TGハルバード・キャノン
てっくじーなすはるばーどきゃのん
「リミッター解放、レベルマックス!」
「レギュレーターオープン・オールクリアー!」
「無限の力よ!」
「時空を突き破り、未知なる世界を開け!」
「GO、デルタアクセル!!」
「カモン、TG ハルバード・キャノン!」
《TG ハルバード・キャノン》とはアニメ『遊戯王5D's』に登場した、地属性・機械族のデルタアクセルシンクロモンスターである。
「TG」に所属するシンクロモンスターの一体。
自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚するのを1ターンに1度だけ無効化して破壊するノーコストの昇天の角笛と言える効果と、フィールドから墓地へ送られると自分の墓地の「TG」モンスターを蘇生する効果を持つ。
登場から8年の時を経て、/バスター化したTGハルバード・キャノン/バスターが登場した。
アニメ
デルタアクセルシンクロ・効果モンスター
星12/地属性/機械族/攻4000/守4000
シンクロチューナー+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にして破壊することができる。この効果はこのカードのシンクロ召喚の素材としたモンスターの数だけ行うことができる。
このカードがフィールドを離れた時、エクストラデッキの「TG ブレード・ガンナー MAXX-10000」1体を自分フィールドに特殊召喚することができる。
相手フィールド上に存在するモンスターが、カード効果によってフィールドを離れる場合その効果を無効にしてそのモンスターの攻撃力を800ポイントダウンさせる事ができる。
このカードが出て一ヶ月半ほどで、あらゆる効果を無効にする同じ召喚条件を持つシューティング・クェーサー・ドラゴンという強力なライバルが登場したという不遇のカード。一応差別点はあるのだが、チェーンブロックを作る特殊召喚には対応しておらず、極端な話精神操作どころか下手すれば地砕きとかですら突破されてしまうのはかなり致命的。一応地砕きの場合は後続が出て来るものの、当然制圧効果は無い。
更にシューティング・クェーサー・ドラゴン、TGハルバード・キャノン、シューティング・スター・ドラゴンの効果を合わせたような効果を持つコズミック・ブレイザー・ドラゴンというカードも後に登場した。しかも同じTGモンスターで、TGグレイヴ・ブラスターという、EXモンスター限定だがフリーチェーン除外効果を持つデルタアクセルシンクロモンスターまで登場した今、TGハルバード・キャノンそのものがTGですら採用価値が低いという有様。展開する上でTGトライデント・ランチャーを使ってTG縛りが付いたとしても、相手ターンにシンクロ召喚出来るTGマイティ・ストライカー、TGスター・ガーディアン、TGワンダー・マジシャンが存在するという。
アニメではアンチノミーが使用。
アニメでの名前は《TG ハルバード・キャノン MAXXX-∞》だった。
彼の最期のデュエルで使用されている。
モンスター効果は相手のモンスターの展開をシンクロ素材の数である最低3回まで無効化する効果と、スターダスト・ドラゴンとその派生モンスターに共通する「効果によってフィールドから離れる」特性を封じ、さらに攻撃力を800ポイント下げる効果を持ち、相手の動きを封じる事に特化したかのような性能で不動遊星を追い詰める。
フィールドを離れた時にエクストラデッキから《TG ブレード・ガンナー MAXX-10000》を特殊召喚する効果を持っていたが、最後までフィールドに残り続けたため、この効果は使用されていない。
破壊効果は「クローズサモン」。
シンクロモンスター3体以上(うち1体はチューナー)を素材に行う「デルタアクセルシンクロ」で召喚されるモンスターの一体であり、アニメでシンクロ召喚された唯一のデルタアクセルシンクロモンスターである。(この世界の遊星はオーバートップ・クリア・マインドに達して《シューティング・クェーサー・ドラゴン》が使用できるようになったので、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は登場しなかった。)