概要
漫画・アニメ問わず歴代遊戯王シリーズに登場したカードをOCG化する為のコンセプトパック。
スタン落ちがない遊戯王OCGだからこそできる商品形態である。
この商品形態が誕生するまでは過去作のカードを商品化したくても出す枠が殆どなく、OCG化されることをあきらめ気味だったプレイヤーの数知れず。
遊戯王系のまとめサイトで収録内容を予想する記事を見た兄貴も多いだろう。
歴代商品
コレクターズパック - ZEXAL編
最初のコレクターズパック。
初めてOCGオリジナルのナンバーズが収録された。
2021年現在、1つの作品のみでの収録がされている。
ナンバーズをOCGオリジナルで収録するというコンセプトの始まりでもある。
コレクターズパック 伝説の決闘者編
ティマイオスの眼、狂戦士の魂、ソウル・チャージ、マスマティシャン等を収録。
歴代作品のカードをOCG化するようになったのはここから。
海外の方が発売が早かった。
コレパの中ではおそらく最も評価が高い。
この商品以降タッグフォースのゲームオリジナルカードが毎回OCG化されている。
COLLECTORS PACK 運命の決闘者編
商品名が微妙に変化。
アクアアクトレス、占術姫、トゥーン・キングダム等を収録。
今考えると収録内容が少しニッチ過ぎたのは否めない。
2021年現在、唯一ナンバーズが収録されていない。
COLLECTORS PACK 閃光の決闘者編
眠れる巨人ズシン、サイバー・エンジェル、花札衛、No.100ヌメロン・ドラゴン等を収録。
この商品でプラネットシリーズが出揃った。
銀河眼の光波竜目当てに購入した兄貴も多いだろう。
COLLECTORS PACK 2017
覇王紫竜オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴン、白闘気白鯨、D-HEROダスクユートピアガイ等を収録。
カードショップに行くと在庫余りをよく見かける。
高レアリティをキャラクターデッキの切り札で埋めてしまったのが裏目に出てしまった形である。
環境で活躍するカード達のレアリティを上げておけば、また違う運命もあったのだろうか。
英語版では何故かここからrevenge(復讐)の文字が全商品につけられている。
COLLECTORS PACK 2018
ヘクサ・トルーデ、リトマスの死の剣士、トポロジック・ガンブラー・ドラゴン等を収録。
この商品で時械神が出揃った。
何故かゴッドオーガス(御伽龍児の使用カード)が表紙を飾っている。
案の定ハズレアになった。
「ファン待望のカードが登場!」つ(勝鬨勇雄の使用カード)
原作出身(?)の飛行エレファントを童話デッキのカードと勘違いした兄貴もいるのではないだろうか。
居合いドローのOCG化が嬉しい。
COLLECTION PACK 革命の決闘者編
商品名が微妙に変化。
また、この商品でナンバーズの穴埋め作業が終了した(1〜4のOCG化は残っている)。
「V・HEROファリス」の高騰が記憶に新しい。
レオン・ウィルソンの使用カードも引き続き収録されたがシュトロームベルクの金の城とのシナジーの無さでひんしゅくを買ってしまった感がある。
このパックから既存カードの特別仕様の収録が始まる。
今回は新イラストF・G・Dの20thシークレットレア。
COLLECTION PACK 2020
歴代初となる投票企画が行われる。
参加テーマは「フォッシル」「聖天樹」「邪神」「ドローン」「ドール」「囚人(ソーン)」「忍者」「黄泉」「シャーマン」「ガッツマスター」「デバッカー」「ホイール」(人気順)
「フォッシル」のOCG化が決定した。
機塊とゲート・オブ・ヌメロンも登場。
アニメの時点で強かった「キリビ・レディ」が強化されて収録された。
ちなみに、今回の収録で漏れたテーマは別のパックの「PREMIUM PACK 2021」に収録されている。「聖天樹」「邪神」に加えて、「ドール」はなぜかアリスのドールキメラではなくコロンちゃんのドール・モンスターとして収録されている。まるで意味がわからんぞ。
アストラル文字版のNo.39 希望皇ホープがプリズマティックシークレットレアで収録。
ANIMATION CHRONICLE 2021
シェリー・ルブランの騎士団デッキのOCG化が決定した。
クリボー5兄弟と獣装合体ライオ・ホープレイも登場。
伝説の決闘者編に近い内容に回帰しており、 No.4猛毒刺胞ステルス・クラーゲンなど優良カードが多数登場した。
使用者が地味でも商品化できるという前例を作ったのも○。
前回に引き続きアストラル文字版のNo.17 リバイス・ドラゴンがプリズマティックシークレットレアで収録。
ANIMATION CHRONICLE 2022
A宝玉獣、GゴーレムがOCG化。
他に矢薙典膳の秘宝カード、梁山泊塾の梅杉、蚊忍者、原田フトシのらくがきじゅう、御伽龍児の使用カードがOCG化。
AC01より更に使用者が地味になっており、表紙に華がないとも。
英語版青眼の白龍のプリズマティックシークレットレアが収録。
海外版ではA宝玉獣が表紙になっている。
ANIMATION CHRONICLE 2023
再録枠が非常に多く新規のOCG化が少なくなっている。
ダイナソー竜崎、セルゲイ・ヴォルコフの地縛、秘宝カードの残り、Mr.ハートランドのカードがOCG化。
イラスト違いのジャンク・ウォリアー、初期仕様の封印されし者の右腕も収録。
また、ビッグ5の商品化が途絶えてしまった。