「宇宙創造の鍵、今こそ闇の扉を開き、未来をその咆哮と共に導け!」
「現れろ、No.100!」
「ヌメロン・ドラゴン!」
概要
ZEXALの世界に存在する100枚のナンバーズの1つ。
ヌメロン・コードの根源である「宇宙を生み出した原初のドラゴン」の化身にして、ヌメロン・コードを機能させる最後の鍵。そして2体のギャラクシーアイズの本来の姿でもある。
「元から存在した何かがアストラルの力と融合して開眼した」タイプのナンバーズであり、その姿は黄金の流動体を抱くらせん状の体を持った東洋龍、と言った風情のもの。
胴体に自身のナンバーである「100」が描かれている。
原初のドラゴンは力尽きる間際、自らが作り出した宇宙を見守れないことを悲しみ落涙。その涙が原始地球に衝突して生まれたのが月である。
さらにドラゴンはヌメロン・コードを地球に隠し、その鍵は月へ封印。さらに、ヌメロン・コードを悪用する何者かの出現に備え、自らをカードとして秘めたるものとした。
この時、ドラゴンの力はフォトンとタキオン、2体のギャラクシーアイズとして分離し、さらにそれを繋ぐ語り部としてドラッグルーオンが生み出された。
時は流れて現代、遊馬達とバリアン七皇がナンバーズの争奪を繰り広げる中、月面決戦においてカイトとミザエルが決着をつける。その時、ナンバーズとなったフォトン、呪いから解放されたタキオン、そしてドラッグルーオンの力が一つとなり、自らを封印していた原初のドラゴンが出現。
白紙であったNo.100のカードとその力は結びつき、ヌメロン・ドラゴンとして開眼した(つまり原初のドラゴンとヌメロン・ドラゴンはイコールではない)。
勝者であるカイトに一旦そのカードが渡ったが、力尽きたカイトは死に際にミザエルに後を託し、そのミザエルは「カイトが信じた未来」である遊馬にヌメロン・ドラゴンを委ねた。
そして始まる、遊馬、ナッシュとドン・サウザンドとの決戦。
圧倒的な力の前に屈しかける遊馬だったが、助っ人に現れたカイトの意志を受けてヌメロン・ドラゴンが覚醒。
アニメテキスト
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/光属性/ドラゴン族/ATK 0/DEF 0
レベル1モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
自分の手札が0枚で自分フィールド上にカードが存在しない場合、
相手モンスターエクシーズの直接攻撃宣言時、
このカードはエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードと戦闘を行うモンスターの攻撃力はバトルフェイズの間だけ0になる。
このカードが破壊された時、フィールド上に存在するモンスターを全て破壊し、
このターンにフィールド上で破壊された全ての魔法・罠カードを破壊された前の状態に戻す。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
このカードの攻撃力はバトルフェイズの間だけ、
フィールド上に存在するモンスターエクシーズのランクの合計×1000ポイントアップする。
解説
圧倒的な攻撃力と全体除去効果を持つヌメロニアスへのメタカードと言うべきその力により、遊馬のエクストラデッキから出現して攻撃への壁となり、続く除去効果で破壊されたのをトリガーにドン・サウザンドのモンスターを全滅、さらにターン開始時に破壊された遊馬の伏せカード4枚を再セットさせ状況をクリアした。
その後、続くナッシュのターンにおいて「希望の絆」で蘇生され、自身では使用しなかった自己強化効果を「ライジング・ホープ」で希望皇ホープに譲渡。
アビス・スプラッシュと共に勝利に貢献した。
カードテキスト
同じランクの同名「No.」Xモンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、
フィールドのXモンスターのランクの合計×1000アップする。
(2):このカードが効果で破壊された時に発動できる。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、お互いは自身の墓地の魔法・罠カードを1枚選んでフィールドにセットする。
(3):このカードが墓地に存在し、自分の手札・フィールドにカードが無い場合、
相手の直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
解説
召喚条件が厳しくなり、魔法・罠の復活効果が1枚に減った上にお互いのプレイヤーに及ぶようになった。
また壁になる効果は墓地からとなったが、この手の効果にありがちな除外・バウンスのデメリットはない。
ただ基本的には自己強化を用いたワンターンキラーとして起用するのが良いだろう。
ランクの高いギャラクシーアイズとの相性は良いが、全体無効効果を持つタキオン、ネオ・タキオンとはかみ合わせがよろしくない。
現在のカードプールでは(1)による打点で活躍しており、ドラッグラビオンで呼び出される→9000打点で殴るのが仕事。