CV;平田裕香
概要
シンクロ次元の「シティ」のテレビ局「トップシティTV」のリポーターを勤める女性。
カウガールの様な衣装を着ているが、あの町の出身者なのかは不明。
娯楽に飢えているトップス住人のため、指名手配中の逃亡犯(ユーゴ)とデュエルチェイサーのライディングデュエルを実況し、生中継する。
だがユーゴはデュエルに勝利した上にセキュリティの包囲網を突破してまんまと逃げ遂せてしまい、セキュリティの失態をシティ中に報道することとなってしまう。
その様子を目の当たりにした際は、あまりの驚きに「アイツ絶対目ぇ付けられたわ・・・」と素の口調になっていた。
シティの各所で活動をしているようで、彼女が撮影したデニスと権現坂のデュエルがきっかけとなり、ペンデュラム召喚とエクシーズ召喚が一般に知れ渡ることになった。
作中ではフレンドシップカップのMCを務めることになり、仕事をこなしつつ要所要所で人目を憚らず喜んでいる。
フレンドシップカップの実況と司会を担当し、テンションは高めの彼女だが、開会式にて『ザ・未熟者』という偏った紹介をされた遊矢に対し『酷くない?』と反応する辺り、他のトップス住民のような差別的な描写は無い。
FSCの遊彼女の名言は視聴者に衝撃を与えると同時に、異なる世界観での価値観の違いや今後の遊矢がシンクロ次元でのやり方で自分の考えを伝えるという方針を固めるということに一役買っている。
遊矢とデュエルチェイサー227では印象を一転させる発言こそ行ったものの、MCとして盛り上げ、選手に対して応援する程度の贔屓はすれど選手を貶す事には消極的であり、またシティが揺れる状況でも不安をオンエア時には表に出していない。遊矢とロジェの癒着疑惑で乗り出したのもマスコミとして当然の仕事であり、プロ意識自体は高い。
「持っている」ところがあるらしく遊矢vsジャック(2回戦目)では、ここ一番での名実況を堪能できる。
中の人
演じている平田裕香は獣拳戦隊ゲキレンジャーにメレ役で出演している。
ちなみに本作では深見レツ役の高木万平もユート(遊戯王ARC-V)役で出演している。
ゲキレンジャーでは巨大戦で実況がなされる演出が見られた作品であり、こちらでも主な実況者であるバエとともに間接的ながら巨大戦の実況を行なっていた立ち位置になった。
このバエの中の人である石田彰も、ARC-Vではエド・フェニックスとして登場している。
余談
彼女の名前の中にある「クレール」という単語には「明るい・透き通った・透明」という意味を持つフランス語の単語である。
ユーゴのエースモンスターである「クリア」ウィング・シンクロ・ドラゴンや5D'sの中でも重要な意味を持った「クリアマインド」との意味合いから、彼女は黒咲隼(エクシーズ)や紫雲院素良(融合)の様な重要な立ち位置の人物になるのではと予想されている。(ただし、年齢層は違えど「白」の名前を持つキャラが同じくシンクロ次元に存在している)
…尤も、単純にイニシャルが「MC」になるようにした可能性もある。