概要
遊馬たちの住む人間界と、アストラルが住んでいたアストラル世界と並ぶ第3の世界、バリアン世界の住人。理由は不明だがアストラル世界と敵対しており、アストラルと、彼の記憶であるナンバーズを狙っている。
肉体は持たず精神体のみの存在であり、バリアン世界ではマントにフードを被り仮面をつけた姿をしている。人間界では仮の肉体を用いて活動する必要がある上、スフィアフィールドを用いないと本来の力を発揮することができず、切り札であるカオスエクシーズモンスターも使うことができない。
そのため「RUM-バリアンズ・フォース」というカードを用いて人間を洗脳して遊馬と戦わせ、ナンバーズを奪おうとしている。しかしギラグの度重なる失敗から一時的にスフィアフィールドを作り出す「バリアンズスフィアキューブ」というアイテムを使用するようになる。
最終的にベクターの罠によって、バリアン世界で遊馬達を迎え撃つことになった。
バリアン世界の存在はオービタル7の動力源「バリアライト」等の存在から示唆されていたが、本格的に登場したのはDr.フェイカーとの決戦時。フェイカーはバリアン世界の使者の一人「ベクター」に操られており、バリアン世界が第1期の黒幕であることが明らかとなった。
そしてフェイカーが倒されたことにより、第2期から本格的に活動を開始する。
最初に登場したのは5人だけであり、それ以外の住人がいるのかは不明であったが、闇デュエル界の4悪人やナッシュ達の臣下達と言った住人達の存在も後に判明した。
ドルベは一連の戦いをバリアン世界のためと言っており、侵略には深い理由がある模様。
また、ベクターやドン・サウザンド、Mr.ハートランドら闇デュエル界四悪人と言った存在たちばかりが強調され、悪の世界と見られがちであるが、実際にはナッシュやドルベを始め、バリアン世界存亡のために争ってこそいるが元来は善良な存在も数多く存在しているため、一概にそうとは言い切れない。
(現に、アリトとの再戦時にアストラルは七皇の過去を振り返り、『純粋にして高潔、アストラル世界に転生して然るべき存在』と評価している)
※ネタバレ防止の為詳しくはバリアン七皇を参照。
また、後にこの世界が生まれた当初にはバリアンの神ドン・サウザンドが存在していたが、最近までは深い眠りについていたようである。
所属者
バリアン七皇
ドン・サウザンド
バリアン世界の創造神。
かつてアストラルと激闘を繰り広げた。
深い眠りについていたのだが…
闇デュエル界四悪人
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