「天空を見定める星読みの魔術師よ!」
「その深遠なる力であだなす敵を封じよ!」
概要
マスタールール3移行後初の商品である「STARTER DECK(2014)」において登場した、レベル5・闇属性・魔法使い族のペンデュラムモンスター。モンスターとしては効果モンスター扱いになる。攻撃力1200・守備力2400。
純白の服とコートに青色のマントを着込み、魔法使いがよく被っている帽子を被っている魔術師。銀色の前当てを装着しており、ホロスコープと羅針盤が付いた杖を持っている。
真っ白なのに闇属性である。
テキスト
ペンデュラム・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードまたは「オッドアイズ」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体のみが相手の効果で自分の手札に戻った時に発動できる。
その同名モンスター1体を手札から特殊召喚する。
カード説明
Pスケールは1であり、他と組み合わせれば幅広くペンデュラム召喚を行える。しかし、もう一方のPゾーンに「魔術師」か「オッドアイズ」と付いたペンデュラムモンスターが居ないとPスケールは4に増加してしまう。
ペンデュラム効果は自軍モンスターの戦闘時に魔法カードの発動を封殺する効果。ペンデュラム召喚で大量召喚したモンスターをサポートし、「収縮」・「月の書」もこれで無力に出来る。「時読みの魔術師」と組み合わせれば魔法・罠カード双方を封じられる。ただし、こちらもペンデュラムモンスターだけである。
モンスターとしての効果は、仲間のペンデュラムモンスターがバウンスされた時に同名モンスターを場に出せる効果。破壊以外の除去を封じられる。コイツ自身はムリ。
上級モンスターのため、手札で腐る事もある。低いステータスもデメリットと言えるが、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでサーチ出来る等、サポートの恩恵を受け易い。
時読みの魔術師のスケール8を維持できる相方として遊矢のファンデッキを支えていたが、デメリットのないスケール1の竜脈の魔術師の登場によってその役割を終える事となった。
スケール1出なくても下位スケールは魔術師には充実している為、立場としては時読み以上に厳しい。
ただしアストログラフ・マジシャンの効果に対応する点から採用されることはある。
原作での活躍
アニメ『遊戯王ARC-V』において主人公・榊遊矢を支える主力モンスターの一角。当初は他のペンデュラムモンスターと同じくただの効果モンスターカードだったが、謎の力によって振り子の力を得、ペンデュラムモンスターへと書き換えられた(遊戯王ではよくあること)。
以降は遊矢がペンデュラム召喚を行う際に多用されている。
沢渡シンゴとのデュエルではレアハンタープレイで「時読みの魔術師」共々奪われてしまいシンゴに使用されてしまうが、遊矢の起死回生のプレイで遊矢の下に戻った。その際に柊柚子とチビッ子達を救出しており、イケメンっぷりを視聴者に見せ付けた。
ペンデュラム効果名は「ホロスコープディビネイション」。
相方は「時読みの魔術師」。カラーリングが白と黒というように対になっており、ペンデュラム効果も対になっている。
おそらくは武藤遊戯の「ブラック・マジシャン」や九十九遊馬の「ガガガマジシャン」をイメージしたであろう、歴代主力魔法使いモンスターの3代目。
関連タグ
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