CV:田村睦心
概要
『逃走中グレートミッション』の世界の逃走中に参加している女性逃走者で、『ボルダリングの天使』(49話からは『ボルダリングの女王』に変更している)と称されている19歳の少女。そのあだ名の通り指がかかるならどんな壁でも登ることが出来るボルダリングの天才であり、ビルの壁によじ登ってハンターの目を掻い潜る事を得意としている。逃走中の参加の目的は『今度こそ逃げ切って、賞金で月のコロニーを登り切る旅に出る』為であり、この際の彼女のセリフから、逃走中のゲームには何度か参加していた事が窺える。
5話での復活ミッションに参加し、シブラーの身体を登って弱点であるコアにあと少しと言うところで、ハンターに追われていたペンタ・バッカーナがジェットパックで突っ込んできたことで落下。危うく死にかけるが、信楽たぬき男がクッションを投げた事で助かり難を逃れた……のだが、そこへ運悪くハンターが来てしまい、逃げる暇もなく確保されてしまった。なお、彼女が捕まった事で、この時点で逃走中に参加していた女性逃走者は全員確保されてしまった(ヒロインの西洞院ルナのみ、復活ミッションの成功で復活している)。
『逃走中グレートチャンピオンツアー』第一ステージ『オワリ城ステージ』では、第四ミッション中に得意のボルダリングで城の石垣を登ってハンターを撒こうとしたが、上からの落石に驚いて落下してしまい、危うく落下死しかけたところをハンターがピーボディの腕を掴んだお陰で、確保されるが命は助かる結果となった。ミッションクリアに果敢に挑んではいたが、オワリ城ステージ終了時の総合ランキングは20人中11位と少し低めのランクインとなった。
第二ステージ『ロンドン』では、『クラーケンに捕まった西洞院ルナとオペラ歌手を救う』ミッション攻略の為、ロンドンステージにあるビッグベンに登って時計台の鐘を鳴らしてセイレーンの怪音波を無力化し、ミッションクリアに大きく貢献した。
続く第23話の『ドラキュラ城行きの列車の切符を手に入れろ!』のミッションの最中、吸血鬼に追われて壁を登って逃げようとしたが、逃げた先にハンターがおり、吸血鬼とハンターに挟まれる形でハンターに確保されてしまった。なお、ハンターに確保されるのが後一歩遅かったら、吸血鬼によって大怪我、或いは自分も吸血鬼にされていた可能性があり、またもハンターによって救われた形となった。
魔法都市ステージの最初のミッションでは、高みから4枚目の石板を乗せた荷車を見つけたり、「町中のミイラが集会所に集まっている」と情報を他の逃走者達に知らせている。
中盤まで残ったが、脱落ミッション(逃走者を5人に絞って現在のエリアを出ないと全員が強制失格になる)で逃走者を脱落させる策に出たペンタが使った魔法『ジットン』で身動きが取れなくなってしまい、その上彼が大声でハンターを呼び寄せたのでそのまま確保された。
48話でA7コロニーがカイロス社によって乗っ取られたためハーヴェストに呼ばれ一緒にいたクレアと共に逃走中に出場すべくA3コロニーに向かった。
ボルダリングの天才だが、皮肉にもシブヤとオワリ城のステージではいずれもそのボルダリング中に落下した事でハンターに確保されるという共通点がある(しかも、どちらも助けられていなければ間違いなく死んでいた)。
確保時の台詞、魔法都市は「もう〜絶対許さないんだからね〜!」。
余談
オワリ城ステージでは最初のミッションでルナと行動を共にしたり、第二EDでは2人で食べ歩きをするなど、仲が良い様子を見せている。因みにルナは普通にクレープを食べているのに対し、ピーボディの方は7段も積まれたアイスクリームを手にしており、かなりのスイーツ(アイス)好きと思われる。