「混濁の時空に魔力が満ちる時、ペンデュラム召喚は進化する!」
概要
自分ターンに1度だけ行える特殊召喚方法。カードテキスト上の表記はP召喚。
「ペンデュラムモンスター」を「魔法カード」扱いで発動した後「ペンデュラムゾーン」と呼ばれるフィールド上の指定場所に置き、ペンデュラムゾーンのカードが自分フィールド上に2枚存在する事によって使用できる。ペンデュラムゾーンに置かれた二枚のカードのペンデュラムスケールの間の数値のレベルを持つモンスターをEXデッキの表側表示カードまたは手札から可能な限り特殊召喚できる。
手順
- 自分ペンデュラムゾーンにペンデュラムスケールの差が2以上になるようにペンデュラムモンスターを用意。
- 自分メインフェイズにペンデュラム召喚を行う事を宣言。
- 手札とエクストラデッキで表側表示のモンスターの中から左右のペンデュラムゾーンに置かれたモンスターのペンデュラムスケールの間のレベルを持つモンスターを任意の数だけ特殊召喚する。
エクストラデッキからの特殊召喚
戦闘やカードの効果によって破壊されたモンスターは基本的に墓地へ送られますが、ペンデュラムモンスターは例外です。
ペンデュラムモンスターはフィールドで破壊され墓地へ送られる、というような場合、墓地へは行かずエクストラデッキゾーンに表向きで置かれます。
「ペンデュラム召喚」を宣言した際に、エクストラデッキゾーンに表向きで置かれているペンデュラムモンスターがある場合、そのペンデュラムモンスターも特殊召喚するモンスターに含む事ができます。
エクストラデッキからペンデュラム召喚されるモンスターは、手札からペンデュラム召喚されるモンスターと異なり、エクストラモンスターゾーンに特殊召喚されます。
なお、エクストラデッキからペンデュラム召喚する場合、フィールドにリンクモンスターが存在しているのであれば、エクストラモンスターゾーンだけでなく、
リンクモンスターのリンクマーカーが指し示す先の自分のメインモンスターゾーンにも特殊召喚する事ができます。
(その場合、左右のペンデュラムゾーンに置かれたモンスターのペンデュラムスケールをチェックし、その間のレベルを持つペンデュラムモンスターでなければならないので注意しましょう。)
(公式ルールブック 新マスタールール対応 バージョン 1.0 より引用)
ルール遷移
マスタールール3
ペンデュラムモンスターの登場に伴い、フィールドに新たなゾーン「ペンデュラムゾーン」が設けられた。エクストラデッキで表側表示のモンスターを特殊召喚できるため、毎ターンのエクストラデッキからの大量展開が可能であった。
新マスタールール
エクストラデッキで表側表示のペンデュラムモンスターをエクストラモンスターゾーンまたはリンクマーカーの向くメインモンスターゾーンにのみ特殊召喚できるという制限を受け、「ペンデュラムゾーン」も魔法&罠ゾーンの両端に統合された。
エクストラデッキにペンデュラムモンスターを蓄える戦術のデッキや永続魔法・永続罠を多用するデッキとの相性が悪くなった。そのため、様々なデッキが影響を受けた。
マスタールール2020年4月1日改訂版
ルール改訂で融合・シンクロ・エクシーズ召喚が直接メインモンスターゾーンに特殊召喚できるようになったのに対して、こちらの制限はそのままとなった。
デュエルリンクス
ペンデュラムモンスターが実装されたのだが、「ペンデュラムゾーン」ではなく、魔法&罠ゾーンの左右に固定されている。
ARC-Vワールドのレジェンドデュエリスト専用スキル「光の軌跡ペンデュラム召喚」にて、「ペンデュラムゾーン」が魔法&罠ゾーンから独立するようになる。
手札からの大量展開は可能だが、エクストラデッキからは1体しか出せなくなっている。