概要
小説版∀ガンダム(佐藤茂版)登場する巨大モビルスーツ。
見た目が黒いという事とホワイトドールに似た外見を持つ事から、「ブラックドール」の名で呼ばれる。
ロストマウンテンから発掘された機体であり、全長がウォドムと同じく40メートルあるなど、サイコガンダムと比較すると更に大型化している。
「黒い館」と呼ばれる飛行形態への変形機構を有するが、その全長から機体の機動性は低く、重力下では動くだけで手一杯という有り様であった。
武装・装甲はすべて揃っており、機体に搭載された火力は戦艦並み。核の直撃にも耐えうるだけの装甲を有する。しかしながら、実戦に配備できる完成度とは言い難く、プロトタイプもしくは機構試作機と見られている。
パイロットは自暴自棄になったグエン・サード・ラインフォード。味方に裏切られた彼が切り札として使用。強化人間どころか訓練を受けたパイロットでもないグエンであっても問題なく操縦できるが、これに関する詳細は不明。
ちなみに、ブラックドールの再現として、スーパーロボット大戦α外伝やGジェネレーションでは「サイコガンダムに乗るグエン」が敵キャラとして登場する(スーパーロボット大戦Zでは直接乗らないが、サイコガンダムに加えて黒い巨大ガンダムに因んでサイコガンダムに加えデストロイガンダムを引き連れてくる。パイロットは全機自立回路)。
関連項目
サイコガンダム…恐らく原型機。