概要
遊戯王ZEXALの世界観において、「宇宙の全てを作り出した1枚のカード」と呼ばれる究極のカード。
世界の過去と現在と未来の全てが刻まれており、視覚的には「パーツごとに分解・再構築を繰り返すデュエルモンスターズのカードのホログラム」として認識される。
ZEXAL世界のアカシック・レコードというべき代物であり、カードとは言うがその実態は万能自在の願望器である。
これを手にしたものは世界のありとあらゆる事象を意のままに書き換える権利を与えられ、しかも判明している限りではその行使に代償や対価の類は一切存在しない。
まさしくこれを手にすることは過去と未来の全てを掌中に収めることと同義であり、「II」後半ではこのカードを狙うドン・サウザンドとのし烈な戦いが繰り広げられることになった。
アストラルの力と記憶の破片であるナンバーズのカードの一部にはこのカードの在りかに関する情報が記録されており、この情報を手に入れることも遊馬たちの目的の一つであった(恐らく1話で遊馬と衝突した際に飛び散った50枚に書き込まれたと思われる)。
ドン・サウザンドはこのカードの在りかを突き止めることこそできなかったものの、その代わりに人間世界を丸ごとバリアンに取り込むことでヌメロン・コードの力の一部を引き出すことに成功している。
最終的にはこのカードの所在がハートランドシティ上空だったことが判明。
全ての使命を果たしたアストラルの手に渡り、七皇を含め死亡した仲間たちを全て生き返らせて人間界に送り返している。