クリアマインドとは、『遊戯王5D's』において不動遊星が辿り着いた境地である。
サブタイトルでの表記は「クリア・マインド」と中黒が付く。
クリアマインド!
レベル8のスターダスト・ドラゴンに
レベル2シンクロチューナー フォーミュラ・シンクロンをチューニング!
集いし夢の結晶が、新たな進化の扉を開く 光差す道となれ!
アクセルシンクロォーーーーーー!!
生来せよ! シューティング・スター・ドラゴン!!
概要
加速する世界でしか見出せない良い心、悪しき心を超越した、揺るがなき境地。
遊星は劇中では107話で覚醒し、この後最大で5連続チューナーモンスタードローによる驚異の5連続攻撃に移行する。
アクセルシンクロ
アクセルシンクロをするために必要な状態で、アクセルシンクロモンスター(シューティング・スター・ドラゴン、TGブレード・ガンナー)召喚の際に使用する。
遊星がアクセルシンクロで召喚するモンスターはそのままでは何もカードに描かれておらず、クリアマインドに至ることで初めて絵柄が浮かび上がる。
この境地に達すると一瞬周りからDホイールごと姿が消え、アクセルシンクロモンスターと共にワープしたのかと思わせるごとく、対戦相手の後ろから空間を突き破り飛び出してくる。
(どのような原理か不明だが特殊な力を持つルーンの瞳でも、この光景を目撃する事が出来ないようだ。)
アンチノミー曰く、アクセルシンクロは光速を突破しているらしいのでそのせいかもしれない。
少しでも精神が乱れると失敗するようで、実際に108話ではアクセルシンクロを行おうとした遊星に対し、プラシドが言葉による精神攻撃を行ったために失敗した。また速度も無いと駄目なようで、107話で謎のDホイーラー(ブルーノ)が行おうとした際ディアブロに妨害され行う事が出来なかった。
デュエル以外にも、劇中ではZ-ONEが人の心を読む遊星粒子の特性を利用して、機皇帝の軍団の機能を停止させていた。また、未来でZ-ONEが見ていた情報によると、アクセルシンクロ及びデルタアクセルシンクロを初めて使用したのは不動遊星であるらしい。
トップ・クリア・マインド
クリアマインドを超越した限界を打ち破る境地「トップ・クリア・マインド」が存在し、アクセルシンクロを超えたデルタアクセルシンクロを行う条件になる。
ブルーノ曰く、「アクセルシンクロは終点ではなくただの通過点に過ぎない」らしい。
ブルーノはデルタアクセルシンクロによって、TGハルバード・キャノンを召喚した。
ちなみに、Z-ONE達の未来の世界での遊星は、コズミック・ブレイザー・ドラゴンを使用していた事が作中でZ-ONEの見ていた遊星のデータから判明している。
オーバー・トップ・クリア・マインド
遊星は己の限界を超えた先に進むには、仲間との絆を繋ぐ必要があると気付く。
そして、ZONE達のたどった「本来の未来」には存在しなかった新たな境地「オーバー・トップ・クリア・マインド」に達し、リミット・オーバー・アクセルシンクロによって、究極のモンスター、シューティング・クェーサー・ドラゴンを召喚した。
余談
遊星がオーバー・トップ・クリア・マインドの境地に達した際、某ガンダムの明鏡止水のように体が黄金色と化していた為、よくその関係でネタにされている。
実はクリア・マインドとは明鏡止水の正式な英語表現であり、クリア・マインド=明鏡止水である。その為、この演出は製作スタッフのパロディであるとも考える事が出来る。単なる偶然かもしれないが。
ちなみに実際の遊戯王OCGにも「明鏡止水の心」という装備カードが存在する。
関連動画
クリアマインドを使う時に流れる挿入歌のタイトルも「Clear Mind」。
とにかくかっこいい。
またこのBGMをバックにプラシドが、シューティング・スター・ドラゴンの効果による5連続攻撃を喰らい、
ライフが0になりデュエルにおけるダメージが現実となっている影響で爆発し、夕方6時放送のアニメにもかかわらず人間(ロボット)が上半身のみの状態になってちぎれ飛ぶという衝撃の展開のせいで、この挿入歌が「プラシド処刑用BGM」としてネタにされている。
もっぱら、シューティング・スター・ドラゴン専用のBGMであり、他の挿入歌にはシェリーとの出会いやクラッシュ・タウンのクライマックスで流れた『You say…明日へ』と最終話の『YAKUSOKU NO MELODY』があるのだが、驚くべき事に2021年4月の時点で、以降の遊戯王のアニメでは挿入歌はないのである。
関連イラスト
関連タグ
遊戯王5D's 不動遊星 ブルーノ Z-ONE アクセルシンクロ バーニングソウル 遊星号 デルタイーグル