概要
元々は御伽龍児がDDDで使用したクリーチャーの一体でこの時は魔法クレスト3個で攻撃を2000も大幅に上げる3桁のステータスが基本のDDDにしては型破りな効果を持っており、まさにDDD編におけるラスボス的な立ち位置であった。
作中では速攻の黒い忍者に追い詰められた龍児が「トリプルクレスト」でレベルを1段階上げた状態で召喚され、その圧倒的な攻撃力で対戦相手の武藤遊戯(※1)の陣地を制圧した(※2)。
最終的に漫画版では装甲魔道士パズーにより攻撃力2500となった戦うダンジョンマスターに、アニメ版ではブラック・マジシャンに破壊された。
後にOCGに逆輸入(※3)され、OCG化以前にアニメオリジナルエピソードで龍児がカードとしての「ゴッドオーガス」を度々使用している。
…がいずれも返しのターンであっけなく退場とあんまりな扱いを受けている。
攻撃名は漫画版では「ゴッドソード・クラッシュ」アニメ版では「ダイヤモンドブレード」
「オーガス」とは女性のオーガではなく英語で8月を意味するオーガスト、またオーガストの由来となったローマ皇帝アウグストゥスを意識したものと思われる。
ちなみに英語名ではNGワードである「ゴッド」の代わりに「非道、情け容赦のない、冷酷」等を意味する「リレントレス」が使用されている。
この英単語は封入パックの英語名にも使われている。
(※1)アニメ版では闇遊戯
(※2)遊戯は速攻の黒い忍者で一度は攻撃を回避し、二度目の攻撃でそれが倒された後はリトルウィザード、デューカーツインゾードの効果を巧みに使って抵抗しようとしたがそれぞれ、「魔法防御剣」、クリーチャーの身代わり(アニメではヤランゾの特殊能力)によりいずれも失敗に終わった。
(※3)但し、同じくDDD出身である速攻の黒い忍者よりも非常に遅かった。
カードテキスト
(1):1ターンに一度、自分メインフェイズに発動できる。サイコロを3回振る。このカードの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで、出た目の合計×100アップする。その後、出た目の2つが同じの場合、その同じ目によって以下の効果を適用する。出た目の全てが同じの場合、以下の効果を全て適用する。
1・2:このカードは相手ターン終了時まで戦闘・効果では破壊されない。
3・4:自分は2枚ドローする。
5・6:このターン、このカードは直接攻撃できる。
OCGでは
上記のDDDでの特殊能力と基本ルールとトリプルクレスト、そして逆輸入時のステータスを再現する形での効果となり、かなり癖が強くなっている。
地属性・戦士族の最上級モンスターにはウォークライ・バシレオスといった自己特殊召喚能力を持った者が多く、耐性なら焔聖騎士、ドローなら妖眼の相剣師、ダイレクトアタックなら上述のウォークライ・バシレオスといったより軽い者が揃っている。
使うならレベルやエンタメデュエルを駆使して差別化を図りたい。