「新たな仲間も続々登場、エンタメデュエルの幕が上がる!」
「お楽しみはこれからだ!」
概要
EM(エンタメイト)は遊戯王OCGのカテゴリーの一つである。
一覧
効果モンスター
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
- EMアメンボート
- EMウィップ・バイパー
- EMガンバッター
- EMギッタンバッタ
- EMセカンドンキー
- EMターントルーパー
- EMハンサムライガー
- EMプラスタートル
- EMヘイタイガー
- EMヘルプリンセス
- EMボットアイズ・リザード
- EMユニ
- EMロングフォーン・ブル
レベル5
レベル6
レベル7
ペンデュラムモンスター
レベル1
レベル2
レベル3
- EMインコーラス
- EMウィム・ウィッチ
- EMエクストラ・シューター
- EMカード・ガードナー
- EMバラード
- EMバラクーダ
- EMビッグバイトタートル
- EMファイア・マフライオ
- EMモモンカーペット
- EMラ・パンダ
- EMリザードロー
- EMレディアンジュ
レベル4
- EMオッドアイズ・ミノタウロス
- EM稀代の決闘者
- EMゴールド・ファング
- EMシルバー・クロウ
- EMジェントルード
- EM天空の魔術師
- EMドクロバット・ジョーカー
- EM小判竜
- EMブランコブラ
- EMペンデュラム・マジシャン
- EMホタルクス
- EMユーゴーレム
- EMラクダウン
- EMラディッシュ・ホース
レベル5
レベル6
レベル8
融合モンスター
解説
アニメ遊戯王ARC-Vの主人公榊遊矢が使用するモンスターたち。名前の由来はエンターテインメントとメイト(仲間)をかけ合わせた造語であるらしく、その造形は蝶ネクタイや星型のペイントが施されるなどとしており、サーカスをモチーフにしたものと窺える。
その性能は自分フィールドのモンスターのステータス強化や、相手モンスターのステータス弱体化をする効果を持つモンスターたちが多く存在する。また新たなカテゴリーであるペンデュラムモンスターが半数を占める。
榊遊矢以外では彼の父榊遊勝が使用しており、遊矢が使用しているのも遊勝の影響が強い。
下級モンスターが多い為、元のステータスこそ貧弱だが、ペンデュラム召喚により大量に呼び出されたモンスターたちが互いの効果でステータスを強化していくことによって相手の3000程度の大型モンスターをも容易に上回り倒していくことができる下級ビートのテーマとなっている。
EM(エンタメイト)はペンデュラム召喚のテーマのひとつだが、ドクロバットジョーカーが出るまではEM(エンタメイト)モンスターのスケールは2から6までしなかく、他のペンデュラム召喚テーマに比べて狭い。
EMのメインである下級ビートでならとくに問題ないのだが、これが原因でEMデッキと親和性が高いはずのオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンがEMだけのデッキではペンデュラム召喚できないという問題が1年も続いていたりする。
(遊矢自身はオッドアイズを召喚する時、決まって星読みの魔術師、時読みの魔術師といった非EMのペンデュラムモンスターを使っていてアニメの展開上は全く問題がなく、それが原因で問題解決が遅れたとも言えよう)
当初は動物や非人間型のモンスターが多かったが、近年では人間型やアイドルカード系のEMも登場する様になった。
メインデッキのモンスターだけで89枚を誇りメインデッキ・サイドデッキの上限合計を上回る。
強さの変遷
OCGでは「スペシャルサモン・エボリューション」の「EMペンデュラム・マジシャン」の登場からテーマの大幅な強化と組み意義が出来、「マスター・オブ・ペンデュラム」で登場した「EMドクロバット・ジョーカー」の登場で統一はもちろん魔術師やオッドアイズとの混合デッキでテーマとしての完成度は高くなった。
テーマの強化としてはここまではよかったのだが、アニメでデニスが使用していた「Em(エンタメイジ)」を軸に、ドクロバットジョーカーとペンデュラムマジシャンを主に出張させた【EMEm】は非常に強力なデッキに仕上がっており、特に「EMモンキーボード」の登場以降はかの全盛期征竜以上にも発展し、他のデッキの追随を許さないほどの圧倒的な強さにまで仕上がってしまった。
そのため、使用者である榊遊矢の「みんなに笑顔」という概念から大きく外れており、アニメとOCGは別物なんだと改めて思い知らされることになった。
実際アニメでは、OCGでは「自分のカードを破壊して、その数だけEMをサーチする」という強力効果を持っているペンデュラムマジシャンがただのエクシーズ素材扱いだったり、ドクロバットジョーカーが一切登場しなかったり、EMのキーカードがキーカードとして機能していない描写が多々あるので、OCGのEMとはだいぶ毛色の違うデッキである可能性はある。
(モンキーボードという例外はあるため、一概に決めつけられないところではあるが)
このデッキの大流行を経た後の次の改訂では、Emから禁止カードを2種出したにもかかわらず、EMは規制無しとなり、その後も結局【EM竜剣士】(EMと竜剣士・竜魔王の混成)として環境を支配したため、アニメの「トップスと繋がっている」「お前のデュエルは独りよがりにすぎない」という台詞が更にネタになりつつあった。
幸い次の改訂でEMを含む非常に多くのパーツが規制されてパワーダウンすることになるのだが、その規制ではEMモンキーボードが登場からわずか167日で禁止カードとなっている。
この記録は登場から禁止カードになるまでの期間では最も短い記録になっており、同時に主人公の使用『カテゴリ』から禁止カードが登場するというとんでもない記録を成し遂げてしまった。(しかし、次作のヴレインズではなんとエースカードが禁止カードになるというさらにとんでもない記録を達成してしまう。)
その後は元のEMに加えてそれまでに登場したペンデュラムテーマをとにかく詰め込んだようなデッキ(主にマジェスペクター等)がそれなりの頻度で上位入賞を果たし、メタルフォーゼが登場するまでは代表的なPデッキの一つとして活躍した。
現在でもEM魔術師がしぶとく活躍を続ける。
EMペンデュラム・マジシャンと虹彩の魔術師等をコンボさせる構築である。
ちなみに混ぜ物では無い純性の【EM】に関しては結果が出た事は特にない為、キャラクターデッキの強さに収まっている。前述の通り火力アップ効果の重ね掛けによって、トンデモない攻撃力を叩き出す強みは他には中々ない個性を持つデッキである。
余談
このテーマと同じくエンターテインメントを意識した「Em(エンタメイジ)」シリーズが登場している。こちらはダメージに関係した効果を持つモンスターが特徴である。