もしかして
アニメ『リコリス・リコイル』に登場する組織も同名称だが、こちらに関しては該当リンクを参照のこと。→DirectAttack
概要
ダイレクトアタック(直接攻撃)とは、遊戯王にて、相手デュエリストに対して直接モンスターが攻撃する行動の俗称。ちなみに、ルールこそ違うがタカラトミーとウィザーズ・オブ・ザ・コースト社のデュエル・マスターズなどにも同じくダイレクトアタックが存在するのでデュエル・マスターズについても合わせて記述する。
説明
遊戯王の原作漫画やアニメシリーズで直接攻撃する度に宣言する俗語。遊戯王OCGでのルール上の正式な呼称は直接攻撃とそのまんまだが、ダイレクトアタックのインパクトが強いのか愛用する決闘者は多い。
遊戯王ラッシュデュエルではダイレクトアタックも公式用語である。
ダイレクトアタックが決まったら攻撃したモンスターの攻撃力の数値がそのまま相手デュエリストのライフポイントを減らす。
デュエル・マスターズにおいてはシールドを全てブレイク(破壊)さえすればダイレクトアタックと共にそのデュエリストは敗けとなり、その相手を倒した者は勝者となる。
ちなみに、漫画・アニメではプレイヤーが相手プレイヤーに直接攻撃するリアルダイレクトアタック………もといリアルファイトに持ち込んでいる描写も作品問わず多々あったりする。
ここから転じてカードゲーム等ではない作品においても別のものを用いて戦う作品(例:ポケットモンスターやデジタルモンスター等)やそもそも競いあってはいるが戦いではない作品(例:スポーツ漫画など)において、相手の人間を直接攻撃するような行為をダイレクトアタックと称することがある(スポーツ漫画の場合は不良学校の生徒等による意図的なラフプレー等)。
当然ながらそれらの作品の場合は基本的に反則行為である。
遊戯王OCGにおけるモンスター効果
本体ならば相手フィールド上のモンスターが存在しない場合しか相手プレイヤーに直接攻撃はできないのだが、効果モンスターの中には壁モンスターがいても相手プレイヤーに直接攻撃を行えるモンスターが多く存在している。
有名なのは属するモンスター総てが直接攻撃効果を持つ「トゥーンモンスター」と「地縛神」だろう。
しかし遊戯王OCGにおいて直接攻撃は非常に重要な要素であるため、例えば上記の例で言うならばトゥーンモンスターは『「トゥーン・ワールド」が自分フィールド上に存在する上で相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合のみ』という制限や『「トゥーン・ワールド」が破壊された場合、トゥーンモンスターも破壊される』というデメリットを持ち、地縛神も「地縛神モンスターは一体しか存在できない」「フィールド魔法カードが存在しない場合は破壊される」というデメリットを持つ。
それら以外の直接攻撃可能効果を持つモンスターもそもそも単体の攻撃力が低いので戦闘破壊されやすかったり、あるいは直接攻撃するためには何らかの条件を満たす必要がある等の弱点を持たせることでバランスが取られている。
デュエル・マスターズにおいて
デュエル・マスターズにおいて相手プレイヤーへの直接攻撃はそのまま勝利の条件であるため、遊戯王OCGのようにカードの効果で相手プレイヤーを直接攻撃することはできない。
しかしカードの効果で攻撃の代わりに相手へダメージを与えるものは複数存在する。
本来はクリーチャーの攻撃によって相手プレイヤーを攻撃することで相手のシールドを破壊するものだが、攻撃を行わずにシールドを破壊する「シールドブレイク」効果。
そして相手の攻撃を受け止める「ブロック」効果を持つクリーチャーを無視して相手プレイヤーを攻撃できる「ブロックされない」効果。
意味合いは異なるが、攻撃によって破壊されたシールドが持っていたら発動できる「シールド・トリガー」能力を発動させず、手札にも加えさせずに墓地に送る「シールド焼却」効果もそれに近しいかもしれない。
関連タグ
精神攻撃は基本…カードゲーム等における盤外戦術として相手プレイヤーの心理を揺さぶるような行為のこと。言い換えれば相手プレイヤーの精神への直接攻撃。
おい、デュエルしろよ…特に遊戯王OCGでのリアルダイレクトアタック描写に対するツッコミとして使われやすい台詞。元々は全く違う意味で使われていたのだが……
主にポケモン関係
直接攻撃:漢字表記である。(ただし、こちらは一般にポケモン用語として扱われる。)
ワタル…詳細は「カイリュー はかいこうせん」を参照。
ウツロイド…ダイレクトアタックが大事件の発端になったポケモン。ゲームではルザミーネを暴走させ、アニメではリーリエにポケモンが触れなくなる程のトラウマを植え付けている。
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