概要
城之内克也の所有するカードであり、以下のような効果を持つ。
自分の場に(人型の)モンスターがいる時のみ発動可能で、そのモンスターが投擲する事で敵モンスターの動きを拘束して封じ、自分(またはパートナー)のモンスターの攻撃力を500アップする。拘束した敵モンスターが戦闘で破壊された場合、攻撃力500アップの装備カード扱いで自分の場のモンスターに装備する。 |
原作初のタッグデュエルである『遊戯&城之内VS迷宮兄弟』戦にて初登場し、城之内のアックス・レイダーが迷宮兄弟のウォール・シャドウを鎖付きブーメランを投擲して拘束し、遊戯のエルフの剣士をサポートするというアシストでデビューを飾った。
それ以降も、『攻撃を回避しつつ反撃して戦闘破壊する』『鎖付きブーメランで攻撃及び身動きを封じる』『飛行するモンスターの身体の一部に巻き付けて跳び乗る事で、対空の手段を持たない地上モンスターでも対抗できるようにする』等と幅広く活躍の場面を見せている。
遊戯王OCGでは
原作での活躍を反映させてか以下のような効果になっている。
以下の効果から一つのみ、または両方を選択してこのカードを発動できる。
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原作では装備者となるモンスターが場に出ていないと使用できないような描写がされていたが、OCGでは自分の場にモンスターがいなくても前者の効果は問題なく発動できるようになっている。
ゲーム作品では
一部の作品では戦士族・獣戦士族を扱うのを得意とする城之内が使用するカードであることにかけてか、『伝説の剣の闇の破神剣の二つの効果を兼ね備えるブーメラン』というブーメラン要素を無視したようなオリジナルの効果を持つ強化魔法として登場。全てのモンスターに完全対応する強化魔法『巨大化』には劣るものの、多くの種類のモンスターに対応した強化魔法という扱いになっている。