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エド・フェニックス

えどふぇにっくす

遊戯王デュエルモンスターズGX(アニメ)及び遊戯王GX(漫画)の登場人物。 遊戯王ARC-Vにおける登場人物も併記する。
目次 [非表示]

「これこそがD-HEROが活躍する新たなる闘いの場所! フィールド魔法 幽獄の時計塔 発動! 回れ運命の針よ! 刻め運命の刻を!」

概要編集

CV:石田彰

プロリーグに在籍するデュエリスト。主にD-HEROデッキを使用する。

デュエルアカデミア本校のオベリスクブルーに所属する生徒でもある。


挑戦的な性格なのだが、最初に十代に会った際には礼儀正しい新入生のフリをしたりとかなり計算高いタイプ。

冷たい言動が目立つ彼だが親友である斎王琢磨のことを一番に心配し、光の波動に支配された斎王を救うために粉骨砕身したり、父親が残してくれたD-HEROを信頼し、デュエルに負けてもD-HEROが負けたわけじゃない、ボクのプレイが未熟だっただけだ」というセリフを残すあたり、一度信じたものは何があっても裏切らない、信念の強い性格と思われる。(遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース2・デュエリスト名鑑より)

但し、父の死や重い運命を背負った人生の為、強い信念から自分以外の価値観に否定的で他人を踏み躙る事に鈍い一面があり、それが亮と十代をスランプに陥れるキッカケとなったり、十代が預けたパンを勝手に食べたりなどしている。

一方で後述の名セリフにもあるように、デュエルを軽視する発言をしたデュエル番組のディレクターに対し怒りを露わにしたり、また、大勢のファンとの握手で手を痛めてしまっても、自分のファンの気持ちに応えるなど、プロデュエリストとしての強い誇りを持っている。また、父親を亡くした境遇故か、ファイトマネーを孤児院に送っていたり、休日は孤児院の子供達と遊ぶなどの人情的な面や、常に上を目指し毎日練習するなど努力家な面もある。


活躍編集

アニメ 二期編集

53話にて初登場。

既にプロリーグで活躍するデュエリストでありながら、マネージャーを務める旧知の友人・斎王琢磨の指示により、デュエルアカデミアに一年生として入学。遊城十代に憧れる新入生のふりをして勝負を挑み、即席デッキでその実力を量る。


プロリーグ入り間もない丸藤亮との試合にE・HEROデッキで勝利(このデュエルを発端にカイザーは連敗を重ね失墜、後にヘルカイザーに変貌する)、試合後にテレビを通じて同じヒーロー使いである十代に宣戦布告。二度目のデュエルでは亡き父親のデザインしたD-HEROデッキを使用してこれも勝利。このとき父親を殺され世界に一枚しかない「究極のD」のカードを奪われた過去、復讐とカード奪還への決意が語られる。


新たなヒーロー・ネオスペーシアンを得た十代との三度目のデュエルを通じて、かつてヒーローに心躍らせていた頃の気持ちを思い出し、彼の力量を認めはじめる。しかし敗北後、斎王と連絡が取れなくなる。以降はデュエルアカデミアの港に自家用船を停泊して拠点とし、斎王と彼をトップに置く光の結社の様子を単独で探るようになる。


終盤、プロリーグのチャンピオンでエドの後見人でもある男・DDが、亡父の仇にして探し求めた究極のD・D-HERO Bloo-Dの所持者であることがDD自身の口から明かされる。目標でもあった彼とのデュエルに苦戦するも勝利し、Bloo-Dを取り戻した。

破滅の光の影響下にある斎王を救うため、光の結社に乗り込み斎王とデュエル。勝利こそ掴めなかったものの、斎王の本来の人格と再会、共に破滅の光に立ち向かう。破滅の光との戦いは十代に引き継がれ、彼の勝利ににより光の結社に関わる一連の出来事は解決に至った。


アニメ 三期編集

ヘルカイザーやツヴァインシュタイン博士らと共に、本来の世界から異世界を漂流するデュエルアカデミア生徒に協力。中盤、異世界再突入に巻き込まれ、ヘルカイザーと二人で十代の行方を追い、オブライエンと合流して覇王十代の待つ城へ赴く。十代を救出した後、エコーを自らの力の贄にしようとするアモンと対立、デュエルに敗北して消滅するが、他メンバーと同じく最終的には異世界から無事生還する。


アニメ 四期編集

就職活動が上手く進まない万丈目準をプロの世界を見学させる名目で付き人につける。千里眼グループと共同で莫大な開発費を掛け作り上げたカード・Dragoon D-ENDの盗難事件が起き、責任をとって一時プロデュエリストを辞め、行方を晦ましていたが、万丈目と十代、エメラルダの尽力で事件は解決、カードを無事取戻し、プロの世界で借りを返すと万丈目に約束した。


なお、二期序盤に一年生として入学、そのまま在籍していれば三期には二年生に、最終回後には三年生に進級しているものと思われるが、アニメ本編においてはアカデミアの授業に出席している様子は見られない。


漫画版GX編集

漫画版においてはプロデュエリスト兼アメリカ・アカデミアの三年生として登場する。

アニメ同様に父を失っており、亡き父の知人であるマッケンジー氏が後見人を務めている。氏の娘であるレジー・マッケンジー(マック)とは幼馴染。

丸藤亮天上院吹雪とは同学年であり、ジュニア時代からの旧知にあたる。かつて二人に勝ち越せなかったエドはプロになってからも彼らをライバル視している。

チーム・アメリカ・アカデミア!

「誕生日:12月19日 身長:175cm 体重:65kg」というプロフィールが設定されており(単行本九巻参照)、アニメより身長が高いことが窺える。


遊戯王ARC-V編集

エド・フェニックス総司令官

アカデミアを優秀な成績で卒業し、直後にエクシーズ次元派遣軍の総司令官に任命された男。共にエクシーズ次元に送られたアカデミアのデュエル戦士達を統率している。

榊遊勝とのデュエルにおいて「エンタメデュエル」に衝撃を受けてしまい、アカデミアの教えが正しい事を証明するべく、彼をデュエルで倒すことに執着している。榊遊勝を追う手がかりとして半分に千切れたスマイル・ワールドを所持している。

後に息子である榊遊矢と対面、デュエルでエンタメを否定しようとしたが、逆に彼が心の中にいだき続けていた感動を掘り起こされ、勝利した遊矢を認めるに至っている。

以降は「アカデミアの理想と侵略戦争は、明らかに結びつくものではない」と主張しアカデミアを離反。エクシーズ次元の復興活動へと舵を取り、自らは遊矢らを追ってアカデミアに攻め込んだ。


本質的な性格はGXから変わっていないのだが、遊矢と和解して以降は、放送当時の皮肉屋な笑みを浮かべる場面も見られている。

しかし、エンターテイナーとしての誇りを持ったプロデュエリストとしてのエドと、反対に遊びを排除しシビアな闘争に殉ずる戦士としてのエドは、思想面においては正反対の道を歩んでおり、それならばやはり別人なのではないかという声も挙がっている。

スターシステムでの登場なのでパラレルワールドの別人だと普通は考えるのだが・・・。


見分け方はD-HEROの呼び方。


初登場時の服装は他のキャラクターに比べて元の作品とは全く異なるアカデミア特有の独特な服を着用しているが、これはプロフェッサー赤馬零王から賜った総司令官としてのマントである、その下に別の服を着込んでいる。


使用デッキ編集

E・HERO及びネオスペーシアンを主に使う主人公の遊城十代に対し、父のデザインしたヒーロー、D-HEROを使用する。

運命は血の味


漫画版ではV・HEROを中心とするヒーローデッキ。マッケンジー氏に亡き父親が最後にデザインしたカード・プラネットシリーズのひとつ、The grand JUPITERを授けられる。


ARC-VではアニメGXと同じくD-HEROを使用するが、今回は融合召喚をメインに据えている。


余談編集

58話においてデュエルアカデミアに航空機からのスカイダイビングで来訪したこと、同機内の人物との「Are you ready?」「うん!」「GO!」というやり取り、飛び降りの際の掛け声(「イヤッッホォォォオオォオウ!」と表記される)は視聴者に大きなインパクトを与え、ネタにされることが多い。

また、本編中でたびたび見せる挑発的な表情、特に141話の異世界の館でのデュエルにおいて見せた表情(→これだからプロは)や、165話に出てきた著書のタイトル「それはどうかなと言えるデュエル哲学」は並んでネタにされる頻度が高い。



名言編集

「真のデュエリストとは孤高だ。例え他人に認められずとも、自分のデッキとタクティクスを信じ我が道を行くのみ。結果と評価は後から付いてくるにすぎない」


「そのまま動くなアモン、動くんじゃない!エンドだ。ターンを終了するんだ。アモン…!」


「確かに、大した破壊力だ。だが、この程度のモンスターなら他にもいる。エコーを犠牲にしてまで召喚する価値など…無い!!」


「僕が犠牲になったなんて思うなよ。僕は、やれるだけのことをやっただけだ」


「僕はデュエリストだ。コミックスターじゃない。デュエルの力を信じられないなら、デュエル番組なんてやめろ!」


「人の心は街とは違う。元に戻したからそれで許してくれ というわけにはいかないんだ」


関連イラスト編集

【遊戯王GX】時計塔~ダークシティ

迷うな、斎王はいる【2017.12.19】エド誕生日おめでとう!




関連タグ編集

遊戯王GX 漫画版GX

D-HERO V・HERO

これだからプロは


シド・フェニックス……名前が1文字違いでしかも中の人も同じ

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