かっとビング
かっとびんぐ
かっとビングとは、あらゆる困難にチャレンジすることである。
「かっとび(かっとぶ)」+英語の現在進行形の「ing」の造語。
遊馬がくじけてしまいそうになったときに口にし、自らを奮い立たせている。また、誰かの心が折れてしまいそうになったとき、鼓舞する目的で口にすることもある。
内気で引っ込み思案だった幼少の遊馬を見かねた父・九十九一馬が教えたこともあり、彼にとっては父親との約束でもある大切な言葉である。
逆境に立ち向かっていく現在の遊馬の人格形成に一役も二役も買っており、これをⅢの手によって一時的に失った(記憶から消された)遊馬は恐ろしく臆病な性格となり、一人称も「俺」から「僕」へと変わっていた。
ちなみに番組開始当初は無謀ともつかないことばかりに挑戦してことごとく失敗を重ねていた。
遊馬の行動理念のひとつであり、作中で「かっとビング」に感銘を受けた人物は数えきれないほど。「カイトビング」、「キャットビング」、「ドッグビング」など名を変え、某所でかっとビング教とも揶揄されるほどに広まりを見せている。
ただし、作品を見ていなければこの言葉のニュアンスが伝わりにくく、また説明も難しいため、現実世界で叫ぶのは控えた方がいいかもしれない。
主人公の口癖ということで、OCGにもいくつか関連したカードが存在する。
希望の創造者
効果モンスター(使用不可カード)
星2/光属性/戦士族/攻 500/守 900
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた次の自分のターンのドローフェイズ開始時に
自分のライフポイントが相手より少ない場合、「かっとビングだ!オレ!」と宣言して発動できる。
デッキからカード1枚を選んでデッキの一番上に置く。
(遊戯王カードWikiより引用)
究極体ZEXALに似たシルエットの人物が描かれたモンスターで、条件を満たすことで次のドローカードを操作することができる。
これは作中で使用された能力「シャイニング・ドロー」を擬似再現したものだと思われる。
公式デュエルでは使えないので、フリーでの使用時も相手に許可を貰おう。
希望郷-オノマトピア-
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドに「希望皇ホープ」モンスターが特殊召喚される度に、このカードにかっとビングカウンターを1つ置く。
(2):自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、このカードのかっとビングカウンターの数×200ポイントアップする。
(3):1ターンに1度、このカードのかっとビングカウンターを2つ取り除いて発動できる。
デッキから「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスターの内いずれか1体を特殊召喚する。
(遊戯王カードWikiより引用)
九十九遊馬が使用したモンスターに関連したフィールド魔法。
かっとビングカウンターは「No.39希望皇ホープ→CNo.39希望皇ホープレイorSNo.39希望皇ホープONE」と繋げれば、すぐ2個貯まる。
かっとビング・チャレンジ
通常罠
(1):自分バトルフェイズに、このターン攻撃を行ったXモンスター1体を対象として発動できる。
このバトルフェイズ中そのモンスターはもう1度だけ攻撃できる。
この効果でそのモンスターが攻撃する場合、ダメージステップ終了時まで相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(遊戯王カードWikiより引用)
関連カードの中では唯一アニメにも登場したカードで、イラストには九十九遊馬に似た人物が描かれている。
エクシーズモンスターへの連続攻撃付与には《鬼神の連撃》が存在しているが、エクシーズ素材に関係ないため、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンなどにも使えるのが利点。