイルによる為替の動きを伝える内容から突如としてけものフレンズの再放送版OPに切り替わり、けものフレンズは通常通り放送された。
    • 9月3日、眞子様の御婚約会見が行われる事になり、NHKを初めとして特番を組む。フジテレビみんなのKEIBA(JRA競馬中継)を枠縮小して特番を組む中で、テレ東は日曜ミステリーを通常放送する展開となった。
    • 9月25日、衆議院解散を受けての報道が各局のニュースで取り上げられる中、テレ東はベイブレードバースト神パズドラクロスを通常営業で放送。


危険度
レベル1:NHKが特番を開始。(注意報発令クラス)
レベル2:日テレTBSフジテレ朝、各キー局が特番を開始。(警報発令クラス)
レベル3:テレ東がテロップを入れる(避難勧告発令クラス)
レベル4:テレ東が通常放送を打ち切る (避難命令発令クラス)
レベル5:総理大臣、国民に向けて会見(非常事態宣言クラス)
レベル6:テレ東、番組(主にアニメ)放送途中に打ち切り緊急特番を開始する

※レベル6の別例として、他局が通常放送時にテレ東がアニメを休止するパターンもある。後述の卓球次元(柔道次元、テニス次元等)が例のひとつ。


つまりテレ東が番組編成を変更=終焉を意味する。

伝説2011

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の際は地震発生からわずか7分20秒という神懸かり的な速さで緊急警報信号を発信した後、報道特別番組を開始。
予定では「GOSICK」を放送するはずが、深夜枠までも特別番組に変えるという史上初のケース、「レベル6」に突入したのである。

しかし3月12日23時55分、「テガミバチREVERSE」を放送させたのを皮切りに、約33時間の特別番組は終了し他キー局より早い段階で通常営業を再開した。
(このことは激励があった一方で、数多くの抗議もあったという)
こうしてまた、いつものテレ東の放送が帰ってきたのである。

卓球次元及び柔道次元

Yahoo!トレンドワードで唐突にピックアップされた単語である卓球次元。これは遊戯王ARC-Vの放送予定が世界卓球の影響(この時は女子決勝を放送)で休止になった為に、トレンドワード入りした。なお、遊戯王ARC-Vに限った話ではないが、世界柔道で休止になる事例も確認されており、妖怪ウォッチも柔道次元には勝てなかった。ある意味でもレベル6に該当する非常事態だったのかもしれない。
(名称の由来は卓球、柔道+○○次元)

その後、卓球次元で休止の際には1時間枠の特別編成にして、何とか4月中にシンクロ次元編完結、エクシーズ次元編へ突入する事になった。

卓球以外でも全仏テニスの影響で、一部番組が休止となり、Re:ゼロから始める異世界生活が一時放送休止に追い込まれた事(実際には休止にはならず、放送時間の遅れで対応)もある。決勝戦の時には既に勝敗が別口で報道される中での収録に近い放送だった。その際は通常の放送開始から大幅にずれ込んだ午前4時30分からの放送となり、深夜アニメと言うよりは早朝アニメとなってしまった。

更なる余談として、日5と放送時間が被るケースもあり、こちらに関しても○○次元と呼ばれるケースがある。こちらは、TBSの特別編成でダメージを受けるケースなのだが。
(2016年12月、同ケースに該当する事になった機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズの場合、ガンダム次元と呼ばれる事に)

ネタ

上述しての通り、この伝説はもはやネタ扱いもされており、作中・劇中でも伝説を扱った、あるいは示唆されているシーンもある。

  • 干物妹!うまるちゃん:アニメ版のおまけCMでテレ東伝説に触れていた。なお、うまるちゃんのアニメ版はテレ東ではなく、関東エリアではTOKYOMXでの放送である。
  • シン・ゴジラ:都心へ向け進撃を続けるゴジラに米軍が爆撃することを官房長官が緊急記者会見で発表。その速報がとある家電量販店に並ぶテレビに映し出されていたが、その中で記者会見ではなくアニメを放送しているチャンネルのテレビが確認される。
  • アイアムアヒーロー:実写映画版にて、ZQNのパンデミックによるパニックの中、テレビ東京をモデルにした「東テレ」がアニメ「未確認で進行形」を放送しているのを見て主人公たちが安堵したのもつかの間、臨時ニュースが挿入され絶望に陥るという描写が成された。「アイアムアヒーロー」と「未確認で進行形」の原作の出版社は異なるが、「未確認で進行形」の製作委員会に東宝が参加していたため登場したものと思われる。

関連タグ

テレビ東京 テレビアニメ

テレビ局関係

Eテレ:5月27日、伊勢志摩サミット(その後の大統領にる原爆ドーム訪問)を受けての特別番組で妖怪ウォッチが休止になると言う非常事態が発生、リストで言う所のレベル6が発生したと言っても過言ではない。その状況下で忍たま乱太郎おじゃる丸は通常放送される事がテレビ欄で判明している。
(余談になるが、下記のTOKYOMXでも銀河旋風ブライガーは通常放送)

日本テレビ:報道特番で番組が休止になる例が存在。その一方で、平成28年熊本地震のケースでは逆転裁判名探偵コナンを通常放送している。

フジテレビ:2017年の衆議院選挙の際、テレ東も池上彰を迎えた選挙特番を放送する中で、まさかのボクシングを放送する展開となった。ただし、開票速報の際にはほぼ選挙特番だらけとなったが、自前の速報後はボクシングにシフトしている。まさか、ここでお株を奪う様な展開を生み出すとは……。

テレビ朝日:テレ東伝説とは逆に番組休止が数例確認されている。仮面ライダー鎧武に関しては、林修が別枠で謝罪する流れになった。甲子園でも休止事例が存在するが、こちらの詳細はここが甲子園の世界か…を参照の事。全米オープンゴルフ等でも休止例がある為、そちらも合わせてご覧いただきたい。

TOKYOMX:別の意味でテレ東伝説と類似。平日午後10時以降にアニメを放送、大晦日には一昔はバラエティーを放送していたが、一時期を境にしてアニメ特番を組むようになった。平成28年熊本地震に関しては、L字対応でクロムクロあんハピ♪他のアニメを放送している。更に参議院選挙の特番ではテレ東が放送中の中、午後9時30分に終了、不機嫌なモノノケ庵あまんちゅ!までのアニメを通常放送というプログラムにしている。極めつけは、(マクロスΔまでの段階で)L字も出していない箇所だろう

関連リンク

※こちらでは記載されていない項目も存在する為、合わせてチェックする事を推奨。

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