概要
遊戯王シリーズにおける過労死とは、持ち主のデュエルにおいてほぼ毎回のように召喚されたり、墓地から蘇生させられたりと、なにかと忙しいモンスターカードに付けられる通称である。
毎回どころか一度のデュエルで何度も呼び出されるため、働き過ぎで過労死するんじゃないかと心配されたのが由来とされる。
デュエルが主題ではないDM記憶編の場合、ネタとしてマハードが過労死と呼ばれる。
アニメ、漫画シリーズの過労死
歴代主人公のエースモンスターはだいたい該当する。
E・HEROネオス
通常モンスター、EHEROサポートカードで何度も呼び出されコンタクト融合されたりそのままアタッカーにされる。
召喚・特殊召喚の総計は実に59回。
十代がユベルと超融合してからはリアルファイト用にも使われている。
スピード・ウォリアー
デビュー戦の1話から戦闘破壊→蘇生→エースのサポートという働きっぷり。
一時期休暇をもらっていた。
ガガガマジシャン
遊馬の行うデュエルではほぼ毎回召喚される。蘇生からのエクシーズ召喚も多い。
戦闘耐性をつけられサンドバッグにされたことも。
ゴゴゴゴーレム
壁にも攻撃にも使えるからかこちらも使用頻度は高い。1ターン目に様子見のセット→効果で破壊はお約束。
蘇生からのエクシーズ召喚も多い。専用蘇生カードのゴゴゴジャイアントの登場で労働環境の苛酷化が心配される。
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
こいつに限らずペンデュラムモンスターは破壊されてもペンデュラム召喚で簡単に復活するので破壊→ペンデュラム召喚で復活となることが多い。
さらにOCG環境では自ら破壊されて仲間をサーチしていく社畜の鏡である(ちなみにアニメ版にはこの効果は無い)
サイバース族
本作のメインデュエリストのSoulburnerやPlaymakerの使うモンスター。
目玉となるリンク召喚を多用するためか自身や仲間を特殊召喚、もしくは墓地からの回収やデッキからのサーチを持つモンスターやそれをサポートする魔法、罠が多くデュエルするたび誰かが過労死するすごい種族である。
アニメで久しぶりに登場したクリボー新顔のリンクリボーが初デビューから容赦なく過労死させられたのに驚いた視聴者も多いだろう。
魔法の筒
リボルバーvsウィンディ戦において。
まさかの罠の過労死。デュエル開始直後にリボルバーがセット。返しのターンにウィンディに破壊されてお役ごめん...
かと思いきやリボルバーのリバースエンジニアリング、ウィンディの嵐闘機艦ロックバスターと互いが罠カード再利用カードを駆使してフィールドにセット、発動を狙うという展開を見せた。
最終的にはウィンディの嵐闘機艦スカイフィッシャーによりリボルバーのフィールドにセットされ嵐闘機艦ロックバスターに破壊されており罠カードが1デュエルで3回再利用されるという前代未聞の扱いを受けた。
はぐれ使い魔
主人公王道遊我の使用モンスターにして、1ターンの召喚回数に制限が無いルールで使える下級モンスターである。結果アドバンス召喚のリリースの為だけに召喚、融合素材、果てはコストとしてデッキから墓地送りと墓地に送られていない試合を探す方が難しい程墓地送りにされている。壁要員として相手ターンまで生きている回も稀にあるが、最終的に墓地に行くのがお約束。
更には作中でいつも超速でリリースされる猫やら、やられ使い魔と公式がネタにする過労死枠である。
後に『遊戯王ゴーラッシュ‼』で専用サポートカードが大量に登場し、専用デッキとしての【はぐれ使い魔】すら構築できるように。労働環境は更に劣悪になっている。
OCGの過労死
【帝コントロール】の黄泉ガエルや【植物族】のローンファイア・ブロッサムやグローアップ・バルブなんかが有名。
原作を超越したデッキの回転率が当たり前であることから、その過労死度は原作のそれよりも遥かに過酷。
その苛酷さはあまりの労働環境に同情したコナミからあまりにも長すぎる休暇をもらったものもいるほどである。
ラッシュデュエルの過労死
アドバンス召喚の回数制限を撤廃した遊戯王ラッシュデュエルではあらゆる通常モンスターが呼び出されてはリリースされている。
また、アニメ『遊戯王SEVENS』の「安立ヨシオvs安立ミミ」戦においては、ミミが1枚のワンレン・ラムーンを繰り返し使いまわしており、最後の召喚時には非常に疲れ切った姿で現れた。
過労死ネタが公式化した瞬間と言えるかもしれない。
※当項目は執筆中です。加筆者歓迎。
関連タグ
ドラゴンエンパイア(カードファイト!!ヴァンガード):トリクスタを過労死させることで有名なデッキ。
外部リンク
過労死 - 遊戯王@2ch辞典