解説
※ルビ(読み仮名)なしの状態が非常に似ている【E-HERO (イービルヒーロー)】というカテゴリもあるためタグ付けの際は要注意
『遊戯王デュエルモンスターズGX』の主人公・遊城十代の使うモンスターたち。
アメリカンコミックのヒーローを意識したデザインのモンスターが多い。
『エレメンタル(元素)』の通り、ヒーローごとに様々な属性を持ち、種族は大半が戦士族である。
ヒーロー同士の融合から召喚される融合モンスターを主流とし、豊富なサポートカードによる多彩な展開が特徴。そのため、E・HEROの通常モンスターと効果モンスターは何らかの(場合によっては複数の)融合モンスターの融合素材になっているものが多い。
E・HERO専用の魔法・罠カードもあるが、「戦士の生還」などの戦士族用カードと相性がいい。
下級モンスターにレベル4の戦士族モンスターが多く、サポートが豊富である事などもあってH-Cエクスカリバーなどの強力なエクシーズモンスターの素材としても注目を集めていた。
主力をランク4のエクシーズモンスターとM・HEROを主にしたものは特に強力なデッキに仕上がっており、長きにわたってトップクラスのデッキ【E・HEROビート】として君臨していた。
エアーマンなどHERO全体に関わるテキストを持つ効果はE・HEROに集中するため混合構築の核となるテーマでもある。
『POWER OF THE ELEMENTS』ではウィングマンが成立したため、【E・HERO】ファンデッキとして手堅く強化された。
アニメ版と漫画版の相違点
アニメ版と漫画版とで十代が使用するE・HEROが全く異なる。
アニメ版で使うフェザーマンなどのE・HEROは、漫画版では幼い頃の十代がデッキに入れて使用している。(ただし、スパークマンのようにその後も登場しているカードもある)
その後、十代は響紅葉のヒーローデッキを受け継いだことで、アニメ版とは全く違うE・HEROを使うようになっている。
E・HEROの記事一覧
属性別
特定の分類
- ネオス ※
※:「E・HERO ネオス」を素材とするネオスの派生形態は該当カードの記事を参照。
関連イラスト
余談
エド・フェニックスが使用するE・HEROフェニックスガイが登場した際に、「E・HEROは同じ融合素材で様々な融合パターンがあるのが特徴」と言われていたが、「E・HERO フェザーマン」と「E・HERO バーストレディ」を除く融合パターンは登場する事は無かった。後にエドの使用デッキがD-HEROに切り替わり、この特徴はフレイム・ウィングマンとフェニックスガイの1パターンを残しただけとなった。
もっとも、この設定通りのするとネオス以外のE・HEROの数が実質2倍になってしまい、収拾が付かなくなる可能性もあったとは言える。
一応、後に漫画版出身の「E・HERO アブソルートZero」などの融合素材を属性で指定するカードが登場したため、同じ融合素材で様々な融合パターン自体は再現されることになった。
アニメ・漫画で多数のカードが登場したが、未OCG化のモンスターは「E・HERO クレイ・ガードマン」のみと、OCG化率が非常に高い。
ただしサポートカードは未OCG化も多い。