「現れろ、雄々しくも美しく輝く二色のまなこ!」
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」
概要
「オッドアイズ・ドラゴン」がペンデュラムモンスターへと変化した姿。
名前通りオッドアイで、右目が赤・左目が緑である。四肢と背は赤色で、額と胴体の球体が青色。胴体と翼は白金色。
外見は大きくは変わっていないが、翼が巨大化し、頭部に装飾が追加され、体のあちこちに緑の球体が付いている。
特徴的な頭部はピエロの帽子を連想させるが、遊矢の他の使用カードがサーカスイメージのEM(エンタメイト)や魔術師であることを鑑みると、恐らく意図的なデザインであると考えられる。
やはり飛行はせず、移動は専ら走り。
ペンデュラムモンスターを「Pモンスター」と略記することから、オッPとも呼ばれる。やらしい意味では無い。
OCGテキスト
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
解説
OCG第9期第1弾「THE DUELIST ADVENT」で登場したレベル7・闇属性・ドラゴン族のペンデュラムモンスター。モンスターとしては効果モンスター扱い。攻撃力2500・守備力2000。当然パッケージモンスター・CMの主役を務めている。
ペンデュラムモンスターをサーチするP効果が追加され、モンスター効果も対象制限が外れたため、アニメよりも使いやすくなった。
P効果は性質上どちらか一方しか使えないので、基本的にサーチ効果を優先することになるだろう。
その場合このカードは破壊されるが、「遅効性のサーチ魔法」と割り切ればそう悪いものでもない…というどころか、このカードの特殊召喚が絶対にできないクリフォートのようなテーマに「サーチ役」のためだけに採用されることも多い。
ペンデュラム召喚でフィールドに呼び戻せれば理想的で、中でも竜穴の魔術師は、このカードからサーチ可能で、さらに一切デメリットが無いため、積極的に併用したい。
使い捨てではあるが、エクストラデッキに複数枚溜まっている時に速攻魔法「ペンデュラム・ターン」で片方のPスケールを10にまで引き上げることで、一斉召喚するという手もある。
モンスター効果はダメージの倍化。
自身を強化、または相手を弱体化させればより大きなダメージが通る。
直接攻撃では適用されないので、相手モンスターを攻撃表示にさせたり、貫通効果を付与するなどの工夫が必要になる。
ボードアドバンテージには繋がらないため、他のカードと連携して一撃必殺を狙いたい。
原作での活躍
アニメ『遊戯王ARC-V』第1~2話のデュエル「遊矢vsストロング石島」戦で初登場。
絶体絶命のピンチの中、突然遊矢の「オッドアイズ・ドラゴン」がこのカードへと変化し、そのままペンデュラム召喚によって特殊召喚された。
そして、同時に特殊召喚された「EMソード・フィッシュ」と「EMウィップ・バイパー」の効果で弱体化した「バーバリアン・キング」を攻撃し、効果による戦闘ダメージ倍化によって勝負を決めた。
その後も遊矢のデッキに書き換わったまま入っており、彼のエースモンスターとして活躍している。
初手から「星読みの魔術師」+「時読みの魔術師」でペンデュラム召喚されることが多い。
半分ネタで「積み込みしているのでは?」とも言われるが、「サイバー・ドラゴン」3枚を揃えるサイバー流に比べればまだまだ…。
前作の「No.39希望皇ホープ」同様、エースモンスターながら破壊される事が多いが、ペンデュラムモンスターの特性により、破壊されても次のターンで再度召喚されるという展開も多く、主人公の切り札として存分に活躍・過労死している。
また、「EMトランプ・ウィッチ」「EMトランプ・ガール」の効果を使っての「ペンデュラム融合」、相克の魔術師と相生の魔術師の効果を使っての「ペンデュラム・エクシーズ」により新たな姿へと進化している。(なお、ペンデュラムシンクロは覚醒の魔導剣士で行われている。)
攻撃名は「螺旋のストライクバースト」。初期の頃は「その双色の眼で捉えた全てを焼き払え!」という前口上も付いていた。モンスター効果名は「リアクション・フォース」。
攻撃名は「青眼の白龍」・「銀河眼の光子竜」の攻撃技名と似ている。
歴代主人公のエースカードの攻守と同じである。
また、闇属性・レベル7というのは武藤遊戯の切り札「ブラック・マジシャン」と同じである。
遊矢シリーズの4人のエースモンスターの中では、攻撃力を上げる能力を持たず単独での制圧力やバトルでは後塵を拝してしまう一方で、ダメージが固定されやすい4竜と異なり他のカードで条件を整った状況におけるダメージの爆発力は油断ならない。
ジャックとの決勝戦で「みんなと一緒に戦う」と言う答えに辿り着き、ペンデュラムモンスターの性質上、Pスケールがあれば破壊されたり融合素材に使われても何度でもフィールドに蘇り、他のカードの連携を築く幅の広さは他の4竜にない独自の汎用性を持っている。
アニメテキスト
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻 2500/守 2000
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分のPモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手のレベル5以上のモンスターと戦闘を行う場合、このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
余談
ラッシュデュエルにおいてはこのカードを猫化したカードである妖瞳の二叉猫が存在し、遊戯王SEVENSにおいては猫山シュレディンガーの切り札となっている。
また、遊戯王クロスデュエルにおいては遊戯王主人公エースモンスターの例に漏れず初期から参戦していた他、(他のアイコン共々バストアップであり衣装の詳細は不明だが)、このカードの擬人化或いはコスプレと思われる道化師風の女の子のアイコンが存在する。
アイコンの人物が女性になった理由は不明。ただ、実はこのカードには既に虹彩の魔術師という男性バージョンの擬人化カードが存在している為関連性が疑われるが、真偽は不明。
アニメ版での鳴き声はウルトラマンに登場する怪獣彗星怪獣ドラコ等と同じものが使われている。
関連イラスト
関連タグ
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正体:四天の龍…ARC-Vの物語の根幹に関わる内容を含む為閲覧注意!