「時空を見定める時読みの魔術師よ!」
「その精緻なる力で我を守護せよ!」
概要
マスタールール3移行後初の商品である「STARTER DECK(2014)」において登場した、レベル3・闇属性・魔法使い族のペンデュラムモンスター。モンスターとしては効果モンスター扱いになる。攻撃力1200・守備力600。
黒の服&コートと魔法使いがよく被ってるの帽子を着込んだ魔術師。赤いスカーフと金色の装飾品がチャームポイント。右腕には歯車のホイールを模したデュエルデスクのようなモノを付けている。
仲間を守る頼れるアニキ。
テキスト
ペンデュラム・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守600
【Pスケール:青8/赤8】
自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこのカードを発動できる。
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードまたは「オッドアイズ」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分のPゾーンのカードは相手の効果では破壊されない。
カード説明
自分フィールド上にモンスターが存在していると魔法カードとしては発動出来ない。Pゾーンに置くためにはブラックホールなどで自軍モンスターを除去しておくか、モンスターを展開する前に発動しておく必要がある。モンスターカードとしてなら普通に召喚出来る。
Pスケールは8と高く、高レベルモンスターのペンデュラム召喚が行えるが、もう一方のPゾーンに「魔術師」か「オッドアイズ」と付けられたPモンスターが居ないとPスケールは4に減少してしまう為、必然的に星読みの魔術師かオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが相方となる。
ペンデュラム効果は攻撃時に罠カードを防ぐ効果。ペンデュラム召喚で大量展開したモンスターが「次元幽閉」などで返り討ちにされる心配が無くなり、自軍モンスターが安心して戦闘を行える。ただし、ペンデュラムモンスターのみ。また、罠カードだけしか防げないので注意。「星読みの魔術師」と組み合わせれば魔法・罠両方を封じられる。
モンスターとしての効果はPゾーンを守る効果。下級モンスターなので手札で腐ることもない。
最初期に登場したペンデュラムモンスターで、高いペンデュラムスケールを持つ代わりにデメリットが大きく扱いづらいカードである。
その後慧眼の魔術師の登場で多少使いやすくはなったが、その後すぐに登場したデメリットの無いスケール8の竜穴の魔術師の登場により完全にお役御免となった。
ただしクロノグラフ・マジシャンの効果に対応する点から採用されることはある。
アニメでの活躍
アニメ『遊戯王ARC-V』において主人公・榊遊矢が愛用する主力モンスターの一角。当初は他のペンデュラムモンスターと同じくただの効果モンスターカードだったが、謎の力によって振り子の力を得、ペンデュラムモンスターへと書き換えられた(遊戯王ではよくあること)。
以降は遊矢がペンデュラム召喚を行う際に多用されている。
沢渡シンゴとのデュエルではレアハンタープレイで「星読みの魔術師」共々奪われてしまいシンゴに使用されてしまうが、遊矢の起死回生のプレイで遊矢の下に戻った。その際に柊柚子とチビッ子達を救出しており、イケメンっぷりを視聴者に見せ付けた。
ペンデュラム効果名は「インバース・ギアウィス」。
相方は「星読みの魔術師」。カラーリングが白と黒と対になるようになっており、ペンデュラム効果も対になっている。
おそらくは武藤遊戯の「ブラック・マジシャン」や九十九遊馬の「ガガガマジシャン」をイメージしたであろう、歴代主力魔法使いモンスターの3代目。
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