「人々の魂を生贄に、降臨せよ!」
「地縛神 Ccapac Apu!!」
概要
地縛神Ccapac Apuとは、遊戯王5D'sに登場するモンスターカード。
復讐の炎から敵となってしまった鬼柳京介がダークシグナー時に使用するレベル10・闇属性・悪魔族の最上級効果モンスターであり、切り札。
満足神という愛称で親しまれている。
かつて5体のシグナー竜との戦いの果てにナスカの地上絵に封印された邪神。地上絵の巨人の絵を表しているモンスターであり、原住民の言葉でCcapacは偉大な、巨大な、Apuは君主・権力者という意味を持つ。
作中で最初に登場した地縛神である。今まで5D'sに登場したモンスターを遥かに超える圧倒的な巨体、どのような抵抗も受け付けないチート効果から、初見の不動遊星に軽くトラウマを残すほどの大暴れをした。
カード効果(OCG版)
効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500
「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。
相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
カード説明
地縛神はフィールドに1体しか存在出来ない・フィールド魔法が無いと自壊する・攻撃対象に選択されない・相手にダイレクトアタック出来る・という地縛神共通の効果を持つ。また、相手モンスターを戦闘破壊すると相手LPにダメージを与える効果も備える。
アニメでは魔法・罠カードの効果を受け付けない神としての効果まで持っていた。更に5D'sでは「スピード・ワールド」という破壊不可能なフィールド魔法があり、ライディングデュエル時では自壊効果は無いに等しいことになる。邪神らしく召喚には大量の人魂を捧げないといけない。
地縛神は召喚に2体の生贄が必要となる。デュエルの高速化が進み、多くのモンスター破壊カードが存在する現環境でこれは重い。最上級モンスターの宿命である手札事故の要因にもなりやすい。地縛神は特殊召喚の制限はかかってないので、蘇生などの手段で召喚したい。
CcapacApuは悪魔族なので多くのサポートカードの恩恵を受けられる。
CcapacApu固有の効果であるバーンダメージ効果は地縛神との相性は良くない。せっかくダイレクトアタックという3000ものダメージを与えられる攻撃手段を持つのに、わざわざモンスターを攻撃しなければならない固有効果はあまり意味がない。
ただし、地縛神を蘇生させる罠カード「早すぎた復活」を使用する場合、戦闘ダメージを与えられないデメリットをある程度無視できるため相性が良い。
※強引な解釈をすれば戦闘でモンスターを除去してもダメージレースで損をしないという見方も不可能ではない。
しかし、どんな細かい理屈など足元にも及ばないほどのロマンがCcapacApuにはある。アニメで猛威を振るったパワーと、どこか愛くるしい外見、そして鬼柳京介が使用した切り札カード。それだけで使用する価値は十分ある。
CcapacApuを召喚した時、そのデュエリストは大いに満足するだろう。
その他
見た目がガチャピンに酷似している。
また、発音しにくい早口言葉のような名前なので、鬼柳がカード名を噛んでしまう漫画風イラストがpixivにいくつか投稿された。
関連イラスト
別名「満足神」という愛称の通り、サティスファクションタウンの守り神として登場したり、前述の理由からやたらとキュートなイラストで僕らを満足させてくれるイラストが多い。地縛神イラストの中ではこちらが一番多いのも特徴。
関連タグ
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