「では、名前だけは言っておこうか。暴神竜儀。テガソード様に仕えし者だ!」
「いやさか いやさか」
「貴様……!……この世の神たるテガソード様を、ショベル代わりに使うとは何と罰当たりなッ!!」 (第2話)
概要
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の登場人物。ゴジュウティラノの変身者。
元々は名家の生まれだったようだが本作の変身アイテムにして巨大ロボでもあるテガソードの存在を知って厳しい家を飛び出し、あまりに極端な信仰ぶりから家族とも疎遠になったことではぐれ者となっている。
普段の服装は黄色を基調とした僧侶を思わせる格好をしており、眼鏡を常用している。
現在はテガソードの信奉者となっており、定職に就いているかは不明だが、第2話で飯島佐織から喫茶「半世紀」の店長を任されることになり「テガソードの里」に改名した。
物語開始前から共通の敵と災厄を打ち倒すべく百夜陸王と同盟を結んでおり、叶えたい願いは不明だが恐らくテガソードに関連するものと思われる。
人物像
災厄を退けたテガソードを信仰しているだけあってか僧侶のような喋り方をしており、雑に扱う者に対しては激しい怒りを(顔芸と共に)露わにする程。口癖は「いやさか」。
また、大きい瓦礫や大木丸ごと1本軽々と持ち上げる凄まじい怪力の持ち主でもある。
世間の常識や情勢には疎く、超マイペースだが、たまたま見つけた埋蔵金をナンバーワンバトルに使用した後はネコババしたりせず交番に届けるなど良識も持ち合わせている。
またテガソードを讃えるためにグランドピアノを片手で運び「テガソード讃歌」を弾き語りをするなど芸術性も高いらしい。
余談
- 眼鏡を着用したレギュラーメンバーは雉野つよし以来となる。
- 演者の神田氏は放送開始時点で31歳であり、鈴木浩文(雉野つよし/キジブラザー)、佳久創(カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー)に続いての30代のレギュラー起用となった。本作の戦隊メンバーでは唯一の90年代及び20世紀生まれ。
- 男性イエロー自体は『機界戦隊ゼンカイジャー』のガオーン/ゼンカイガオーン以来4年ぶりなのだが、彼は機械生命体で基本的に人間態を持たないため、俳優が演じる地球人の男性イエローに限れば『魔進戦隊キラメイジャー』の射水為朝/キラメイイエロー以来5年ぶりである。
- 尚、御本尊テガソード様を演じるのはガオーン役だった梶裕貴氏である。
- いやさかとは「益々栄える」や「繁栄を祈る」の意味があり、「万歳」のニュアンスに近いとされる。
- 第2話のグランドピアノ担いでくるのは劇伴を担当する沢田氏曰く台本を見て、「田崎監督どういうことっすか!」と聞いたが「そういう事です。コンサートグランドは無理なのでセミでお願いします」という無茶振りがあったようである。
関連タグ
- ライエル…ハーメルンのバイオリン弾きの登場キャラクター。暴神と同じくピアノを…それも重量500kg相当の純金製のものを常に背負って活動してる