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概要編集

CV:伊東みやこ


何故かきりかぶ小学校にやってきた謎のペンギン。普段はどこにでもいる普通のペンギンなのだが、自在に体を伸ばしたり、実は着ぐるみなのではないかと思わせる、明らかに普通のペンギンではない描写があり、中身はおっさんだったり、怪物やクマだったりと一定しない。しかも、人間型に変形したり、翼がカッターになったり、体が伸びたり、頭に引き出しが出現するなど正に作中世界の不条理の体現者だが、巨大なライオンのような生物「坂本ボビー」や巨大怪獣となった「高橋シャルロット」、宿題を忘れると鬼のようにキレる松浦先生、この作品の実質的な主導権を握っている「石関記者」(本作の担当記者)など天敵も数多く存在している。基本的にはボケ役ではあるものの、たまにツッコミ役に回ったり、苦難に遭うこともある。しかも、ペンギンでありながら人間のように二本足で歩く事が出来る。…いや、ペンギンも二本足で歩くのだが。


イケメン化すると嘴が鼻になり、人間と同じ位置に口が出来る(これは面白大図鑑プレートでも反映された)。

基本的にペンギンなので空は飛べないが、『ペンギンの問題X天空の7戦士』では滑空能力を得ている。また、翼はカッターにもなる模様。


好物はマクドナルドハンバーガーマックフライポテトで、その執着心は凄まじく、コロコロコミックス第6巻収録の第64話収録の『ハンバーガーの問題』ではハンバーガーを賄いで食べるためだけにバイトを始めたり、ハンバーガーのゴマを植えてハンバーガーの木の栽培を試みている。この他、ゲーム第4作『ザ・ワールド』では通貨がハンバーガーであったりと度々ハンバーガーがこの作品の象徴の一つとして登場する。


作中では殆どの回で迷惑行為を起こしており、読者から反感を買うような事が多い。(ただし、コロコロの主人公は大抵が問題児であり、ベッカムに限った話ではない)また、ペンギンの問題自体がコロコロコミックで連載されているにもかかわらず、週刊少年ジャンプを持っていた場面があった(小学館刊・コロコロコミックス第3巻収録の予告漫画と月刊コロコロコミック2008年2月号の4コマにて)。


普段は自宅で一人暮らしをしているようだが、+ではなおとの家に引っ越して共同生活を送っているようだ。

弟には木下ロナウドがいるが、ロナウドとの血縁関係は不明。

  1. からは卵から孵ったペレを新たな家族に迎えた。

ペットにはコロコロコミックス第1巻収録の第4話『遠足の問題』で登場したスーパーで出会った『イカのマックス』がいる。しかし、ペットという割には食べたり、串刺しにしてなおとにプレゼントしようとしたり、ラジコン操縦ができるようにメカ改造したり(小学館・コロコロコミックス第7巻収録の第46話『ペットの問題』)と散々な目に遭わせている。

5年前にはマグロの諭吉という友達がおり、何も答えない諭吉を前にして涙したかと思えば急に無関心になるなど友人に対する扱いがぞんざいな時も…(小学館・コロコロコミックス第1巻収録の第1話『登校の問題』)。


リスの井上マイケルからは慕われており、ベッカムの無理難題に答えようとしたり、学力が落ちているベッカムに塾を紹介したり(小学館刊・コロコロコミックス第2巻・第9話『ランドセルの問題』、第12話『100点の問題』より)と健気な弟分としての扱いであったが、アニメ版ではその範疇を逸脱したレベルで愛されている


上記の通り、アホでぐうたらで自己中心的なキャラだが、実は一度スイッチが入り集中すると、とてつもない力を発揮する事があり(小学館刊・コロコロコミックス第7巻に収録された第49話『夏休みの問題』では東大に受かっている)、コロコロアニキにおける特別編では独学でタイムマシンの研究をし、タイムマシンを制作していた。実はこれには大きな事情があり…。

しかし、作中では様々な時間軸が描かれており、井戸から大量発生したベッカムがなおとの子孫であるなおはるを除いて人間社会を乗っ取ったエピソードも存在する(小学館刊・コロコロコミックス第8巻収録の第55話『100年後の問題』より)。


ちなみに、あのハローキティとも『面白大図鑑プレート』にてコラボしている。



持ちギャグ/必殺技編集

  • ごペンなさい

謝罪を表明するギャグ。この作品で最も有名なギャグだが、相手を怒らせてしまう危険性が高い。また、連載中期頃になるとベッカムが暴力的なツッコミを受けた際にこのセリフを喋る事が定番になった。

ゲーム作品ではガードとしても使用される。

強化版の「超ごペンなさい」は札束を用意して泣き顔で誠意を伝えると言うもの。あまりの誠意に相手はドン引きして許してくれる…らしいが、あくまでこの札束は謝罪用に借りたものである為、仮にこの札束を他人に上げる真似をすればどうなるかわからない。


  • すベッカム

ギャグが滑った時に使用するギャグ。目が死んだ表情で大きく体を仰け反らせる体勢が特徴。

強化版の「超すベッカム」は高速で地面を滑るギャグで、高速移動や攻撃手段としての応用もできる為、ゲーム作品では事実上のダッシュに相当する。ただし、超すベッカムは使用すると街に被害が出てしまう(小学館刊・コロコロコミックス第5巻収録の第37話『スプーンの問題』より)。


  • わかりまペン

理解不能の意思表示として使われる。

足を組んだジト目の状態で「さっぱりわからない」状態を示すジェスチャーをするのが特徴。

最上級はもちろん『超わかりまペン』。派生ギャグに似たようなポーズでてへぺろをする『できてまペン』もある(小学館刊・コロコロコミックス第7巻に収録された第49話『夏休みの問題』より)。


  • ペンどくさい

寝そべってめんどくさいの意思を表明するギャグ。最上級は『超ペンどくさい』。

作中では「息をするのもペンどくさい」と言う用法も存在していたが、そんな事をすれば死んでしまう。

このギャグにはモデルがおり、コロコロコミックス第8巻に収録された「ペンギンの問題の問題③ 新ギャグの問題」(P144)によると作者の友達のまさとくん氏だそうである。


  • ねそベッカム

ペンどくさいの前身。


読んで字のごとく。


  • ゆるしまペン

ペンギンの問題『面白大図鑑プレート 未来激闘編』第1弾で登場。

怒りの意思を表明しているが、これでもギャグである。


  • THIS IS A PEN

和訳すると「これはペンです」と言う意味の基礎英文。

一応、ペン問世界では「ペン」繋がりでギャグ扱いという設定である。


  • くるりんぱ

名前からしてアレのパロディと思われる。

体内のエネルギーを気功波として撃ち出すペンギン族の共通奥義で岡本5兄弟や小林ジョニー、木下ロナウドも使用した。

原作者のX(旧ツイッター)によると命名者は本作の担当であった石関記者とのこと(参考)。


食べ物のオーラを放つタイプが基本であり、他のペンギンと協力する事で食べ物を合成する(作中ではカレーを完成させた)といった応用も可能。他のバリエーションとして電化製品を放つ「新くるりんぱ」(通常のくるりんぱと同時撃ちも可能)、相手の好きな物を放つ「メガくるりんぱ」、木に花を咲かせて改心を促す「元祖くるりんぱ」(勇者ベッカムZの放ったものは何故か木に鼻が咲いてしまう)、曲がったものを発射して軌道を操作する「くるりんぱR」などが存在している。

また、面白大図鑑プレートで勇者ベッカムZや闘将ベッカムが放っているバージョンはどう見ても例の気功波であるが、『別冊コロコロコミック8月号増刊 ペンギンの問題公式ファンBOOK2』(小学館・P52より)によれば、こちらのバージョンは食べ物は出ないと明言されている。


くるりんぱで出したものは実体を持っており、これで豪遊する事も不可能ではない(小学館刊・コロコロコミックス第8巻・P170より)。

ただし、くるりんぱには以下のような相性や弱点が存在するようである。


  • 直線上に飛ぶ為、避けられると命中しない。くるりんぱRに至っては必ず曲がる為、逆に避けなければ当たらない
  • 食べ物の有利不利は食べ物の状態や人気などに依存する
    • 例えばラーメンオムライスであればどちらも大衆に人気を誇る為、威力は互角だが、麺が伸びているとパワーダウンする(小学館刊・コロコロコミックス第2巻・P171より)
    • カレーチャーハンとでは人気面でカレーに劣る為、チャーハンが不利である。
    • ただし、トッピングの有無が強弱に関係しているらしく、アレックスがナス好きのせいで具材が野菜に偏った際にはチャーハンに押されたが、カツ(※岡本ポールのモヒカンです)のトッピングにより逆転した。どうやらくるりんぱで出したもの以外でも強化は可能のようだ(小学館刊・コロコロコミックス第2巻、第3巻・P171〜172、P158〜P159より)。
  • 電化製品の場合となるとルールは特殊である(以下は小学館刊・コロコロコミックス第6巻に収録された第39話より)。
  • メガくるりんぱは相手の好きなものに変化するために避けることは不可能(小学館刊・コロコロコミックス第8巻・P176より)。
    • ただし、召喚した対象は自我を有しており、実際に勝手に必殺技にされたアイドル・ベッキーナがブチ切れてベッカムを半殺しにした(同上・P180より)。
  • 『面白大図鑑プレート』の『勇者ジョニー』(第3弾)、傷だらけの『勇者ジョニー』(第4弾)の解説によれば、弱体化の概念があり、るりんぱ→りんぱの順に弱くなっていく。

以上のように、ギャグ漫画らしい不条理さやバカバカしさなどはあれど、なぜか妙に納得できる勝敗の要因や加わる要素次第で逆転も可能であるなど概念バトルとしてはかなり秀逸な作りになっている(あくまでも本作はバトル漫画ではないのだが…)。


ゲーム作品ではラーメンを放つタイプがスーパー勇者ベッカムの必殺技に採用されたり(ゲーム第1作~第3作)、第3作ではPボールを獲得するとランダムで発動する技の一つとしてカツカレーを放つタイプが登場したり、くるりんぱ砲(ゲーム第4作)という兵器が登場するなど本作を代表する技のように描かれている。


  • 南極玉

どう見てもアレのパロディ。両腕の間に光球を作り出して敵にぶつける。

小林ジョニーも使用できる事から、作中に登場するペンギン共通の奥義と思われる。


  • その他のギャグ

そのほかのギャグとしてコロコロコミックス第4巻収録の第31話『新ギャグ発表の問題』ではすベッカムのポーズで『しゃベッカム』(要はただのマシンガントーク)、『すけベッカム』(エロ本を持っただけ)、人名&地名ギャグ(『わたなべッカム』、『あベッカム』、『まなベッカム』、『たなベッカム』、『やベッカム』、『こうベッカム』、『うベッカム』、『かすかベッカム』)を披露。

この他にも壁に身を擦り付ける『かベッカム』、鍋に入る『なベッカム』、空を飛ぶ『とベッカム』の失敗版『とべないッカム』、食べ物を頬張る『たベッカム』、そしてペットのイカのマックスを食べてしまう『いただきマックス』が登場している。


バリエーション編集

作中では木下ベッカムは変身能力を活かして様々な姿に変身している他、RPG風の世界観を描いた面白大図鑑プレートシリーズ、ゲーム作品、万歩計型の玩具『変身カウンター』では木下ベッカムから独立した派生キャラクターが次々に登場する。ここでは代表的なもののみ取り上げる。


  • ベッカマン

ウルトラマンのパロディキャラ。巨大ヒーローに憧れたベッカムが変身した姿だが、「特撮ヒーローみたいに活躍したい」と駄々をこねた為に巨大怪獣シャルロットさんにフルボッコにされて敗退した(もっとも巨大怪獣シャルロットさんはベッカマンの我儘を叶えてあげるために現れたのだが…)。

強化版にウルトラマンメビウスをモデルとした「ベッカマンX」や偽物の「ブラックベッカマン」などの派生キャラが確認されている。


  • ベッカムロボ

家事や勉強をするのが面倒くさくなったベッカムが作り上げたロボットだが、ベッカムの記憶をインプットしたせいで自我に目覚めて家事を押し付けるべく次々に作り上げた結果、200号まで製造されたが、肝心の200号はやる気はあっても失敗ばかりの失敗作だった。

200号に至るまで可愛い女の子型や見るからにロボットではない老年の男性など明らかにペンギンではない外見の個体も製造されている。

その後も2112号まで改良が重ねられるが、いずれも賢そうな見た目に反して、簡単な計算ができなかったり、テレビのザッピングしかできる事がなかったりとはっきり言って性能が低い個体ばっかりである。

主に作中でベッカムロボと呼ばれる個体は赤とグレーのツートンカラーで構成された17号を指す。

強化版に「17号F」や「巨大17号」などの派生キャラが確認されている。

『面白大図鑑プレート』では最新型と思われる10000号が登場している。同作の第1弾に登場したロボットベッカムとは別物。


面白大図鑑プレートシリーズの主人公。ペンギン王国を救うべく勇者となった。

当初は勇者として未熟で臆病な面が目立っていたが、戦いを経て進化を繰り返していった。

魔界軍討伐後はペン王国とギン帝国に別れたペンギン王国を救うべく未来に飛んだ。

師匠には元魔界軍の闘将ベッカム、兄弟には未来に飛ばされていたベッカムR/L/Cがいる。

愛馬はペガサスベッカム(→ペガサスベッカムX)。

勇者ベッカムX→勇者ベッカムR→勇者ベッカムZ→勇者ベッカムV→勇者ベッカムF→勇者ベッカムQ1/Q2→正義勇者ベッカムQ/改造勇者ベッカムQ→勇者ベッカムPの順に進化した。また、『ザ・ウォーズ』では勇者ベッカムネオが登場している。


なお、コロコロコミックス第4巻収録の第30話『勇者ベッカムの問題』では設定とデザインが異なり、元の姿に戻るべく、面白大図鑑プレートフォルダーを完成させるための旅に出ている。


  • スーパー勇者ベッカム

面白大図鑑プレートシリーズの重要キャラクターで、ペンギン王国に伝わる伝説の勇者。

勇者ベッカムの強化版ではない別人で、シャドーベッカムを名乗り、ペンギン魔界に潜入していた。

特別編の『シャドーベッカムの問題』では第6弾に先駆けて正体を明かしているが、正体を悟られたくない余りに伝説の剣をよく切れる包丁と称して売ってしまった。

スーパー勇者ベッカムR→スーパー勇者ベッカムF/スーパー勇者ベッカムGの順に進化した。


  • ベッカムR/ベッカムL/ベッカムC

左・右・中央の名を冠する勇者ベッカムの弟達。

兄とは異なり、髪の先端が丸くなっていて、SFじみた装備を身につけており、光線銃が武器。

何らかの目的で100年前の世界に舞い戻り、Rは王国側、Lは魔界側に就いた。

その後、とある事情からベッカムボールという感情を司る秘宝を探す為に未来に帰っていった。

二人の兄であるCは未来激闘編新4弾で存在が明かされた。


  • 八剣士

炎/氷/風/雷/星/緑/鋼/光の8属性を司る剣士。当初は炎から風までの剣士を総称した「三剣士」という枠組みであり、これに元魔界軍である雷のベッカムが加わった事で新たに「八剣士」と言うグループが設定された。

三剣士が合体するとミラクルベッカム、八剣士が合体するとウルトラベッカムという最強形態に変身する。

彼らのうち、炎と氷が子孫を救うべく100年後の未来へ渡った。


なお、メンバーの詳細は次の通り。

名前備考
炎のベッカム(→F(フューチャー))炎の山から復活した剣士で友情に厚い。七枝刀型の剣が武器
氷のベッカム(→F(フューチャー))氷の滝から復活した剣士でクールな性格。二刀流使い
風のベッカム風の丘で復活した剣士でひょうきんな性格
雷のベッカム正体は元・魔界軍のサンダーベッカム。腕からサンダーボールを放つが、一応は稲妻型の剣を持っている。八剣士ではレアリティが唯一のコモンである
緑のベッカム木製の剣を有し、景色に溶け込み敵を痛みを感じさせずに討つ
光のベッカム八剣士一のスピードファイター。武器は紫色のビームソード
星のベッカム大食感で空飛ぶボードに乗って移動する。彗星の軌跡のような剣を有している
鋼のベッカム全身を鋼鉄の鎧で覆った剣士。武器は剣ではなく斧。

  • 七星のベッカム

面白大図鑑プレートシリーズをベースとした「ペンギンの問題X」に登場する7人のベッカム。

流星/力星/花星/幻星/守星/闘星、そしてフェニックス帝国の創始者フェニックスベッカムの正体である光星のベッカムの7人で結成されており、彼らの力を木下ベッカムに結集させる事で「天空のベッカム」が誕生する。

また、光星のベッカム以外は伊東みやこ女史ではなく、別の声優が声を当てている(プレイヤーキャラとして操作する際には普通のベッカムの声になる)。


メンバーの詳細は次の通り。

名前備考
フェニックスベッカムフェニックス帝国の創始者。ゲーム版ではダメージ状態の姿も使用可能
光星のベッカムフェニックスの真の姿でシルバーのアーマーで全身を覆っている。武器は光星ダブルブレード
流星のベッカム七星一の俊足が自慢。典型的なアメリカン風の性格で流星ソニックブレードを武器に持つ
力星のベッカム鹿児島弁で話す。力星ティターニアという巨剣を操るパワーファイター
花星のベッカム穏やかな性格の七星の紅一点。武器は花星アリエルアローという弓
幻星のベッカムクールな性格で額の第3の目で心を読み取る能力を持つ。武器は幻星サイキックボールと呼ばれる光球
守星のベッカム高い知性と防御力を兼ね備えた戦士。盾の表面に二門の砲塔が据えられ、掌がビーム砲になった守星ブラスターが武器
闘星のベッカム中華戦士風の身なりが特徴な戦いの達人。武器は闘星アレスファングという鉄爪


  • キングベッカム

ペンギン王国で最も偉大な

サターンベッカムの侵略に頭を悩ませていたが、勇者達の活躍を受けて遂に戦場に参戦する。

息子に王子ベッカム、娘にプリンセスベッカムがいるが、肝心のプリンセスが参戦しようとした時期には戦いは終わっていた…。子孫はキングベッカム三世とその息子であるキングベッカム四世。

キングベッカムF→キングベッカムV→キングベッカムPの順に進化。


  • 闘将ベッカム

魔界城の崩壊でデーモンと共に復活したが、闘将寺を構えて勇者ベッカムに稽古を付けた。

元祖・くるりんぱや元祖・南極八星拳の使い手である。デーモンベッカムのライバルで仮面ベッカムの姿に変装して100年後の未来まで追ってきた。Fに進化すると銃を装備するようになるが、気にしてはいけない。最終的にデーモンベッカムBと決着を付けるべく、自らも赤子の姿に…。

恐らくは『北斗の拳』のパロディキャラではないかと思われる。

闘将ベッカムX→闘将ベッカムF→闘将ベッカムBの順に進化。


勇者ベッカムのライバルで面白大図鑑プレートシリーズのもう一人の主人公とも言うべきキャラクター。

非常に狡猾な性格をしており、魔界軍を乗っ取る事を目論んでいたが、勇者達の活躍で魔界軍が壊滅すると今度は未来世界でギン帝国の幹部「ベッカム将軍」を名乗ってペン王国を相手に侵略を開始した。

デビルベッカムX→デビルベッカムXX→デビルベッカムXXX→デビルベッカムD→ベッカム将軍→デビルサターンベッカムの順に進化。


  • サターンベッカム

ペンギン魔界の魔王で第一部のボス。

ペンギン王国を侵略を目論見、進化や改造を繰り返していくも徐々に理性を失っていき、最期は勇者ベッカムらに討ち取られたが、未来編ではまさかの復活を遂げ、三魔人(邪、怨、怪の三体)に分裂して悪事を働くが、デビルベッカムと合体して勇者ベッカムらに力を貸す。

サターンベッカムF→サターンベッカムM→サターンベッカムC→サターンベッカムR→デビルサターンベッカムの順に進化。

ゲーム版では第1作、第2作ともにラスボスとして登場し、第2作ではサターンベッカムFからサターンベッカムCに進化している。また武器腕だった暗黒ブレードが鎌になっているなどの相違点もある。


  • ドラゴンベッカム

ペンギン湖に住むベッシーが肉マンベッカムを5つ食べる事で進化すると言われている伝説の生き物。

魔界軍と王国軍が同時に押し込んだ為、あらゆるものを修復・再生する善の化身『レッドドラゴンベッカム』、破壊をもたらす悪の道具『ブラックドラゴンベッカム』の二つの側面に別れた。その後、両者が融合して『ギガドラゴンベッカム』と化してしまうが、あんまんベッカムを食べて『ベビードラゴンベッカム』に退化した。


  • デーモンベッカム

魔界城の崩壊と共に復活した凶悪戦士。

強力な呪術の使い手であり、100年後の未来ではベッカム将軍に仕えている(年を取った姿が136歳なので、恐らく現代での年齢は36歳ほど)。

すしベッカム特上を食べて24歳の姿に若返るとペン王国側に寝返り、正義の為に戦うように…しかし、あまりにも食べすぎたせいでB(ベイビー)にまで退化した。

デザインから恐らくは『ドラゴンボール』に登場するピッコロ大魔王がモデルではないかと思われる。


元はゲーム版第1作『最強ペンギン伝説!』に登場するデビルベッカムの色違いキャラを指す名称だったが、そちらは第2作ではメフィストベッカムという名称に改められた(ただし、装備名は前作と同じ「デーモン〇〇」のまま)。


  • 三悪人

魔界軍幹部の呪/闇/魔の3人で構成された悪人ユニット。極悪人である事には違いないのだが、漫画版では、根っからの悪人ではないキャラクターとして描かれている。

合体する事で地獄のベッカムと言う恐ろしい姿に変化するが、その後何らかの形で元に戻ったようで、どこかへ去っていった。

なお、メンバーの詳細は次の通り。



ジャイアント/コブラ/サイクロプス/天才ドクター/バイオレンス/グレートの六人で構成された魔界軍の幹部。「ペンギンの問題X」で登場する。

フェニックスベッカムを倒すほどの戦闘力を持っており、サターンベッカムの命令でパラレルワールドを侵略していた。


  • 地獄のベッカム

三悪人が合体する事で進化すると言われている最強の戦士。


  • おやじベッカム

一般市民。

妻はおばばんベッカム、息子はヤンキーベッカム。


  • 番長ベッカム

一般市民。

先祖は侍ベッカム。

番長ベッカムF→番長ベッカムZの順に進化。


  • モテモテベッカム

一般市民。

モテモテベッカム・ラブ→モテモテベッカム・失恋の順に進化。


  • 海賊ベッカム

海賊。

強化版は未来海賊ベッカム。


  • 忍者ベッカム

忍者。

強化版はシノビベッカム。

覆面ベッカム→忍者ベッカムRの順に進化。


  • ファラオベッカム

ファラオ。

ミイラベッカムに化けていた。


  • エイリアンベッカム

異星人。

エイリアンベッカムB→エイリアンベッカムY→ブルーエイリアンベッカムの順に進化。


  • カラフル11

100年後の未来で活躍する11色のベッカムで構成されたヒーローチームだったが、ペンギン王国がペン王国とギン帝国の二つに分裂してからはメンバーの一部が帝国に引き抜かれて敵対する羽目になってしまうが、メンバーの一人であるブルーベッカムの裏切りに際し、10人のメンバーが再結集、合体形態レインボーベッカムとして立ち向かうが、かえってブルーに取り込まれてレインボーベッカム完全体となってしまい、ラスボスとして勇者達の前に立ち塞がる。

ペン王国側のメンバーはレッド/グリーン/オレンジ/ブラウン/ピンク/ホワイトの6人、ギン帝国側のメンバーはブルー/ブラック/イエロー/パープル/グレーの5人となっており、それぞれが三悪人と八剣士の子孫である。

なお、第6弾ではレッド/グリーン/ブラックの3人が先行登場しており、レッドとグリーンは100年前の王国軍に味方し、ブラックはミステリーベッカムに化けてたまごベッカム回収のために魔界軍に潜入していた。


メンバーの詳細は次の通り。

名前祖先備考
レッドベッカム(→X→G(グレイト)→レッドブラックベッカム)炎のベッカムペン王国側のエース。左腕のランチャーから火炎攻撃を放つ
ブラックベッカム(→X→G(グレイト)→レッドブラックベッカム)闇のベッカムレッドのライバルでギン帝国軍のエース。武器は右腕のランチャー
グリーンベッカム(→X)緑のベッカム荒れた地を緑化する力をランチャーから放出する
ブルーベッカム(→K→ブルーエイリアンベッカム)氷のベッカムクールな性格のイケメンで腕のランチャーから冷気を発射し、地面を滑るという応用も可能
オレンジベッカム雷のベッカム周囲から電気を吸い上げて敵に放つ。実は先祖が力を分け与えている
ブラウンベッカム風のベッカム右腕のドリルで地中を掘り進む。先祖とは色も属性も一致しない
ピンクベッカム魔のベッカム左手に爪を装備している紅一点。アイドルベッカムとしての顔も持っており、48人組のユニットも組んだが、最終的には誰かと結婚する事に…
ホワイトベッカム光のベッカムランチャーを自分に発射して他者に化ける能力を有する
イエローベッカム星のベッカム最年少。ボードに乗って空を駆け、左手のランチャーからはビームを放つ
パープルベッカム(→X)呪のベッカム腕のランチャーから毒ガスを放ち、自らガス化も可能
グレイベッカム鋼のベッカム斧付きのランチャーを装備しており、いかなる攻撃をも防ぐアーマーで身を守っている

(※)各メンバーの能力の詳細は『別冊コロコロコミック1月号増刊ペンギンの問題公式ファンBOOK3』(小学館)に収録された「カラフル11の問題」にて判明。


各メンバーにはペンギンモンスターという天才ベッカムが発明した動物型のロボットが配備されている。

合体する事でキメラ型の『究極ペンギンモンスター』に進化する。

名前モチーフ備考
レッドベッカムMカブトムシ偵察を担当
ブラックベッカムMクロヒョウ尻尾のブレードと牙が武器
グリーンベッカムMカメレオン戦闘代行。舌を伸ばして敵にパンチを食らわせる
ブルーベッカムMオウムIQ250の知能を有し、13の言葉を話す
オレンジベッカムMアライグマ予備電源
ブラウンベッカムMモグラ地底潜行、敵地へのおなら爆弾の設置
ピンクベッカムMフラミンゴ上空からの撮影
ホワイトベッカムMシロクマ爪での攻撃や保護色による景色との同化
イエローベッカムMライオンタテガミでの飛行
パープルベッカムMガラガラヘビ頭の鍵によるピッキング
グレイベッカムMサイグレイサイキングではない。防御を担当

  • とうめいベッカム

透明の名を冠するヒーロー。


  • 三魔人

邪/怨/怪の3人の魔人。サターンベッカムの分裂により生まれた。

なお、メンバーの詳細は次の通り。

名前備考
邪のベッカム
怨のベッカム
怪のベッカム

  • 天才ベッカム

ブルーベッカムの友人で科学者。

天才ベッカムIQ500→天才ベッカムIQ800の順に進化。


  • マシンベッカム

ベッカム博士が作り上げたロボット。

強化版に2号がいる。

主に作中でマシンベッカムと呼ばれる個体は1号を指す。


関連タグ編集

ペンギンの問題

100%パスカル先生:主人公のパスカル先生の中に入っていたことがある(アニメ第1話にて)

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