「レベル1となった」
「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」
「ブラック・ローズ・ドラゴン」
「ブラックフェザー・ドラゴン」
「レッド・デーモンズ・ドラゴンに」
「レベル8 ライフ・ストリーム・ドラゴンを」
「チューニング!」
「集いし星が1つになる時、新たな絆が未来を照らす!」
「光さす道となれ!」
「リミットオーバーアクセルシンクロ!」
「進化の光」
「シューティング・クェーサー・ドラゴン!!」
概要
シューティング・クェーサー・ドラゴンは、『遊戯王5D's』に登場する光属性・ドラゴン族のシンクロモンスターである。
姿はスターダスト・ドラゴンとその強化形態に類似し、全体的に巨大化し尖ったスタイルとなっている。
「シューティング・スター・ドラゴン」の「シューティング」と天体の名前である「クェーサー」が名にある、自身の効果でシューティング・スター・ドラゴンを召喚できるなど、スターダスト系統の関係性を連想させる。
ただし他のスターダストの強化形態とは異なり、このカードの召喚にはスターダストを素材として使用する必要はない。
効果テキスト
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードは、そのS素材としたモンスターの内、
チューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(2):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた時に発動できる。
EXデッキから「シューティング・スター・ドラゴン」1体を特殊召喚する。
効果
アニメ版では素材にしたシンクロモンスターの数だけ攻撃が可能であり、遊星は5体のシンクロモンスターを素材にして召喚したため、攻撃力4000×5回の連続攻撃を可能とした。
このカードの攻撃時に「無効にする」という効果を持つフィールド上に存在するカード1枚の効果の発動をバトルフェイズ終了時まで無効にする事ができる。効果によるダメージを無効にし、相手のモンスター効果を受けない。これらの効果によってあらゆる効果を無効にしダメージを与えてくる時械神を打ち破ることが出来た。
そして、フィールド上から離れた場合、フィールド上のモンスターを全て破壊し、エクストラデッキからシューティング・スター・ドラゴン1体をシンクロ召喚扱いで特殊召喚することができる。いかなる手段で除去された場合でも安定して後続に繋ぐことができ、さらに全体除去を兼ねる。
この手のカードはOCG化されると弱体化されるのが常だが、かなりアニメ版の効果が取り入れられた形となっている。
連続攻撃は「チューナー以外のシンクロモンスター」に限定された。そのため、遊星のようにシンクロチューナー+シンクロモンスター4体で召喚した場合は4回まで攻撃できる。
→その後2017年3月の新マスタールール導入に伴いエクストラモンスターゾーンが導入されたことにより、6体でのシンクロ召喚、つまりアニメ同様の5回攻撃が可能となった。難易度の極めて高い浪漫コンボではあるが、ファンなら狙ってみるのも一興か。
効果の無効化は、「1ターンに1度、魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし、破壊する事ができる」という効果に置き換えられ、1ターンに1度という制限付きだがコストもなく適用範囲が広がり、使い勝手が良くなっている。
フィールド上から離れた時の特殊召喚はシンクロ召喚扱いではなく、全体除去効果も無いが、いかなる場合もフィールド上から離れた時にエクストラデッキからシューティング・スター・ドラゴンを特殊召喚できる点は同一である。(ただし、「時の任意効果」となっているので条件次第でタイミングを逃し、特殊召喚できなくなるので注意が必要。)
アニメ版
リミットオーバーアクセルシンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
シンクロチューナー+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
このカードは素材としたシンクロモンスターの数だけ攻撃する事ができる。
このカードが攻撃する時、「無効にする」という効果を持つフィールド上に存在するカード1枚の効果の発動をバトルフェイズ終了時まで無効にする事ができる。また、効果によるダメージを無効にする。相手モンスターのモンスター効果をこのカードは受けない。
このカードがフィールドを離れた時、フィールド上のモンスターを全て破壊しエクストラデッキの「シューティング・スター・ドラゴン」1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この特殊召喚はシンクロ召喚扱いとする。
作中での活躍
不動遊星がオーバートップ・クリア・マインドの境地に至ることで召喚したモンスター。Z-ONEが見ていた別未来の遊星のデータではこのモンスターではなくコズミック・ブレイザー・ドラゴンを使用していた。
自身のモンスター効果で、いかなる方法によっても破壊されない「時械神」たちを打ち破った。
攻撃名は「天地創造撃!ザ・クリエイション・バースト」。ちなみに天地創造撃はアキが、ザ・クリエイション・バーストはクロウが発言している。
連続攻撃の様子は、自身の放った光の玉からシンクロ素材(シグナーの竜)が出てきてそれらが突進していき、最後の攻撃ではクェーサードラゴン自らが(シンクロ素材を投げて)攻撃する。さながらG12グランプリのような攻撃方法である。
この方法で時械神たちと弾幕ごっこを繰り広げ、ゾーンの場の時械神を一掃。最後はこのカードと攻撃力が同等の「時械神サンダイオン」と相討ちになるも、自身の効果で「シューティング・スター・ドラゴン」を召喚し場ががら空きのゾーンにダイレクトアタックを行い、ゾーンを追い詰めた。
そしてゾーンの最後の切り札「究極時械神セフィロン」との戦いにおいて、「集いし願い」の効果でスターダスト・ドラゴンの攻撃力の大幅上昇に役立った。短い出番ではあったものの遊星の勝利に大きく貢献した。
ネタ
ちなみにこのカードの150話の初登場時、「クェーサー」の名から『聖痕のクェイサー』を連想する人が多かったのか、ツイッターなどでの5D's実況者には「シューティング・聖痕のクェイサー・ドラゴン」「聖痕のクェイサー・ドラゴン」「聖乳龍」等と呼ばれネタにされていた。
早期のうちに全シグナー龍のシンクロによって召喚されるとネタバレされていたが、レベル7・8のモンスター5体でのシンクロはいくらなんでもありえないと一蹴され、嘘バレとして信用されなかったためネタバレ通りの展開だった事で視聴者の度肝を抜いた。
関連イラスト
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聖珖神竜スターダスト・シフル漫画版遊星の切り札モンスター