ネタバレ含みます。
「あ、はい」とは
劇場版 遊戯王~超融合!時空を越えた絆~本編内で不動遊星が遊城十代の台詞「もしかしてあれが未来のデュエルディスク?」という台詞に答えた時の台詞である。
遊星は基本的にタメ口なのだが、時系列を考えてか、それぞれが主人公として活躍した時期を比較した場合は年下である遊戯・十代に対して「さん」付け呼びかつ敬語を使っていた(一部敬語ではなくタメ口で話すシーンもある)。
本作では遊星が赤き竜の力を借りて過去へ過去へとタイムスリップしながら十代、遊戯と出会っていくストーリーであり、本来の年齢順とこの劇場版で三人で一堂に会した際の年齢の順番が逆になってしまっているため、このような基本的にタメ口の遊星が年下相手に敬語を使うという一見異様な状況が発生してしまっている。
なお、本作に登場した遊戯はその時間軸の関係上遊星よりも間違いなく年下だが、十代に関してはアカデミア高等部卒業後という設定なので、遊星と比べて十代が同い年、あるいは年上であるという可能性もある。
年下の筈の相手に敬語を使うというのは本作の遊戯に対する十代にも言えることだが、彼の場合はGX本編の方で本来の時間軸である「自分よりも年上であり、かつ決闘王と呼ばれる程の実力者である遊戯」と相対したことがあり、さらに十代にとっての遊戯は「相棒であるハネクリボーのカードをくれた人」であると同時に「激しく辛いデュエルを繰り返し続けたことでデュエルの楽しさを見失っていた自分に、デュエルの楽しさを思い出させてくれた恩人」でもあるため、十代達が過去にやってきたことで本来の年齢差が逆転して年下になった遊戯と相対しても、本来の時間軸での遊戯相手のように敬語を使用したとしても決して不自然なことではない(メタな言い方をするならば作品毎の登場順でDMの遊戯、その次の作品であるGXの十代、さらに次の作品である5D'sの遊星の順番で先輩後輩の上下がはっきりと描かれていただけであろうが)。
余談になるが、後続作品である遊戯王ARC-Vのリマスター37話後の漫才コーナーにて「貴様・・・笑う暇があったらデュエルに集中しろ!」と言うセレナに対して遊矢が「え!?あ、はい・・・・」と返す場面がある。
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北条文乃…もしドラに登場するキャラクター。口癖が本記事に一文字付けた「え、あ、はい」。「口癖」なので作中に何度も登場する。