概要
遊戯王OCGに登場するカードの種類。
魔法カード同様に使い捨てで様々な効果を発揮するカードだが、こちらは基本的に手札からは発動できず、自分のメインフェイズでいったんフィールドに裏側表示でセットする必要がある。セットによって1ターンは発動できないが、次のターンからは条件を満たせば発動することができる。
だが、近年のOCG事情では手札から発動可能な罠カードもあれば、墓地にある時に発動可能な罠カードも登場するなど芸に富んでいる。インチキではない。
どうでもいいとは思うが全てのカードが実在の罠をモチーフとしているわけではない。
カードプールの変化により大量に罠を積むデッキ殆ど積まないデッキが二極化している。
初期に登場した罠カードのサポートも増え出している
罠カードの種類
罠カードには3つの種類がある。
- 通常罠 - 最も一般的となる罠カード。発動後はすぐに墓地に送られる。アイコンは無し。
●以下は遊戯王OCGのみ
- 永続罠 - 発動後、永続魔法同様に場にとどまり、効果を発揮し続ける。アイコンは∞マーク。
- カウンター罠 - 他の魔法・罠・効果モンスターの効果などに反応して発動する罠カード。それを無効化するものが多い。カウンター罠に対してはカウンター罠しか発動できない。アイコンは⇦の形をした矢印マーク。
罠カードに関するルール
罠カードは自分のメインフェイズに魔法・罠ゾーンにセットし、次の相手のターンから発動できる。
「オレは場にカードを1枚セット。ターンエンドだ!」
罠カード発動の手順と実例は以下の通り。
1.罠カード発動のタイミングが来るのを待つ。
プレイヤーB「行け、『青眼の白龍』!プレイヤーにダイレクト・アタックだ!」
2.罠カードの発動を宣言し、セットされた罠カードを表側表示にする。
プレイヤーA「そうはさせん!罠カード『サンダー・ブレイク』を発動!」
3.発動のためのコストを支払ったり、対象を選択する必要があれば、その指示に従う。
プレイヤーA「オレは手札を一枚捨て、お前の『青眼の白龍』を選択!」
4.罠カードの効果を処理する。
プレイヤーA「選択した『青眼の白龍』を破壊する!」
プレイヤーB「なん…だと…」
5.これで効果の処理が終了。罠カードを墓地に置く。
このように処理する。ただし、永続罠の場合は発動後も場に残り続ける。
中には「聖なるバリア-ミラーフォース-」等、発動タイミングが限定されているものもあるので
注意。
こちらも魔法カード同様、1ターンに何回でも使用可能。