新番組予告
僕・ロランとキース、フランは、地球に降ろされた。
それから2年…
お嬢さん方の暮らしを見ながら、地球に馴染んできた僕は、この素晴らしい地球に、みんなで帰って来てほしいと叫んでいた。
∀ガンダム『月に吠える』
ご覧のチャンネルで、ターンエーの風が吹く…
概要
ガンダムシリーズ生誕20周年記念作品たる∀ガンダムの第1話。
ロランが仲間と共に月から地球にやってきた時から始まり、彼が地球で生活していくのが描かれる。
尚、この回には戦闘シーンは無く、更に主人公機であるターンAガンダムは登場せず、登場するMSはフラットのみと言うガンダムシリーズでも異例な第1話となっている。
そしてOPも無し。
ストーリー
月の民であるムーンレィスの少年ロラン・セアック、キース・レジェ、フラン・ドールの3名はフラットに乗り、地球帰還計画の前段階である環境適応テストのためひそかに地球の北アメリア大陸イングレッサ領鉱山町ビシニティへ降下した。
3人はフラットを埋めるとそこで別れた。ロランはコヨーテに襲撃されたが飛行船に乗った男に助けられる。
そして初めて見た地球の川で泳ぐが川の流れで溺れてしまい、たまたまそこで祭の為に体を清めていたキエル・ハイムとソシエ・ハイムに助けられる。働くつもりだったビシニティの鉱山主であるハイム家に拾われたロランはキエルの口利きで鉱山で働けるようになったが彼はキエルの姿に月を統括する女王ディアナ・ソレルの面影を見る。その夜、ビシニティでの成人式が行われ、ロランはマウンテンサイクル山にあるホワイトドールと呼ばれる御神体の石像に興味を抱く。
それから2年後、鉱山で働くロランは機械に詳しいと言う点が認められてハイム家当主ディランから運転手に任命される。そこでガリア大陸からの侵略に備えて戦闘機などの近代兵器を有する軍隊ミリシャを結成しつつ、これを機に工業化社会を作ろうと検討するイングレッサ領主グエン・サード・ラインフォードと出会う。それは2年前にロランを助けた飛行船の男だった。
またロランはディランの口利きでソシエと共に2年遅れの成人式への参加を認められるようになった。
その後、運転手になったロランは首都ノックスでパン屋の従業員になっていたキースと再会、そして後日には新聞記者となったフランとも再会した。
二人からフラットの様子を見に行ってくれと言われたロランはある夜にフラットの埋まった山に来て、月に向かって吠えたのだった。
ロラン「皆・・・地球ってとってもいい所だぞ!早く戻って来い!地球はとてもいい所だ!皆!早く戻って来ーーーい!!」
だがこの時のロランは知る由もなかった。故郷である月と地球の戦いが巻き起こり、自分がその戦いに巻き込まれ、更にはガンダムと言う運命と出会う事になるなど・・・
関連タグ
ガンダムシリーズ第1話リンク
月は出ているか?(機動新世紀ガンダムX)←月に吠える→偽りの平和(機動戦士ガンダムSEED)