CV：小松未可子
主人公、九十九遊馬のクラスメイトであり、幼馴染の中学1年生。
明るく勝気な性格で、毎回無茶な挑戦（かっとビング）を続ける遊馬のことを呆れつつも応援している。
遊戯王の登場人物としては珍しく、デュエルの知識はまったくないらしい（番組終了後のコントでは遊馬よりもルールを理解している様子であった）。

物語開始からずっと遊馬のデュエルを観戦する立ち位置であったが、遊戯王ZEXALⅡでのスポーツデュエル大会にてキャッシーとのタッグで初めてデュエルを行い、この際は妖精をモチーフとした天使族のモンスターを使用した。また、この際ギラグに洗脳されたために普通のエクシーズだけでなくカオスエクシーズも召喚した。使用したエクシーズモンスターはドロー効果を持つランク4のフェアリー・チア・ガール。

当初、アストラルのことは見えていなかったが、遊馬、シャーク、カイトとDr.フェイカーとのデュエルの場に居合わせた影響で見えるようになった。

最終回において、「私も（アストラルと一緒で）遊馬の笑顔が大好き」と告白している。
これまでの遊戯王ヒロイン達は、そもそも告白できなかった（真崎杏子）、しようとしたが中断した（天上院明日香および十六夜アキ）など、恋愛対象に告白をできておらず、告白に成功したのは小鳥が初になる。
さすがの遊馬も、彼女の意図することは理解できていたらしく、言われた直後には顔を真っ赤にしていた。

容姿

例によって髪型がアレだが、実は横から見ると鳥のシルエットになっている。
また、遊戯王シリーズのヒロインとしては初の貧乳。…と思われたが、漫画版では露出度の高い服で谷間を披露。
アニメでも結構なふくらみがあり、影も塗られ強調されている。
そのため、pixivに投稿されているイラストの中には巨乳に描かれているものも存在する。
貧乳好き・巨乳好き両方に対応出来るプロポーションと言える。

しかし彼女の最大の売りは胸ではなく、見えそうで見えない鉄壁を誇るミニスカートだろう。
これまでの遊戯王ヒロインもミニスカートを着用していたが、それを凌駕する高作画によるローアングルなカットが多々見られる。スタッフわかってるな！

ファッション

過去の遊戯王ヒロイン達と比較すると、服装のバリエーションが多い。
基本は学校の制服だが、アニメ第1話から私服やスク水を披露したほか、
その後もたびたび違う私服で登場している。

また、第17話からEDの登場衣装が浴衣になったと思いきや、第21話からは白ワンピとカジュアルな私服になった。
スタッフの中に小鳥好きがいるのかもしれない。

CM出演

それまでは遊馬やアストラルらが担当していた遊戯王ZEXALオフィシャルカードゲームのCMに出演。
遊戯王のヒロインが出演するのは歴代でも珍しい。

小鳥役の小松未可子との同時出演で、「私にもデュエル、始められるかな？」と疑問を口にする小松に、
小鳥が「このスターターデッキなら構築済みのデッキだから、初めての人でも大丈夫！」などと勧める流れになっている。

ただし、実際は小松はデュエル経験者、小鳥がデュエル初心者と逆であるため「ガチプレイヤーが初心者に教わっている」と総ツッコミを食らっている。
二役を演じ、小松本人はデュエル初心者を演じている。
さらに小松のデッキは代行天使デッキであり、小鳥自身は可愛い。
このようにこのCMは二重の意味で「自作自演、マジ天使」な内容となっている。

ゲームでの出演

後に発売された3DS用ソフト「遊戯王ZEXAL 激突！デュエルカーニバル！」ではプレイヤーキャラとして出演している。初期デッキは「神の居城―ヴァルハラ」による高レベルの天使族の展開に特化した「ヴァルハラにみんな集合♪」であり、エースモンスターはアニメで使用していない「マスター・ヒュペリオン」と「大天使クリスティア」。しかもこの2体には小鳥のカットインとそれぞれ召喚時の専用ボイスまで用意されている。

これは前述で述べた通り、デュエル経験者である小鳥役の小松未可子が代行天使を使用しているからであり、2大天使の台詞が用意されたのは所謂中の人ネタという事になる。

初心者が組んだにしては強力なデッキと思われるが、このデッキには罠カードが1枚も無く、天使族の展開力を活かした多様なエクシーズ召喚、装備カードによる強化がメインとなっている(この点はある意味初心者とも言えるかもしれない)。プレイヤーが使う場合は攻撃反応系の罠カードを入れたり、若干デッキのバランスを崩しかけないが、RUM-バリアンズ・フォースとCXダーク・フェアリー・チア・ガールを投入したりするのもいいかもしれない(なお、この2枚はアニメで使用したからか、ちゃんと専用ボイスと攻撃名が入っている)。

余談

歴代遊戯王ヒロインとして唯一名前の最初が「あ」ではない。
（あんず→あすか→あき→ことり）
また、前述したとおり貧乳ではないが歴代ヒロインの巨乳っぷりに比べると劣ってしまう。
そのため、ヒロインは「姉の明里だ」「実はアストラルだ」等と散々ネタにされてきた。

が、とうとうネタじゃ済まなそうなキャラが登場した。