概要
自分の身体を構成する岩石を細かく破裂させるように飛ばした上で、それらの数多の岩石を自由自在に操った上で、嵐の如く敵にぶつけ続けて攻撃する。
自分に向かって飛んできた岩石を武器等で迎撃しても岩石が砕けて数が増えるだけ(むしろ手数を増やす形で悪化させてしまう)で、岩石の属性の弱点となる呪文を当てようにも、岩石は非常に素早く動かせるので同じ属性の岩石を盾に防がれてしまうのでこれまた対応策にはならない。
一見攻防一体で対処不能の無敵の技に思える弾丸爆花散だが、実は二つの弱点がある。
まず一つ目に『フレイザードの生命力を著しく消耗する』という文字通りの命削りの技であり、当のフレイザードも「できることなら使いたくなかった」と口にしており、実際ダイ達に追い詰められた上での最後の手段として弾丸爆花散を使用している。
そして二つ目の弱点が『フレイザードの命にして本体でもある核(コア)だけは砕くことができず、攻撃に回すことができない』であり、もし核も他の岩石と一緒に飛ばそうものなら自分の命を危険に晒すことになるので、必然的に避難させる必要がある(ばくだんいわを巻き添えにすれば破壊力は更に跳ね上がるのだが、そうすると自分の核も吹き飛んでフレイザードが死んでしまうという、文字通りの自爆の技と化してしまうので、ばくだんいわをキチンと避難させて誘爆の危険を無くしてから使用に至っている)。
氷炎爆花散
弾岩爆花散の簡易版……もとい原型に相当する技で、弾岩爆花散と同じく自分の身体を構成する岩石を小さく砕いて一方……もしくは四方八方に飛ばして攻撃する。
威力は弾岩爆花散に劣るが、こちらは命を削るリスクも皆無であるためかフレイザードも躊躇なくしようしており、なんなら遠距離から聞こえる程の爆音も同時に発生するためか、『自分の配下への氷炎結界呪法発動の合図』としても使用している。