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セルゲイ・ヴォルコフ

せるげいうぉるこふ

アニメ『遊戯王ARC-V』に登場するキャラクター。破壊の美学の象徴。
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「勝とうと必死な顔より勝ったと確信した顔をぶっ潰す。最高に美しい」
「耐えて、耐えて、耐えて、耐えて、耐えて、耐えた甲斐あったぁ!」
「耐えた!耐えた!耐えた耐えた!耐えたぁ~!耐えたぞぉぉ!

「傷ついた俺を気遣い、そして勝利を確信し、…美しい。…実に美しい戦い…」
「このまま美しくフィニッシュだ…お前の『敗北』でエェッ!!
CV:遠藤大智

概要

シンクロ次元の「シティ」で開催されたフレンドシップカップの出場者の一人で、ロジェの切り札的な存在として送り込まれている。

非常に筋骨隆々な肉体を持ち、ライディングデュエルの際はホイールにトゲが装備された重量級の専用Dホイールを駆り、それはまさにセルゲイの凶悪さを具現化したデザイン。更に、このDホイールにはとんでもない秘密が隠されていた・・・(来歴にて後述)
他方戦術は、筋骨隆々の見た目とは正反対のテクニカルなものでありながら、彼の内面の如く禍々しい。

ロジェによる改造を受けているためか普段は寡黙でロジェに従順。
ロジェはいずれセルゲイに柊柚子セレナを捕獲させ、ジャック・アトラスも始末させようとしている。だが、フレンドシップ2回戦の柊柚子戦において暴走するなど、ロジェが完全に手綱を握れているとは言えない。

人物

普段は不気味なくらいに寡黙で佇まいにも感情を見せないが、ロジェの改造によるリミッターが外れてしまうと、かつての凶悪犯罪者に見合う狂気に満ちた残忍な本性を剥き出しにして、暴力的なラフプレイを展開。自身の美学を語る際は、それまでの無口さが嘘のように饒舌になる。
シンクロや融合召喚の口上、本性をむき出しにした言動、共に深夜アニメ並にアブナイものが多い。

「『勝つのに必死』な顔をした相手」よりも、「『勝ったと確信』した顔の相手」を潰す事に「美しさ」を見出すという屈折した思考の持ち主。
また、己が美しさを見出すのも単なる「『勝ったと確信』した顔」だけではなく、柊柚子のような「気高い精神を持ったデュエリスト」であり、そのようなまっすぐな人物を叩き潰すことに無上の喜びを感じている。セルゲイを小馬鹿にし侮っていたデイモンについては美しくなかったと断じているなど、屈折した考えの中に更なる拘りを持っている事が窺える。
更に自身の敗北ですら、救助行為を振り払って自分の散り様を貫徹した。

使用するカードやその効果も、その考えに見合ったものとなっており、自分のライフが削られて追い詰められる事でさえ、興奮を覚え、喜んでいる(デッキコンセプトから、ただライフポイント調整のために削るのなら効果を使わずダメージを受ければいいにも関わらず、敢えて少しずつ削っていく様こそ、彼の狂気を覗かせている)等、その精神はサイコパスの域に入っている。

『ドMな変態』『容赦ない残虐性と破壊への美学』『5D’sネタ要素満載の改造人間』『自分の美学に関して妥協なき狂人』と、様々なネタ要素を持ち、徹底した悪でありながら一貫したキャラクター性から、非常に好き嫌いが分かれている。

来歴

凶悪な犯罪者で、プロ・アマチュアを問わずデュエルを挑んでは相手を再起不能になるまで潰し続けるという非道さから、「デュエリスト・クラッシャー」の異名で恐れられていた。
その後、セキュリティ側が20人のデュエルチェイサーを動員させる形で逮捕されたのだが、セルゲイは収容所でもひたすら暴れ続け、30人近くの囚人達を再起不能に追い込んでしまった。
そしてとうとう地下強制労働施設に送り込まれるのだが、やはりそこでも50人以上のデュエリストを潰し続けるという、まさに筋金入りの極悪非道振りを演じている。
その後、その凶悪なまでの実力に目をつけたギャラガーによって、「献上品」としてロジェの元へと送り込まれているが、この頃より死んだ噂や人格が変わってしまった噂等が流れるようになっている。
ロジェによりなんらかの改造を施されてしまったようである。

フレンドシップカップの第一回戦では、シンジ・ウェーバーの仲間の一人であるデイモン・ロペスと対戦。当初は圧倒的不利にまで追い込まれていたが、一瞬のうちに相手に重症を負わせる形で逆転勝利している。しかしセルゲイ本人はこの時のデュエルについて、後に「あれは駄目だ…あのデュエル…少しも美しくない!!」とデイモンの戦いぶり・軽薄さについて苦々しく語っている。

フレンドシップカップの第二回戦では、捕獲の対象であった柚子と対戦。カードの特異的な特性を利用して相手の攻撃を無効化しつつも、そのコストで僅かずつダメージを受け続け、第一回戦と同様に圧倒的不利にまで追い込まれる。その際にソリッドビジョンにより茨が体に巻き付き、ダメージを受けて喘ぐ姿を披露し、解説のメリッサや観客をドン引きさせた。
しかし、相手の柚子が勝利を確信し負傷した自身を気遣う態度に出た瞬間、それを「美しい」と評し、彼女の気高く美しい姿に対して抑えきれなかった破壊衝動に等しい狂気を爆発させた。
そして、新たに融合召喚した「茨の超越戒人ヴァン・ダーリ・ズーマ」の凶悪な効果によって、一気に形勢を逆転。文字通り「一撃必殺」といえる攻撃を行い、更にはアクションカードで防ごうとした柚子を「そのあがきは美しい。だが…見苦しい!」と発しながら、D・ホイールの体当たりで弾き飛ばし、ビルに叩きつけるという、深夜アニメ並の残虐極まりない行いによって勝利。デュエリスト・クラッシャーに相応しい凶悪さを発揮した。
柚子の捕獲という命令を完全無視して行ったこの蛮行のせいで計画が狂った為か、大会に送り込んだロジェですらも彼を「愚か者が!」と罵っている。
その試合後に会場に戻った際は高笑いし、余韻に浸り恍惚としているところをセキュリティによって捕獲された。

その後、暴走しないように急ピッチで再改造と調整が行われ、行政評議会赤馬零児を再び制圧すべくロジェの指示で評議会ビル前まで運ばれた。しかしオベリスク・フォースの登場によって任務は変更。侵入してきた彼らを迎撃すべく出動。
そしてオベリスク・フォースの信号弾を追って、セレナを連れ去ろうとしていたバレットと、それを阻止しようとする榊遊矢のデュエルに乱入し、バレットを撃破。
結局セレナはバレットの手によって強制送還させられてしまうが、偶然その場に居合わせた柊柚子をフィールド魔法「呪縛牢」によって捕え、その後遊矢をデュエルで破り、紫雲院素良月影(遊戯王ARC-V)を蹴散らして確保することに成功する。
この際、足からロケットを噴射して空に飛んでいくというシュールな方法で離脱していた。

アカデミアとの最大の交渉材料である柚子を手に入れたことで自身の地盤を盤石と考えたロジェは、これを機にシティを完全に掌握すべくフレンドシップカップの継続を強行。
準決勝第二試合の対戦カードをセルゲイとジャック・アトラスのデュエルに変更し、セルゲイにジャックを倒させてシティの希望を完全に潰えさせようと企む。
序盤から「地縛戒隷」2体を展開するもジャックにあしらわれ、ジャックの優勢でデュエルが進んでいくかと思われたが、奴は弾けた

うつく死


「我は今、スピードと一体となった!」
「見ろ!この美しきフォルムを!!」

フィールド魔法「地縛原」の発動に合わせてDホイールと一体化し、その圧倒的なスピードを持ってアクションカードを拾い集め、「地縛原」の効果と併せてジャックを追い詰める策に出たのである。
その様子を見たシティ住民は当然ドン引きしていたが、対戦相手のジャックからは「つまらん芸」、スピードで優位に立っても「王の前の露払い」「衛兵ごとき」と一蹴された。

ジャックと対決を続けるセルゲイであったが、自分がどんなに追い詰めてもレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトと共に戦い抜くジャックの姿を見て次第に彼に美しさを感じていく。華麗なテクニックで自分を追い越し、更に自分のコースアウトという危機すら救った(信念に沿いデュエルで決着での決着に拘った点もある)ジャックに再びロジェの制御を振り切った彼は、「美しくデュエル」をかざることを望み、「地縛原」の効果によるバーンではなく、バトルで決着をつけよう(正確にはジャックの魂を打ち砕いて勝とう)とする。
ジャックに敗北し、転落するところを再びジャックに助けられようとするも、「俺の美しい最期を邪魔するな」と拒否。デュエルの顛末に歓喜しながら落ちていった。

その後、落下したシティの貧民街の片隅で半壊した状態となる。まともに機能できておらず不気味な笑みを浮かべて這いまわっている状態だった。
コモンズの青年たちに発見され、彼が重犯罪者の危険人物であること(大会で柚子を吹き飛ばして狂喜していたのは記憶に新しいだろう)や、犯罪者にも関わらずフレンドシップカップに出場したことなどからトップスの飼い犬と判断されたこと、コモンズによる暴動(トップスに対する革命)の最中で恐慌状態にあったこともあり、彼らはセルゲイを破壊しようと決断する。
ロジェとの通信は完全に途絶し、破壊されてしまったようである。
その最期は惨めなものではあったが、ある意味では彼の「ヴァンダリズム」そのものでもあり、多くのデュエリスト達を己の満足のために『破壊』してきた彼には因果応報の結末だったといえる。彼自身は、美しきデュエルに満足していたことが救いであろうが。

使用カード

「茨(ソーン)」という名のついた、茨で拷問器具に縛り付けられている猟奇的な姿をした、「全てのカードが攻撃力0で、特殊効果によって応戦する」という、特異なカードで構成されたテクニカル・デッキを使用する。シンクロ次元の人々御用達のシンクロ召喚だけでなく、融合召喚も行う。
なお、モンスターの種類はメインデッキのモンスターの「茨の囚人(ソーン・プリズナー)」、シンクロモンスターの「茨の戒人(ソーン・オブザーバー)」、融合モンスターの「茨の超越戒人(ソーン・オーバーザーバー)」となっている。

相手の攻撃を無効化する等の代償に、プレイヤーは僅かなダメージを受け続ける事になるが、このデッキはプレイヤー自身のライフが減れば減る程、大きな爆発力を発揮していく事になり、最終的に対戦相手は「茨の超越戒人ヴァン・ダーリ・ズーマ」の効果によって一気に形勢逆転された状況で、大ダメージを受けて敗北に追い込まれる。

観戦した赤馬零児は、セルゲイの自分で自分を傷つける事に喜びを覚え、己の身を全く省みようとしない危険な戦略を「火山」と例え、「肉を切らせて骨を断つ・・・いや、それ以上に」とまで評している。

遊矢とバレットを相手に乱入したデュエルからは、「地縛」と名のつく地縛神を意識したカード群を投入した新たなデッキを使用している。なお、モンスターの種類はメインデッキのモンスターの「地縛囚人」、融合モンスター・シンクロモンスターの「地縛戒隷」となっている。このデッキでは、素材2体からそれぞれ融合モンスターとシンクロモンスターを呼び出せるボードアドバンテージに関して相当に強力な仕様になっている。
また、「地縛牢」を始めとするフィールド魔法やそれに付随する魔法・罠カードも使用している。

余談


関連イラスト


関連タグ

遊戯王ARC-V
シンクロ次元 ジャン・ミシェル・ロジェ ロシア人
ダークシグナー 地縛神

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