概要
主人公・榊遊矢達の暮らす「スタンダード」と呼ばれる世界とは異なる異世界。
スタンダードと同じくデュエルモンスターズが存在しており、エクシーズ召喚が中心となっている。
融合次元からやってきたアカデミアの侵略者達によって、首都「ハートランド」が破壊され、住人達の多くが次々とカードの中に封印されてしまっている。
しかし、僅かに生存している者達が残っており、彼らは「レジスタンス」を結成して、アカデミアへ反抗する機会を窺っている。
上記の経緯から、仲間意識は強いのだが排他的な感情も強く根付いてしまったらしく、一部を除いて取り付く島もない者も多い。
99話より、ジャン・ミシェル・ロジェが暴走させた次元転送装置により、ランサーズが分断され、主人公榊遊矢、権現坂昇、沢渡シンゴ、黒咲が飛ばされ、物語はシンクロ次元からエクシーズ次元へと移行した。
そこでは、荒涼とした街並みで食料や水もまともに得られず、若い人はほとんどいない現状。対抗手段を持たない一般人からしたらデュエル及びデュエリストは敵味方問わず恐怖の対象となっている模様。
ハートランド・デュエル・スクール
かつてハートランドに存在したプロデュエリスト養成校。
現在確認できるのはユートと黒咲隼の所属する「スペード校」、カイトの所属する「クローバー校」の二つ。なお、スペード校の建物は前作遊戯王ZEXALにて主人公の九十九遊馬たちが所属していたハートランド学園と同じであり、教室・水泳時のロッカーなどが同じことが確認できる。
余談
前作である遊戯王ZEXALの主な舞台は「ハートランドシティ」であり、街の外観はARC-Vの「ハートランド」とほぼ同じである(ハートランド中心部のタワー、ハートランド学園、外観の一部が変わった決闘庵などが確認されている)。
しかし、現在のところ
- ハートランドが破壊された時系列もZEXALの過去の出来事か、未来の出来事なのかも不明。
- アストラル世界、バリアン世界の存在も不明。
- 住人はARビジョンではなくソリッドビジョンを使用している(デュエルディスクがARC-V仕様)。
- 天城カイト以外の安否は不明。カイト自身も、他のスターシステム出演したキャラと同じく出自が異なっている。しかも「天城」という苗字は公式サイトやエンドロール等などでも無い。
- ナンバーズカードはZEXAL独自のものの為、登場しない。(カイト以外のZEXALキャラが登場しないのはこの為と思われる。)
その為、エクシーズ次元はZEXALのパラレルワールドやリ・イマジネーション世界的なものではないかと考察されている。
また、ZEXAL最終回のエピローグでは、「遊馬達の世界に新たな魔の手が起きて、仲間たちやバリアン七皇とともに立ち向かおう」という意味深な終わり方をしているが、そのシーンとの関係は不明。
エクシーズ次元の住人
天城カイト以外の遊戯王ZEXALの登場人物は確認されていないが、リスペクトされていると思われる人物は多く確認できる。
(九十九遊馬及びアストラル、希望皇ホープ(英語名がUtopia))
(神代凌牙。なお、アストラル世界・バリアン世界の存在が不明であるため、事故で妹共々死亡している可能性が高い。また、ナッシュ・メラグのふたりは人生を歪められることなく生をまっとうした可能性がある)
(神代璃緒及び瑠那(漫画版ZEXAL)。ふたりはアニメ版・漫画版それぞれにおいて神代凌牙の関係者である。また、偶然か作為的かは不明であるが両者の名前の頭文字を合わせると「瑠」「璃」になる)
(「家族全員がアカデミアにカード化されている」が、Dr.フェイカーや弟・ハルトの存在は不明。アストラル世界・バリアン世界の存在が不明であるためトロン一家など関係者の存在も不明。)
(観月小鳥の使用カードを含めた【フェアリー】デッキを使う。また、黒咲瑠璃と仲が良かったことが回想で分かっている。また、髪形と色が九十九春に酷似している。)
(神月アンナの使用カードを含めた【列車】デッキを使う。それゆえか少年であるが、外見・名前がアンナに酷似している。また、髪形と眉毛が六十朗に酷似している。)