「ですな?議長。」
「はぁい。」
概要
5人の老人から成る、シンクロ次元シティの最高意思決定機関。
熾烈な競争社会の頂点に立つ者たちとして、メンバーはいずれも海千山千。
本来、セキュリティですら行政評議会の下部組織でしかない。
シティの現状維持を望み、1%のトップスと99%のコモンズの対立の激化に対し、融和を目的としたデュエル大会フレンドシップカップの開幕、及びデュエルチェイサーズを始めとするセキュリティの強化など、アメとムチの政策を行っている。
メンバー
ホワイト・タキ
CV:金尾哲夫
メイン画像中心の人物。白い服を着た白髪の老人。議長を務める。徳松長次郎のファン
自分たちをシティのおもしと断じ積極的に動かないところは共通しているが他の4人とは違いどんな時も笑みを崩さず、ジャン・ミシェル・ロジェのクーデターにも動じず零児が評議会ビルから去る時や自分達が見捨てられていると恐怖していると指摘されても慌てる様子が全くないなど底の見えない人物。
「はぁい。」
ゲール
CV:拝真之介
メイン画像左端の人物。黄色と黄土色の服を着た男。
アスール
CV:田中杏沙
メイン画像右から二人目の人物。青色の服を着た(一応)メンバーの紅一点。
念押しするような「例外はない」が口癖。
グレイ
CV:野川雅史
メイン画像左から二人目の人物。オレンジと灰色の服を着たギョロ目の特徴の小男。
ボルドー
CV:藤原貴弘
メイン画像右端の人物。オレンジ色の服を着た長身の男。
「ですな?議長」と確認を込めてタキに言うのが癖となっている男。
来歴
ランサーズが来る前から融合次元のことは少しではあるが把握しており、ロジェを懐柔することでシティの平和を維持していこうと考えていた。赤馬零児の訴えに対して「現状維持」を望む。
ランサーズに融合次元に対抗できるだけの力があれば彼らをシンクロ次元を守るために利用し、そうでなければジャン・ミシェル・ロジェを通じて融合次元と友好関係を結ぶことを考えた。
ロジェが別次元の者だとわかった上で受け入れ、社会秩序維持のため利用したり、ランサーズとアカデミアを両天秤にかけてどっちが勝っても良いように方針を考えているなどしたたかさを持つ。
フレンドシップカップ決勝の実行に貢献し、デュエル後には格差社会を維持してきた事を公にし、行政評議会の解散を宣言してトップスとコモンズの壁も無いことを認め以降の社会を市民たちに託し退くことを宣言した。
余談
- ED4「Speaking」では他のメンツにまじって昼寝している姿がネタにされやすい。(特に、眼を開けたまま左手で空を指差すグレイ)
- 彼らの名前は服の色と対応している。ホワイト・タキ→白、ゲール→インドヨーロッパ語で金、アスール→スペイン語で水色(アズール、アズラエルとも)、グレイ→灰色、ボルドー→ワインレッド。
- その内、ホワイト・タキは紫雲院素良や黒咲隼に続く、カード枠に対応する色が付くキャラであるが(シンクロモンスター→白→ホワイト)、その二人とは年齢層が大きく違う。