「これが俺達の絆の結晶!! 俺達の希望!! 」
「現れろ、眠れる巨人ズシン!!!」
概要
コレクターズパック-閃光の決闘者編-に登場する地属性・戦士族の特殊召喚モンスター。
レアリティは、封入率の低いノーマル(通称「ノーマルレア」)であり、後述するアニメでの描写とは微妙に立ち位置が違う。
OCGテキスト
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/戦士族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
ズシンカウンターが10個置かれた自分のモンスター1体を
リリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、手札のこのカードをターン終了時まで相手に見せ、
自分フィールドのレベル1通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターにズシンカウンターを1つ置く。
(2):このカードは他のカードの効果を受けない。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ、
そのモンスターの攻撃力+1000の数値になる。
解説
現環境ではレベル1モンスターがあっさりと倒される事も少なくない為、無理に正規の召喚を狙うよりも「蒼天の霹靂」で召喚条件を無視し、「G・B ハンター」でデッキバウンスを回避するのを推奨。(どちらも「クリッター」や「魔装戦士ドラゴディウス」に対応している)
もしくはこのカードを墓地に落として「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」でコピーするのもあり。(その際お進めするペンデュラムモンスターはレベル1のモンスターを守備表示でペンデュラム召喚できる「覇王門零」とそれをサーチできる「覇王卷竜ダークヴルム」や相手の攻撃を封じる魔装戦士ドラゴノックスか)
たとえ召喚しても超重武者や「禁じられた聖典」等には戦闘破壊されてしまう。また、相手の守備力が攻撃力より1000以上上回っても都合が悪い。他のカード効果を受けないため、効果破壊や除外には強いもののこちらから強化することはできない為注意が必要。プレイヤーに除去を強要させたり、壊獣や倶利伽羅天童等によるリリース等効果ではない除去の存在も忘れないようにしたい。
アニメテキスト
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/戦士族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
レベル1の通常モンスターが自分のターンで数えて10ターン以上
(召喚ターンを含む)自分フィールド上に表側表示で存在し続けている場合、
そのモンスターをリリースする事でのみ特殊召喚できる。
このカードの攻撃力・守備力は、戦闘を行う相手モンスターの
攻撃力+1000ポイントの数値になる。
このカードは魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にはならない。
このカードが戦闘を行う効果モンスターの効果は無効化される。
OCG版との差異
アニメ版のズシンは「効果を受けない」ではなく「効果の対象にならない」となっているため、対象を取らない破壊効果なら受けられるようになったりと善悪があった。
また、アニメ版とゲーム版では戦闘相手の効果を無効化する効果があった為、戦闘で破壊されないモンスターや自身の効果で強化されているモンスターに強かった。ただし、このカードのように同じく戦闘相手を無効化するモンスター同士での戦闘でややこしくなりやすい。(ちなみに『タッグフォース』シリーズでは、先に出した方が戦闘破壊できるようになっている)
OCG化に際してズシンカウンターになったのは、ターン制のままだとリリースに使えるモンスター毎に経過ターンを別途管理する必要があり、それに関わるトラブルが発生しやすくなるからだと推測される。・・・ところが、カウンターを乗せる効果は同名ターン1ではなくそのカードごとにターン1回であること、さらには1度効果で手札から公開した後に墓地に送るなどの方法で手札から放してもう1度拾い上げると、そのズシンは別のカードとして扱われるためもう1度効果を使えてしまう。そのため理論上はアニメのように10ターン待たなくても自身の効果で特殊召喚できてしまうコンボが存在する。そしてこのコンボを極めると、ズシンが3体並べることもできてしまう。自身の効果で戦闘ダメージはモンスターに対して1000ずつしか与えられないためズシンだけでは勝てずロマンの域は出ないが、実際にそれをやり遂げたデュエル動画も存在する。一見の価値あり。
アニメでの活躍
遊戯王5D'sにおいて、チーム太陽が使うエースモンスターとして登場。
フィールドに出す為には自分ターンで数えて10ターン粘って死守したレベル1の通常モンスターをリリースする必要がある為、レアリティがノーマルかつ誰もが所持しながらも、その召喚難易度から「使用される事のない」カードという認識を受けていた。
高難易度だけあり、その性能は三幻神に筆頭する能力を持つ。
その脅威の性能でチーム5D'sのクロウ・ホーガンを下すが、不動遊星の機転を利かした戦術で攻撃がかわされ、最後はジャック・アトラスが残した永続罠「モンスター・バトン」の効果で発動された「BF-精鋭のポーラ」の効果で破壊された。
攻撃名は「ズシンパンチ」。
関連タグ
巨人のドシン:名前がネタにされる
地縛神CcapacApu:OCG版のイラストが類似している。