CV.石田彰
人物
『快足の貴公子』(32話からは『彗星の貴公子』に名称変更している)の異名を持ち、その異名通り貴族風の衣装を身に纏っており、言動も紳士的ではあるがどこかキザったらしい。絶対王者であるモーリス・シューメーカーの台詞から、アイドルであるらしい。
美しい女性には目がなく、同じ参加者である女性逃走者西洞院ルナを「ルナティン」、フェザリー・ギバーを「フェザりん」、セイラ・ピーボディを『ピボっち』と、女性を(勝手に)あだ名で呼ぶ癖がある。
第2話ではミッションに参加しようとしていたフェザリーに代わりアイテムであるビームガンを手にして共にミッションに参加した。しかし、ミッション中にビームガンがエネルギー切れになるとあっさりビームガンを放り捨てて降りるなど切り替えが早いクレバーな一面もある。
しかし、『怪獣を撃退する為に必要なアイテムと引き換えに50万のボーナスを得る』と言うボーナスミッションを聞いても、『賞金が増えたところで、逃げ切らなければ意味はないし、何より逃走者として、スターとしての美学に反する!』ときっぱり言い切る誇り高い一面もある。ロンドンステージで唯一自首をした事で賞金を手に入れたペンタ・バッカーナに対しても、『批判は出来ないけど、スターである僕の美学には反する』と言ってることからも、本人は自首については批判的な姿勢である。また、目立ちたがり屋である一方で自分が認めた相手には敬意を評する一面もあり、第8話で颯也と再会した時、初参加でありながらあと少しで逃走成功出来た彼の健闘を認め、モーリスと共に『ルーキー』と呼ばず名前で呼ぶようになり32話で新ステージ開幕直前ガスティンの猛特訓を受け顔を見せた時、彼の成長を認めた発言をしている。
過去にも逃走中に参加して逃走成功も成したことがあり、モーリスに並ぶベテラン逃走者のようで、渋谷ステージでも残り時間5分まで生き残っており、2体のハンターに挟まれたことで確保されてしまったが、まだ余力を残している様子であった。
なお、彼に口説かれていたルナ、フェザリー、ピーボディは全員彼の事を相手にしておらず、ルナは『勝手に変なあだ名付けないでよ…』と文句を言い、ピーボディにはミッション中かつ怪獣の身体の上を登っている最中に話しかけられた事もあって『足手纏いよ!付いてこないで!』と言われる始末(まぁ、実際この時の彼はミッションに参加していたが、特に何もしていないのでピーボディにこう言われても仕方がない)。大勢の女性ファンを持つ人気スターではあるが、逃走中のゲーム内では女性逃走者からの受けは良くないらしい。因みに本人曰く『ほって置かれるのが大っ嫌い』らしい。一方で、オワリ城ステージで知り合った兎桜マリンとは、相手が歌劇団のスターと言うこともあってか、気が合っている様子も見せていた。
「逃走中グレートチャンピオンツアー」の第一ステージ「オワリ城」では、主にハンターを引きつける囮役として他の逃走者をサポートし、中盤で油断して確保されてしまったが、オワリの城終了時点での総合ランキングでは5位と上位にランクインした。
しかし、続く第二ステージ「ロンドン」では、パンナ・ラヴ達とチームを組んで最初のミッションに挑もうとした矢先、ハンターに見つかって逃げていたが、なんと転がっていた空瓶に足をとられてしまったところをハンターに確保されてしまい、ロンドンステージ最初の確保者となってしまった。このあまりに呆気ない確保に、彼のファンである女性観戦者達は驚きショックを受けていたが、本人は悔しがるどころか相変わらずのキザったらしい台詞と共に牢獄に送られていった。しかし、実はこの確保はある人物が意図的に仕組んだものであることが28話で判明した。
なお、確保された後も26話や27話、28話で少しだけ出番がある。
ロンドンステージでの早々のリタイアによって大きく順位が下がったと思われていたが、32話でロンドンステージから数ヶ月後の総合ランキングでは5位をキープしており、その高い実力は健在である事が窺える。
第33話からの魔法都市ステージでは、ルナの姉である西洞院ナギとペアを組んで行動を共にすることになったのだが、彼女は周りの人間に不運をもたらす人物である事を知らず、階段を登っていたら足場が崩れる、彼女が倒した梯子の下敷きになるなど災難に見舞われるが、本人は気にせずナギを励ましている。
確保時に台詞、シブヤは「流れ星のように美しく散る。これもスターの宿命かな。」、オワリ城は「ウ・ソ・だ・ろ〜!?」、
ロンドンは「牢獄に行っても僕の輝きは永遠に君たちのものさ!」、魔法都市は「不明」アメリカは「不明」パリは「不明」。
ウォークライ
クライトリガーは所持していたものの、出番はかなり遅れて38話にて使用。煙草を加えた美男子の幻影を召喚し、シド本人の甘い囁きで女性エネミーを魅了し、自分の言う事を聞かせる『恋の奴隷』にする。相手が女性(雌)であればアヌビスの様なボスクラスの敵ですら怯ませる程度の効果はあるが、そもそも対象が女性エネミー限定な上、女性であっても69話の様に洗脳状態にある相手には効果は数秒程度しか効かず、すぐに解除されてしまったりと、限定的な条件もあって出番、効果ともに不遇。
関連タグ
東御手洗清司郎…同じ枠の前番組デジモンゴーストゲームにおける中の人繋がり。ただし、こちらは普段は臆病な性格の持ち主である。
エド・フェニックス:中の人繋がりかつ名前に『フェニックス』が付いているキャラクター。オマケに名前も一文字違いである。多くの視聴者がシドの名前と演者から彼を連想しており、Twitter上でも話題になって、『デュエル強そう』、『その内「イヤッッホォォォオオォオウ!!」とでも言うんじゃないか?』とネタにされていた。なお、シドと同じくキザな性格ではあるが、女好きではない。
キャベンディッシュ:30分後のアニメに登場する中の人繋がりでかつナルシスト繋がりのキャラ
平滝夜叉丸…ナルシストキャラ繋がり。ただし、こちらは女好きではなく、むしろ女の子達からは避けられる傾向にある。なお、このキャラの同室相手はシドと声が同じである。
井上裕介:過去に逃走中に参戦した事があるお笑い芸人。普段からコントでナルシストな役をやっており、逃走中でもそのキャラは健在で、シドと同じく女性逃走者をよく口説いている。
しかし、24年4月7日の「浅草の相棒」篇では初参戦の小栗有以にゲームのアドバイスを行うなど常連出演者の貫禄と知識を見せており、総合的に見ると一番近い人物であると言える。
斎藤司:逃走中に度々出演しているお笑い芸人。成績は先述の井上と比べると低めだが、様々な逃走者と面識があり、23年12月31日の「お台場リベンジャーズ」篇ではKep1erのヒカルを復活させる為に動き、最終的に彼女を守って確保される等、女性に優しい一面を見せていた。