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「さあ十代! 楽しいデュエルをしようぜ!!」


概要編集

漫画版GXのオリジナルキャラクターであり、劇中におけるデュエルの世界チャンピオン。十代がデュエルを始めるきっかけとなった人物である。

E・HEROデッキの使い手であり、世界に一枚ずつしか存在しないプラネットシリーズのひとつ『E・HEROジ・アース』が切り札。

このデッキは作中の時系列(十代のアカデミア入学後)では十代に譲られており、後に返却されている。


第三回世界デュエル大会における日本人初のチャンプである為、万丈目にとって憧れの存在である。

また、十代と万丈目同様、カードの精霊を認識・意思疎通する素質を持ち、ハネクリボーと交流していた。


闇の被害者編集

有名なプロデュエリストであったが、トラゴエディアに操られたレジー・マッケンジーに闇のデュエルを仕掛けられ、敗北したことで「本気でデュエルをした時、ドローするたびに命がすり減っていく」という呪いをかけられてしまう。

本来トラゴエディアの仕掛ける闇のゲームに敗れた場合、その場で意識を闇に幽閉され昏睡してしまうのだが、紅葉の場合はトラゴエディアが「なかなか楽しめた」「出来ればもう一度戦いたい」と考えたため、呪いをかけた上でその記憶を消すことで「猶予」を与えられる形となった。


とはいえプロデュエリストの紅葉にとっては二重の意味で致命的な呪縛であり、この時に受けた心身のダメージも相まってまともにデュエルが出来なくなり、療養を余儀なくされる。

入院生活を送っていたところ、同じ病院に入院した十代と知り合い、デュエルを教えることとなる。

十代にプロとしてデュエルする自分の姿を見せたいと再び表舞台に立つものの、決勝戦直前に倒れてしまい、引退を決意した。


そして、その「引退試合」の相手に、以前から本気のデッキでの対戦を望んでいた十代を選び、正真正銘本気のデュエルを繰り広げる。

デュエルは紅葉の勝利となったが、デュエリストになる事を決意した十代に自分のデッキを託す。

そしてその日の夕刻、呪縛によってすり減った命数がついに尽きてしまい、昏睡状態に陥った。この時ハネクリボーの加護によって命を繋いでいるような描写が見られたため、ハネクリボーがいなければ紅葉はこの時点で死んでいた可能性がある。


しかし数年後、十代・万丈目タッグがMr.マッケンジー(トラゴエディア)の打倒に成功。

精霊の『ハネクリボー』と『光と闇の竜』がトラゴエディアを封印した事により、目を覚ました。


復活編集

数年後の時点ではチャンピオンに返り咲いており、とある大会の舞台で成長した十代とデュエルを繰り広げた。

決着は描かれていない。


漫画版における十代の先導者編集

アニメ版GXでは初代決闘王、武藤遊戯が『ハネクリボー』を十代に託した。

漫画版GXでは『ハネクリボー』はペガサスに託され、引退後にデッキごと十代に『ハネクリボー』を託した。

読みきり版では、十代は『E・HERO』デッキを紅葉に返したが『ハネクリボー』だけは自分が使用したままである。


なお、漫画版遊戯王GX後日談となる読みきりでは、十代vs紅葉とのデュエルは決着がつかずに終わっている。(アニメ版GXの十代vs遊戯の場合は視聴者に勝敗が不明のまま最終回を迎えている為、漫画版GXもそれに合わせたと思われる。)


使用デッキ編集

十代同様にE・HEROモンスターで構築したHEROデッキ。

引退後は十代に託したが、復活後には返してもらった。

また、名前の後ろに「マン」が付かないモンスターを多数使用している。


使用カード紹介(通常モンスター)編集

E・HEROオーシャン

『ジ・アース』の融合素材の1つ。

漫画では『』が存在する場合、直接攻撃できる効果を持つ。これは十代・紅葉とも「海」を持っていないため、生かされることはなかったが、融合素材のほかに単独で戦闘を行ったこともあり、そこそこ活躍している。

OCG版では自分スタンバイフェイズに自分のフィールド・墓地の『HERO』モンスター1体を持ち主の手札に戻す効果である。


E・HEROフォレストマン

『ジ・アース』の融合素材の1つ。

漫画では効果がない為に主に守備状態。

OCG版では自分スタンバイフェイズにデッキ・墓地の『融合』1枚を選んで手札に加える効果を持つ。


E・HEROクノスペ

読みきり版で使用される。

『フォレストマン』と融合して『ガイア』となる。


E・HEROザ・ヒート

召喚されて直接攻撃を決めた後、次のターンで手札の『レディ・オブ・ファイア』と融合して『フレイム・ブラスト』となる。

OCG版では自分フィールド場の『E・HERO』の数だけ攻撃力が200ポイントアップする効果を持つ。


E・HEROレディ・オブ・ファイア

召喚されることも無く、『フレイム・ブラスト』の融合素材となる。

OCG版では自分フィールド場の側表示で存在する『E・HERO』モンスターの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える効果を持つ。


E・HEROエアーマン

下級HEROモンスターの中でもトップクラスの攻撃力を誇る風のE・HERO。


E・HEROボルテック

攻撃力1000の雷族E・HEROモンスター。

主に『ボルテック・スピア』を装備してパワーアップする。


ハネクリボー

ペガサスから託された精霊のカード。

引退デュエル後、十代に託す。


使用カード紹介(融合モンスター)編集

E・HEROジ・アース

第三回世界大会での優勝後、優勝商品として手に入れた紅葉のエースモンスター。


E・HEROフレイム・ブラスト

水属性モンスターと戦闘する事で、ダメージ計算時の間だけ攻撃力を1000ポイントアップする効果を持つ水属性アンチモンスター。

漫画版では墓地に送られた場合、墓地から魔法カードを1枚手札に戻す効果を持っていた。


E・HEROガイア

読み切り版で登場。

『M・HEROカミカゼ』を弱体化させるが『緊急隔壁』で防がれる。


E・HEROアブソルートZERO

プロ時代の紅葉の最強のE・HERO。

万丈目が十代との2回目の決闘で彼の手によって融合召喚された時に紅葉がこのカードを使用して世界チャンプになった事を思い出す。


E・HEROCore

読み切り版で登場した紅葉の切り札。

罠カード『元素融合 エレメント・フュージョン』によって、フィールドの『E・HERO ジ・アース』と、除外された『オーシャン』と『フォレストマン』を融合素材として融合召喚される。

『カミカゼ』を戦闘破壊し、効果で『光牙』と『M・HERO 闇鬼』を破壊した。

漫画ではバトルフェイズ中攻撃力が倍になるという驚異的な効果を持っていた。


OCG版では攻撃対象になった場合のみ攻撃力が倍になり、戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、フィールドのモンスター1体を破壊する効果を持っていた。

また破壊された時、自分の墓地のレベル8以下の『E・HERO』融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する効果も持っているなど、まさに切り札級である。



関連タグ編集

漫画版GX

遊城十代 万丈目準 響みどり

ハネクリボー 光と闇の竜 E・HEROジ・アース

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