「助けてちょうだい!おいらの分身!オービタル 7!」
概要
CV:前野智昭
カイトが12歳頃の時に、弟のハルトの子守を任せるべく作った。
何度も壊れてはその都度改造されているらしく、現在はバリアライトという赤く発光するバリアン世界の鉱石を動力源とし、各種解析やハッキングや、バイク・飛行モードへの変形や、更には時間の流れを1/10000に遅くするなど、様々な機能を搭載している。
また、オービタル5、6などの兄弟機も存在する。
一人称はオイラで、「カシコマリ」と返事するのが口癖。
ロボットながら非常に人間臭いのが特徴で、仕事をサボって居眠りしていることもある。
遊馬を「バカトンマ」、凌牙を「不良ザメ」等と呼んでバカにする一方で、カイトや小鳥に怒られた際には萎縮したりとかなり下っ端気質な性格をしている。
主人であるカイトからは分析や調査など多くの雑務を任されたり、非常電源扱いされたり、自爆させられたり(本人は無事)…と酷い扱いを受けているがそれでも献身的に使えており、カイトもそんな彼を一応信頼しているようだ。
デュエルもそれなりにできるようで、『遊戯王ZEXALII』ではオボミへの想いを叶えるべく遊馬とデュエルを行っている。
使用デッキはSDロボを中心とした機械族デッキ。
エースモンスターは「廃品眼の太鼓竜(ガラクター・アイズ・ファットドラゴン)」で、召喚の際にはカイトの「銀河眼の光子竜」をパロディした召喚口上も言っている。
そして、最終回でまさかの結婚……どうぞお幸せに。
カード化
『COSMO BLAZER』でまさかのカード化。
効果は以下の通り。
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 500/守2000
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
このカードにカシコマリカウンターを1つ置く。
(2):自分メインフェイズに、このカードのカシコマリカウンターを全て取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は2000になり、このターン直接攻撃できず、エンドフェイズに墓地へ送られる。
(3):このカードをリリースし、自分の墓地の、
「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
解説
主人であるカイトの使う「フォトン」と「ギャラクシー」をサポートする効果を持っているが、このカード自体がカテゴリから外れているため若干使いづらい。
また、リバース(裏守備から表になった)時にカシコマリカウンターを乗せ、取り除くことで攻撃力を上げられるが、直接攻撃できない上にターン終了時に墓地に行ってしまう。
これは作中で、「ダイレクトアタックであります」と言いながら凌牙に襲い掛かったシーンの再現だろう。
『JUDGMENT OF THE LIGHT』ではアニメで彼が使ったSDロボ達がカード化しており、それぞれがこのカードを対象に含む効果を持っている。
しかし、エースの「廃品眼の太鼓竜」はなぜか対応していない。
さらに『コレクターズパック-伝説の決闘者編-』では嫁のオボミもカード化。
このカードを復活させる効果と「フォトン」と「ギャラクシー」をサポートする効果を持つ。
オービタル7、フォトン・チェンジ
『デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編3-』でリメイク版の「フォトン・オービタル」が登場。
効果は以下の通り。
フォトン・オービタル
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 500/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「フォトン」モンスター
または「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを
攻撃力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
装備モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキから「フォトン・オービタル」以外の「フォトン」モンスター
または「ギャラクシー」モンスター1体を手札に加える。
解説
オービタル7とは異なり、フォトンカードになった事で同カテゴリのサポートに対応。
形式上モンスターカードとなっているが、実質的には装備魔法に近い感覚で使う事となる。
強化値は低いが、無効効果を持つ「No.38希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」や「No.90銀河眼の光子卿」と合わせれば、より効果的に働く。
サーチ効果も優秀で、フォトン・ギャラクシーのモンスターならば、全てサーチ対象となる。