概要
元ネタは、『遊戯王ZEXAL』の主人公九十九遊馬が父親・九十九一馬から受け継いだ「かっとビング」。
サブタイトルとして
あらすじ
ゴーハ市にプロ野球チームが誕生すると聞き、「盗塁王にオレはなる!」と意気込むルーク。入団テストにやって来た遊我たちの前に現れた社長6兄弟長女、ゴーハ・ユウカは、デュエルの相手にスポーツ万能のロミンを指名する。野球ラッシュデュエル、プレイボール!
(テレビ東京公式サイトより引用)
第56話の詳細
アニメ『遊戯王ZEXAL』の10周年を記念した回なのか、同作のセルフパロディに溢れている。
ユウカの使用するテーマのメインモチーフは野球だが、遊戯王ZEXALのパロディを踏まえると元ネタはZEXALⅡ第81話で、バリアン七皇のギラグが開催したスポーツデュエル大会の一つ「野球デュエル」だろう。また、野球で熱血で炎属性という点は「熱血球児」がモチーフだが、ZEXALとのつながりを踏まえると第76話の片桐大介の熱血指導(ン熱血指導)も含まれると思われる。
使用したカード自体のパロディも豊富で、ズババナイト、ガガガマジシャン、アチャチャアーチャー、No.39希望皇ホープがそれぞれモチーフのズバババッター、ガガガガイヤ、アチャチャキャッチャー、背番号39球児皇ホームが登場、通常罠カード《リクエスト9》のイラストではドドドと思われるモンスターも確認できる。この中で背番号39球児皇ホーム自身も濃いくらいパロディに溢れているが、内容は該当記事へ記載する。
さらに、台詞にもパロディも多く、かっとバシングに加えて、レベル4のモンスターが並んだ際のルークの「来るぞロミン」など、デュエル内容に限らずネタ方面も全力投球している。
野球側のパロディも満載で、フィールド魔法「熱血スピリッツ・スタジアム」ではKONAMIよろしくパワプロくんらしきキャラが背景に現れ、ルークが「でやんす」とメガネ一族のような語尾を使い、ルークがロミンに託したカードは、中日ドラゴンズのかつての守護神岩瀬仁紀を彷彿とさせる「ドラゴンズ・ロック・クローザー」であった。