低めを2球見送ってオーバーフェンスを予告!
アドバンス召喚だ!背番号39 球児皇ホーム!
概要
名前や外見からNo.39 希望皇ホープがモチーフのセルフパロディ。
ただし、ラッシュデュエルには現状エクシーズモンスターが存在しないため、普通の最上級モンスターとなっている。
攻撃名は「ホームランスラッシュ」、効果発動時の攻撃名は「ホームランダブルスラッシュ」。
なお、前者はフェンス直撃の2塁打で、後者はサヨナラ逆転満塁ホームランとの事。
カードテキスト
【条件】自分または相手フィールドに表側表示の「熱血スピリッツ・スタジアム」がある場合、自分フィールドの表側表示モンスター(レベル4/炎属性)2体を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで2500アップする。このターン、自分はこのカードでしか攻撃できない。
余談
- カード名
「背番号39」はNo.39をかけていると思われる。
「球児皇」は「球場」とかけているという説がある。実際に、肩アーマーがスタジアムの形となっている。
「ホーム」はホームランもしくはホームベースの事とされるが、両肩がスタジアムであるのでホームグラウンドのダブルミーニングも含まれるとされる。
また、オーバーレイ・ユニットの代わりに炎を纏った野球ボール「オーボールレイユニット」が周囲を回っている。
- パロディ要素
アニメ『遊戯王ZEXAL』本編で野球をした事があり、ホープのバット二刀流を魅せたことがあったため、それが野球をモチーフに取り入れた要因と思われる。また、この時のホープによるフィニッシュも逆転満塁ホームランである。
元のホープは相手の攻撃を抑制する防御的な効果だが、こちらは逆に攻撃的な効果となっている。もっとも、ホープの進化系は攻撃的な効果が多いため、そちらを意識しているとも考えられる。
攻撃力を倍加させるのは、《ダブル・アップ・チャンス》を筆頭に攻撃力を倍加させての攻撃が多かった事のオマージュだろう。
コストがレベル4モンスター2体というのも、ホープのエクシーズ素材指定を意識している。
また、最初に召喚された際は効果を使っておらず、《戦士の生還》からのサルベージからの再度召喚後に効果を使用する流れも、「初手ホープ→破壊される→何らかの形で蘇生→各種サポートやランクアップ形態による強化からのワンショットキル」というZEXAL本編でよく見られた流れを彷彿とさせる。
アドバンス召喚時の口上も、野球要素とエクシーズ召喚の要素を混ぜたものとなっている。
またこのカードの召喚前に「レベル4モンスターが2体・・・来るぞ、ロミン!」とルークが言ったのも、ZEXAL本編でアストラルが対戦相手によるエクシーズ召喚の警戒を遊馬に促す台詞のオマージュだった。
攻撃時の元ネタは、前者が「ホープ剣 スラッシュ」、後者はダブル・アップ・チャンス適用時の「ホープ剣 ダブルスラッシュ」、フィッシャーとしてホームランを打つのは「ホープ剣 逆転満塁ホームラン」と思われる。
ちなみに、オープニングで他の兄弟のエースカードが遊戯王OCGから参入した懐かしのカードたちである中、ユウカのエースカードだけこのパロディ満載な新規カードであった(かつゴーハ兄弟で作中初めて勝利している)ため、一人だけ扱いが違うことが話題となっていた。