CV.置鮎龍太郎
人物
アニメ『逃走中グレートミッション』の世界の『逃走中』の絶対王者。28歳。超人的な身体能力と的確な判断力で、幾度となく逃走成功を達成している大スターであり、ゲーム内でも『ミスター・パーフェクト』の異名で呼ばれている。
巨万の富を得ており、抜群の人気を誇る。トムラ颯也の憧れの存在である。
物語開始時点で9回連続で逃走中を逃げ切っている圧倒的な実力を持っており、他の逃走者からも『ミッションで彼と行動を共にすれば安全』と強い信頼を得ている。本人もミッションには積極的に参加し、ミッションクリアの為に他の逃走者と協力し、的確な指示を出すリーダーとして活躍する。
一方で絶対王者と言う立場ではあるが、常にトレーニングを欠かさない努力家である。
颯也の事はまだ逃走中初心者と言うことから『ルーキー』と呼んでいるが、初参加で高いポテンシャルを見せる颯也に期待しているようであり、ミッション中に冷静さを無くして焦る颯也を落ち着かせたり、アイテムを忘れそうになっていたのを止めて持って行くのを忘れるなと注意するなど、何かと気にかけている。第7話で最終的に逃げ切る事に成功し、10回連続の逃走成功を果たしたが、多くのミッションクリアに大きく貢献し、あと少しで逃げ切る事が出来た颯也の活躍を讃え、後日、『今回の逃走中の真の勝者は颯也である』と、自分が手に入れた賞金の一部を送金しており、これによって颯也は逃走成功は出来なかったが大金を手にする事ができ、弟であるトムラハルとの約束を果たす事が出来たのであった。
第8話で颯也と再会した時、前回の彼の健闘を認めシドと共に『ルーキー』と呼ばず名前で呼ぶようになった。
グレートチャンピオンツアー第一ステージの『オワリ城ステージ』では、第一ミッション中に行方不明になってしまったが、実は人知れずハンターを引きつけて逃げており、最終的に西洞院ルナと共に11回連続逃走成功を果たし、ランキング1位となった。しかし、怪我を負ってしまった為、次のステージを辞退し、療養をする選択をとる事にした。
第二ステージ『霧の都ロンドンステージ』では特等席らしき場所から観戦していた。
魔法都市ステージから復帰し、颯也達がいるジャガリア王国側ではなくガルーダル王国側の逃走者として参加。見事に逃げ記録を更新する。
しかし次に行われたTOYワールドステージでの無茶苦茶なゲーム内容で急遽中止になりこのことを不審に思ったハルとガスティンと共に行動に動く。そして月村を救出し狼月を誘拐罪で逮捕させ逃走中の奪還に成功。そしてウォークライの影響で2日間寝込んでいた颯也を見舞った。
颯也に逃走中の何たるかを教えた参加者の1人でもあり、個人戦である逃走中は互いの利害が相反すれば綺麗ごとでは収まらない展開になることもあるのだと諭した。
なお、職業については不明だが、Missions25以降のEDを見るとスーツ姿にネクタイを着用しているのでビジネスマンあるいは会社経営者と考えられる。
Missions62において、彼こそがペコ婆が颯也に言っていた「グレーエリアから逃走中に参加したという伝説を使った人物」である事が判明した。
当時の逃走中のチャンピオンであったガスティンに弟子入りし、彼の指導のもとで逃走中に参戦し続けていたが、あるゲーム中にウォークライの力(名前やどのような能力なのかは具体的には不明だが、暴走時には周囲を火の海に包み、自身も炎の魔人のような禍々しい姿に変貌していた)が暴走して危うく大惨事になりかけていたところをガスティンが止め、その一件で本来の名を捨て『モーリス・シューメーカー』と名乗るようになり、ウォークライの使用も封印していた。
関連タグ
過去に呪われし逃走者※ネタバレ注意
田中卓志:本家に最も多く参加している常連逃走者で、高い身体能力と的確な判断力の持ち主であり、ゲーム内の知識を誰よりも有しているのは勿論、50代を目前に控えた現在もゲーム後半まで生き残る実力を兼ね備える等、本家における彼が最も近い人と思える(ただし連続逃走成功はしていない。しかし、2023年末の生放送での逃走中で2回目の逃走成功を果たした)。
また、2012年から2014年まで同番組に10回連続出演を果たしており、内4回は最終盤まで残っている。
ゼロ:過去に発売されたアクションゲームのシリーズものの主人公で中の人が同じ。また、もう一人の主人公は颯也と中の人が同じ。(※5から7作品に限る)
鵺野鳴介:本作のキャラクターデザイン原案の岡野剛が過去に作画していた漫画地獄先生ぬ~べ~の主人公でアニメ化した際に演じたのがモーリスと同じ置鮎であるため、連想した視聴者も多いと思われる。