ならず者傭兵部隊
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ここでは遊戯王カードについて記述する。
第2期「Struggle of Chaos -闇を制する者-」で登場した効果モンスター。
カード名の通り、いかにも素行の悪そうな男たちがイラストとして描かれている。
敵モンスターを破壊するだけの効果であれば珍しくないが、以下のような点から登場直後から非常に盛んに使用されていたカード。
- 戦士族、地属性、星4、攻守1000というサーチ・回収しやすく恵まれたステータス
- 「増援」でデッキから直接サーチできる他、「戦士の生還」による回収・再使用に対応。「切り込み隊長」によって場に出して効果を使う事もできる。
- 自身をリリース(生贄)にするだけで敵モンスターと1:1交換が成立する。
- 除去耐性のないモンスターであればどんなに強力な相手でも、である。
- 貴重な裏側表示のまま敵モンスターを破壊できる手段だった
- 本カードで裏側表示のモンスターを破壊する際、裏向きのまま破壊できる。つまりリバース効果モンスターを不発させられる。
- フィールド上のモンスター効果を無効化する「スキルドレイン」の効果を受けずに発動可能。
- カードそのものが墓地に行ってから効果が処理されるという特殊な裁定であるため。
- 優先権があるため、相手が効果発動を妨害する事が難しかった
- 第7期(2011年)以前に存在していたルール。自分が本カードを召喚した際、相手が「落とし穴」などの除去カードを使おうとしても、この優先権を行使する事ができ、本カードをリリースし敵モンスターを除去できた(この場合「落とし穴」は対象を失い不発となる)。
手軽な1:1交換カードとして長らく活躍したものの、通常召喚権を消費し大量展開を可能にするカード・デッキの流行や
モンスター能力のインフレ、シンクロ・エクシーズ召喚によるデュエルの高速化が起こるに連れて
割に合わない事が多くなっていき、徐々に影が薄くなっていった。
パロディカードとして、以下の2種類がある。
- ながれ者傭兵部隊
- はぐれ者傭兵部隊
「ながれ者傭兵部隊」のイラストでは、本カードでセンターに立っていた5人の傭兵達が描かれているが
何故か「愚鈍の斧」「呪いのお札」「疫病」などのデメリット効果のある装備魔法を付けている。
その後を描いたと思われる「はぐれ者傭兵部隊」では、「疫病」に罹患していた男が消えており、
おそらく病によって命を落としてしまったことが示唆されている。
画的にあまりにもアレという点からか、比較的初期のカードでありながら原作・アニメにも登場していなかったが
2008年放送の『遊戯王5D's』で突如として登場した(しかも使用者は不動遊星)。
収容所に送られてしまった遊星が所長とデュエルする際、没収された遊星デッキの代わりに
囚人たちが持ち寄ったカードの中に入っていた1枚で、
所長のモンスターを戦闘破壊した後効果を発動、1:2交換で勝利に貢献した。
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