おい、概要を説明しろよ
「おい、デュエルしろよ」とは、アニメ『遊戯王5D's』の主人公不動遊星の有名な台詞である。
そもそもの始まりは第一話にまで遡る。
遊星は窃盗容疑で追われるラリーを逃がすために、自分が囮となってセキュリティの牛尾哲と対峙。
その際、このようなやりとりが発生した。
牛:オイ、そのDホイールどこから盗んだ?
マーカーなしか?囮かよ。クズはクズ同士かばい合いか?
蟹:……。
牛:お前も、逃亡を手助けしたおかげで立派に拘束する理由ができたな。
ああ、そのDホイールの出どころも聞かなきゃな。
蟹:おい、デュエルしろよ。
どの問いの答えにもなっていない。
このような「言葉のドッジボール」とでもいうべきやりとりになってしまったのは、不動遊星が無口であるというキャラクター設定のためである。決してコミュニケーション力不足が原因ではない。
また、漫画版5D'sでもおまけページ「5D'sの轍(わだち)その16」でこの「おい、デュエルしろよ」が使われている。
おい、使用法を説明しろよ
- 普通にTCGでの対局を申し込む場合。仲間内やカードショップのデュエルスペース等、その手のネタが通じる場所で使うこと。
- アプリゲームデュエルリンクスで5D'sのキャラ登場記念にTwitterの公式ハッシュタグとして使うこと。
- 問題や事件が発生した際、その解決手段をデュエルに委ねることを提案する場合。
- 遊戯王及びその他のカードゲームアニメにおいて、本来デュエルで解決すべき場面でデュエルしていないという状況に対して突っ込む場合。
遊戯王シリーズではしばしばリアルファイトが勃発するため、ネット上においては4の意味で使われることのほうが多い。もっともデュエルは”決闘”という意味であるため、あながち間違いとも言い切れなかったりする。
汎用性も高く、「おい、○○しろよ」のように改変されることも多い。
なおTAG FORCE SPの遊星シナリオでは、街に残るか世界に挑むかを迷う遊星に対し、牛尾がこの台詞でデュエルを吹っ掛けハッパをかけるという、上記の場面の意趣返しと言うべきシーンがある。
おい、関連イラストを展示しろよ
おい、他版権版も紹介しろよ
↑上の二つのように、このセリフの付く作品に対してこのタグが付けられる場合もある。
デッキレシピ
2012年2月19日に『遊戯王5D's タッグフォース6』において同名のデッキレシピが配信された。
初期の不動遊星のデッキをイメージしたデッキで、メインデッキはアニメでフォーチュンカップ編までに使用したカードで構成されている。
サイドデッキは収容所の鷹栖戦で使用した、他の囚人達から借りたカードである。
メインデッキ
上級モンスター(1枚)
下級モンスター(19枚)
ロードランナー×2
魔法カード(5枚)
罠カード(15枚)
エクストラデッキ
サイドデッキ
おい、関連タグを紹介しろよ
パワプロクンポケット:遊戯王と同じく同じくコナミが関わっている作品だが野球そっちのけの展開になる事が多く、おい、野球しろよと遊星の台詞のように突っ込まれるようになった。
仮面ライダー鎧武:ダンスグループ同士の争いなのに、ダンスそっちのけでインベスゲームで勝負を決める本末転倒な状況に対し、視聴者からは「おい、ダンスしろよ」と突っ込まれている。
アクエリアンエイジ、牙-KIBA-、Z/X-Zillions_of_enemy_X-、等:TCG作品でありながら、各メディアミックスでは作品内の世界観を描き、カードゲームは一切行わない作品達。実は元祖TCGである「MTG」でもカードゲームをやっているメディアミックスの方が少数派。『ガンダムウォー』とか『レンジャーズストライク』に至ってはそれ以前の問題だし。
タンクトップ小隊:2016年頃からニコニコ動画にて活動している声真似(パチモン)実況者の集団。現在は主に遊戯王のキャラ物真似で動画投稿を行っているのだが、内容は東映版遊戯とテレ東版遊戯がデュエルをする……というのが、だいたいデュエルと関係ないゲームで勝負をするので、ニコニコ動画では「おい、デュエルしろよ」とコメントが流れるのがお約束となっている。